夏の雨の降る日に
きらくなたてものやにとって
とても大切な方が一人、
天へと旅立ちました。
以前の建主さんであり、
所員のお父様にあたる方です。
まだまだこれから、
というお歳なのに、
たいへん無念でなりません。
とても温かく、
優しい雰囲気の方で、
ずっと猛暑の日が
続いていたのに、
お別れの日を
敢えて雨混じりの涼しい日を
選んでくださったのも、
故人の優しさからくる
お気遣いだったのだと思います。
いや「お別れ」と申しましたが、
それは私にとってずっとずっと
先のことです。
なぜならば数年前、
職人たちと共に作った
家づくりの記憶と、
我が子に授けた
何よりも代え難い経験は、
この先ずっと生き続けるからです。
今後はこの世ではなく
天に場所を移すことになりますが、
引き続きこの先
それらが生き続ける様を
どうぞお見守りください。
そして私たちは感謝を胸に、
しっかりとそれを
生かし続けたいと思います。
これまで本当に
おつかれさまでした。
そして、ありがとうございました。
・・・・・
以上によりたいへん恐れ入りますが、
ここ数日業務を縮小しております。
皆様、ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご理解のほど、
よろしくお願いいたします。