2011年12月30日
今日所用で「きなりの家」に
伺いました。
きなりの家とは、
11年前に完成した
14世帯のコーポラティブハウスで、
安全な素材を吟味し、
自然エネルギーを活用、
屋上には家庭菜園、
そして当時としては珍しい
外断熱にも挑戦、
という設計上の取り組みが
注目を浴びましたが、
私は当時その陰で、
設計ではなく、
事業コーディネーターとして
関わらせていただいておりました。
設計がハード面だとすれば、
コーディネートは、
組合員の募集だったり、
不動産取引だったり、
管理規約等の作成だったり、
コミュニティ形成の手助けをしたりと、
いわばソフト面の仕事で、
当時私は設計屋ではなく、
背広を着てネクタイ締めて、
そのような仕事をしていたのですね。
そのあたりの話は
追々触れるとして、
いずれにしましても、
11年ぶりです。
しかも今日は、
年末恒例のもちつき大会だったので、
多くの皆さんが中庭に集っていました。
11年経つと、
大人たちはまだ変わらず元気で、
誰が誰だか明確に分かるのですが、
子どもたちとなると、
とくに女の子は
紹介されないと
正直分かりませんでした。
しかも住民の方の教え子の
大学生も混ざっていたので、
余計に誰が誰だか怪しい状況でした。
考えてみれば、
11年前幼稚園児だった子が、
今は高校生、
小学校高学年だった子は、
大学を卒業しようかという年齢です。
子どもを見て、
月日の流れを感じました。
そういえば私も当時は、
夢を持ち始めたとはいえ、
今の道は想像できなかったなあ。