七色の銅
鎌倉た邸では、
2つ分のエアコンの配管を
壁を伝って2階から地上へ
下ろさなければなりません。
道路から見て
裏手といえば裏手ですが、
方向によっては
見上げるとよく見えるので、
よくあるプラスティックの
既製品ではなく、
銅で包むことにしました。
取り付けてから約1ヵ月、
当初の妖しい輝きから、
鈍い色に落ち着くまでの移行期間、
その両面を持ち合わせた
七色の表情を放っていました。
伝統的に用いる素材は、
経年変化していくものが多いですが、
その中でも銅の楽しさは、
際立っていますね。