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2011年9月16日

上で気を抜けば

カテゴリー: 今日のできごと

題の意味は、
2階でだらんと
過ごしましょう。

いやいや、
温熱環境の話です。

近所の鎌倉く邸では、
建物の一番高いところに、
換気用の小さな窓を付けています。

この夏ずっと
開け忘れていたらしいのですが、
開けてみると
家全体の体感温度が
全然変わったようです。

熱い空気は上に行きますからね。
それを排気できるようにするだけで
違うのかもしれません。

断熱性能の強化も
大事かもしれませんが、

心地よく暮らすために、
こうした工夫も
大事なのではないかと思うのです。

来週開催のトークセッションにて
この点についても
触れたいと思います。

2011年9月15日

2階に居間

カテゴリー: 横浜栄こ邸

横浜こ邸にて。

ここは2世帯が暮らす家なので、
2階にも居間があります。

2階は小屋組みが見えるので、
空間が伸びやかに感じます。

キッチンも
内装制限がかからないので、
開放的に設計できます。

動線計画が解決すれば、
2階に居間を持ってくるというのも
一案です。

2011年9月14日

木を抱いて寝る犬

カテゴリー: 今日のできごと

我が家の居間の一角に、
自然な形をした
カヤとケヤキの木が
立っています。

今日の昼間
ジェットくんは、
ケヤキの木を抱くように
すやすやと寝ていました。

暑い日ジェットくんは、
こうして床に
ドテッと横になって寝ます。

一方寒い冬の日は、
身体を丸めて。

寝方で季節が
分かりますね。

しかし昼間から
本当に気持ちよさそうに
寝るなー。

うらやましいです(笑)

伝統的建築と環境性能トークセッション&9月カキシブ隊のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

日中は夏が戻ってきたような
暑さが続きますね。

しかし夜は風が涼しく、
秋の虫が鳴き、
確実に秋は
深まっているようです。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

早速ですが表記の件、
9月末〜10月初めにかけて
今年のUIA大会(第24回世界建築会議)
東京で行われます。

UIA大会は
建築のオリンピックのような位置づけで、
東京各地で建築に関する
様々なイベントが行われるようです。

そのうちの一つに、
僭越ながら登壇させていただくことになりました。

テーマは「伝統的建築と環境性能」。
環境負荷の低減が
社会的に重要な課題の一つである今日、
環境性能の視点で伝統的建築を語る
トークセッションです。

伝統的建築の設計に関わる端くれとして、
今の思い、今の考えを
お話しできれればと思っております。

またこのトークセッションが行われる背景には、
将来策定されるであろう
「改正省エネ法」の内容の方向性について
議論を投げかけたい、という思惑もあります。

と申しますのも今の流れでは、
環境性能の評価の視点は断熱性だけで、
これではますます
作る過程において環境負荷の小さいはずの
木組みと土壁という伝統的な建築づくりが
難しくなってしまう可能性があるからです。

多くの方々にお越しいただき、
この問題について
関心を持っていただければ幸いです。

■トークセッション「伝統的建築と環境性能」

*日時:平成23年9月25日(日) 15:30〜17:00
*場所:東京ビルTOKIAガレリア(東京国際フォーラム隣)

*参加費:無料
*定員:80名(先着順)

*登壇者

モデレーター
井口直巳
JIA環境行動ラボ副代表

前真之
東京大学大学院工学系研究科 東京電力寄付講座 准教授

古川保
すまい塾古川設計室主宰(熊本市)
※職人が作る木の家ネット会員

日高保
きらくなたてものや主宰(鎌倉市)
※職人が作る木の家ネット会員

*主催
UIA 2050 EARTH CATALOGOE展 実行委員会

UIA(世界建築会議)とは?
著名建築家や技術者、研究者、学生など約1万人が3年に一度世界中から集まる、“建築界のオリンピック”とも呼ばれる世界最大級の建築イベントです。およそ1週間の大会期間中、講演やセミナー、プレゼンテーション、ワークショップ、展覧会、ツアーなど、大会テーマに基づく多彩なプログラムが開かれ、これからの建築や都市のあり方を探っていきます。

2050 EARTH CATALOGOE展 実行委員会とは?
2050 年社会の英知とヒント、思想を、「Environment/環境」「Culture/文化」「Life/生命」の3つのテーマで展示します。世界が1つになり、災害を乗り越え、持続可能な社会に近づくよう、来場者それぞれが「2050 年の社会」を考え、世界に発信するきっかけとなるようにと願いを込めています。

*共催
UIA 2011 東京大会 日本組織委員会(JOB)

*協力団体
JIA環境行動ラボ
東京建築士会環境委員会

■9月のカキシブ隊のご案内

皆さん、こちらもぜひ!

・日時:平成23年9月17日(土) 9:00〜日没まで
・場所:厚木市飯山 吉岡木材
・集合:9:00現地集合(本厚木駅からバスでアクセス可能です。)

【連絡事項】
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
(柿渋は衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
・雨天中止の場合、当日7時までに作業実施を決定のうえ連絡申し上げます。
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、改めて個別にさせていただきます。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

2011年9月13日

全体を見渡して個を考える@2011木の建築塾①

カテゴリー: 今日のできごと

少し報告が遅れましたが、
先週金曜日は、
2011木の建築塾の第1回。

太田 邦夫氏により、
ヨーロッパと日本の
伝統的な木造建築と町並み
についてお話をいただきました。

三度の飯より建築が好きだ!
ということが伝わってくる
たいへん面白い講義でした。

そして、
各国各町の町並みの写真を見て、
美しい町並みとは何か
ということを、
考えさせられる講義でした。

日本の町の
混沌とした風景は、
それはそれで
日本らしくていいと思うのですが、

それにしても、
おもちゃ箱をひっくり返して
散らかりっ放しといった感じの
町並みです。

それぞれの土地、
それぞれの建主、
それぞれのおカネの状況が
産み出した結果なのでしょうが、

全体の美しさを
考慮したうえで
個別の建築を考える
という視点が
もっと根付いてほしい
と思いました。

そのためには、
建築文化の種蒔きを
地道に行っていくことが
必要だと考えています。

その一つが
この木の建築塾。

今年は
国際森林年と建築という
少しカタいテーマですが、
いずれの講師も
たいへんお話の面白い方々です。

1回限りでもかまいません、
ぜひお気軽にお越しください。

2011年9月12日

秋の空はキャンバス

カテゴリー: 今日のできごと

一昨日開催された
子どもたちの中学校の
体育祭にて。

空の端から端まで、
一筋の飛行機雲がかかり、
真っ青な空を
真っ二つに割っていました。

今日は仲秋の名月。

絵に描いたような
大きくて真ん丸なお月さまが
闇の中で静かに光っていました。

そういえば
昨日の原発卒業パレード
まちの中を練り歩いている間、
未確認飛行物体が
空を飛んでいました。

ま、何かなんでしょうが、
秋の空に奇跡、を感じました。

2011年9月11日

恒例ピスカリア

カテゴリー: 今日のできごと

明日は息子ゲンの誕生日。

先月は姉さんカナコと
ヨメの誕生日を
ピスカリアでお祝いした
ばかりだったのですが、

ゲンにどこ行く?
と訊いたら、
少し迷った末、
「ピスカリア」。

いえいえ今回も正解、
美味しく楽しく、
家族とのひとときを
過ごしました。

ゲンも自分の判断が、
正しかったと自我自賛。

もう恒例で
いいと思います(笑)

一本足お堂

カテゴリー: 今日のできごと

原発卒業パレード
遊行寺まで歩いた後、

家に帰る途中、
遊行寺の近くの
三島山感応院に
立ち寄りました。

つい昨日、
その境内に
一本の軸柱だけで立つ
お堂があるという話を
聞いたからです。

こうして見ると、
昔の建物って、
けっこう遊び心満載ですよね。

そして絶妙なバランスの上に
立派なお堂を建ててしまう
日本建築の技術力に
改めて脱帽です。

それにしても
まいりました。

この場所は
実家から歩いて
10分もかからないのに、
こんな楽しい建物が
近くにあったとは
知りませんでした。

元気出た@原発卒業パレードにて

カテゴリー: 今日のできごと

今日は午後から、
原発卒業ダヨ全員集合!のパレード。

午前中、
地元の会合を終えた後、
いざ藤沢駅へ。

まずは革靴屋の山田さん
チーム体育会を組み、
駅前でチラシを配って、
景気づけることにしました。

今日の集会の理念に
大いに共感しつつも、
なかなか力になれなかった分、
当日少しでも恩返しです。

当日開催のイベントのチラシを
街ゆく人たちが
受け取ってくれるかなあ
という不安もありましたが、

これがなかなか反応がよくて、
向こうから「チラシちょうだい」
という人も何人かいたくらい、
その不安は杞憂に終わりました。

それだけ関心の高い
問題なんだな、と思いました。

そして20分ほどで
約80枚のチラシを配り終えた後、
山田さんとスタート地点の
奥田公園に向かったのですが、

出発までまだ30分ほどあるというのに、
すごい人だかりにビックリ!

広場が熱気で
満ち溢れていました。

かといってそれは
怒号と否定で
埋め尽くされたものではなく、
実に楽しげで
爽やかな風を感じる
熱気でした。

実際歩き始めて、
滴る汗が気持ちよく、
本当に楽しかったです。

そして
同じ問題意識を持っている人が
老若男女問わず、
地元でこんなにも多いことに
元気をもらいました。

この力がいい形で
次につながっていくと
いいですね!