土壁乾き始める@葉山と邸110706
先月に塗り終えた土壁が
乾き始め、
現在大工が
床板を貼り進めています。
昼間の屋外は
太陽がギラギラと照りつけ、
歩くとボーッとなるくらい
暑かったのですが、
土壁に囲まれた
現場に入ると、
壁の廻りや窓の一部を
ぐるりとブルーシートで
覆っているにもかかわらず、
スーッと涼しい感じがしました。
やはり土壁は、
温度変化が緩やかで
夏凌ぎやすいですね。
熱中症、夏の省エネ対策に、
土壁の家はどうでしょう(笑)
先月に塗り終えた土壁が
乾き始め、
現在大工が
床板を貼り進めています。
昼間の屋外は
太陽がギラギラと照りつけ、
歩くとボーッとなるくらい
暑かったのですが、
土壁に囲まれた
現場に入ると、
壁の廻りや窓の一部を
ぐるりとブルーシートで
覆っているにもかかわらず、
スーッと涼しい感じがしました。
やはり土壁は、
温度変化が緩やかで
夏凌ぎやすいですね。
熱中症、夏の省エネ対策に、
土壁の家はどうでしょう(笑)
この家の居間の角には、
両方向にそれぞれ6尺全開する
窓を設けています。
これまでこの場所には、
雨が入らないように
ずーっとブルーシートが
被さっていたのですが、
昨日ようやく建具が入り、
ここから風が入るようになりました。
蒸し暑いこの時期だけに、
やはり全然違います。
この時期確かに暑いですが、
風はまだまだ涼しくて
気持ちいい!ですね。
ところで下の写真は、
その部分の窓の網戸。
大きな網戸のため、
一枚では網が張りきれないので、
中間に格子状の中桟を
設けました。
見学会で多くの方が
関心を示したものの一つは、
栗のキッチンと柔らかなタイル。
栗とタイルにより、
あたたかみのある
空間となっています。
最近私がよく取り入れる
栗のキッチンは、
茨城に会社、上越に工房を持つ、
大樹の会による製作です。
今日の昼過ぎ、
建具屋が3人いて、
水道屋がいて、
電気屋がいて、
ガス屋がいて、
金物屋が2人いて、
大工も来て、
きらくなたてものやも
2人いて、
合計何と10人が
現場を駆けずり回っていました。
風が通る雨戸を
吊り込む作業。
幅6尺あるので、
重い!のだそうです。
格子状の中桟がある網戸を
吊り込む作業。
幅6尺あるので、
網が一枚で貼れないため、
格子状の中桟を
設けました。
本日のメインイベントの一つ、
金物で作った垂壁を
4人がかりで支え、
取り付けました。
私もそのために呼ばれて
現場に行ったようなものでした(笑)
暑さ寒さを
和らげるため、
日本の家には
縁側という外との緩衝帯を設け、
そこを介して、
閉じたり開いたりできる仕掛けを
作ってきたわけですが、
横浜こ邸もそれに倣い、
幅4尺の縁側を南側に設け、
夏は開放的に、
冬はどこからともなく
障子が閉められる
仕掛けを作っています。
どこからともなく、
というのが大事なところで、
障子は断熱性や意匠性に
優れていますが、
普通に引き違いで納めてしまうと、
半分は外への視線と風通しが
遮られてしまいます。
ですのでこの家に
取り付けられている障子は全て、
ありかなしかを選択できるよう、
壁に引き込まれるように
なっています。
2階の納戸には、
ステンドグラスが入った
小窓があります。
そこを開けて覗いてみると、
1階居間の様子と梁組みが
見えてきます。
こうして
小さくつなげることで、
家が何だか楽しいものに
感じられます。
そして案外、
小さな窓でも
風が通るのです。
久しぶりに、
Yシャツとネクタイ。
そう今日は、
元スタッフ橋北の結婚式。
自宅兼用の事務所のため、
自ずと毎日のように
我が家にいて、
家族の一員のような
感じがしていたので、
ムスメを嫁に出す父親を
疑似体験したような
気になりつつも、
たくさんの友人と
ご家族の愛に包まれ、
幸せそうな彼女を見て、
この先幸せな家庭を
築いてくれることを確信し、
とても嬉しく思いました。
今日のことを
建主さんや職人たちに報告し、
幸せのおすそ分けを
したいと思います。
それでは橋北さん、
お幸せに!
幸せな姿を見せに、
いつか二人で
ぜひ鎌倉に顔を出してください。
サッシの下地となる
まぐさ窓台が
入り終わっていました。
まぐさとは、
サッシの下地となる
横の木の上のほう、
窓台とは、
サッシの下地となる
横の木の下のほう。
来週には現場にサッシが入り、
順次取り付けられていきます。