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2011年5月26日

葉山と邸110526

カテゴリー: 葉山と邸

各職方と打ち合わせのため、
現場へ。

今日私は前後の予定の都合で
竹小舞の作業は行いませんでしたが、

建主さんたちが
合間を見つけては
作業してくださっているので、
難関の階段部分が進んでいました。

現在8〜9合目といった
ところでしょうか。

主に私たちが
「ホネ」になる部分を行い、
そして建主さんたちは、
仕上げていくという方法でやれば、
現場で一緒にならなくても、
仕事を進めていくことができます。

しかし明日は、
久しぶりに一堂に会して作業!

お天気が心配ですが、
我こそも!という方はぜひ
お越しください。

2011年5月25日

ヒマラヤスギの香る玄関

カテゴリー: 鎌倉た邸

鎌倉た邸では、
門から玄関に至る天井に、
一定のリズムで
ヒマラヤスギの梁が
並んでいます。

現場の中に入る時も、
もちろんここを潜って
入るのですが、

湿気の都合か、
気温の都合か、
お天気によっては、
ヒマラヤスギの
何とも言えない
爽やかな香りが
漂います。

今日も香りを
強く感じることが
できました。

香りのする木を
玄関に持ってくるのは
人を迎え入れる空間として、
またその日の様子が
分かったりもするので
いいかもしれませんね。

地に足どっぷり浸けて

カテゴリー: 地域活動

ここ数年、
柞の森音楽祭だったり、
地域教育懇話会だったり、
教育に関わる地域活動のお手伝いを
させていただいていました。

これは今の住宅文化の現状から、
子どもの頃に住まいの教育が
必要なのではないかという
問題意識から始まったものなのですが、

これらの活動を通じて、
住まいの教育を実践できただけではなく、
地域の輪ができていくことの
楽しさと大切さを
感じることもできました。

…と思っていたら、
今年はそれ以上に
諸々地域活動の仕事の依頼が。

家が事務所であるがゆえに
平日も家に居ることが多く、
ブラブラしているように
きっと見えたのでしょう(笑)

回覧版の配布だったり、
慣れない金勘定だったり、
当初は正直、
煩雑だなあと思っていたのですが、

取り組んでみて
家から半径数百メートルの範囲でも
これまで案外知らなかったことが多く、

あるいは地元の方々に
私の仕事を知っていただいたりで、
(目立つ看板出してないですからね…)

地元の中でお互いに
新たな発見を見出す
いい機会となりました。

以前もここで書いた通り、
私はかつて
まちづくりの会社に所属し、
ほうぼうのまちの
仕事をしていた一方、
地元との関わりは薄く、
いつか何かしらの形で
地元のまちづくりに
関わりたいと思っていましたが、

まさかこうして
降って湧いてくるように
実現するとは(笑)

せっかくのこの機会、
楽しみながら
取り組みたいと思います。

2011年5月24日

葉山と邸110524

カテゴリー: 葉山と邸

午後のおやつの時間の頃、
現場へ到着。

一通り職人たちと
打ち合わせを済ませて、
夕暮れまで
竹小舞の作業を行いました。

夕暮れ時、
3階で仕事していたのですが、
ここから見える夕焼けの景色が
とても美しかったです。

江の島も富士山も
夕陽の影となって
浮き出ていました。

お風呂に位置する辺りから
写真を撮ったのですが、

この景色を眺めながら
お湯に浸かれることに
なりそうです。

どっぷりと日が暮れ、
室内の照明に
照らされた竹小舞。

竹小舞は、
夜景がきれいなので、
全部完成したら、
夜室内に照明を灯して
家全体を眺めてみたいです。

2011年5月23日

横浜こ邸110523

カテゴリー: 横浜栄こ邸

柔らかな表情を持つ
砂入り土佐漆喰が
外壁全面を
覆い尽くしました。

あとは、
板金屋が縦樋を付け、
水道屋が露出縦管を付けて、
ようやく一年半ぶりに
足場が外れます。

今のところ、
6月1日を予定。

2011年5月21日

木の建築学校 8回目

カテゴリー: 今日のできごと

今日は木の建築学校8回目、
木製建具デザイン図鑑の著者の一人、
松本昌義氏による
建具と開口部の講義でした。

建具は、
日本の住まいの中で
今も昔も変わらず、
意匠面においても
機能面においても
空間の質を左右する
大事な要素です。

大学の授業でも、
教えてほしいことの
一つですね。

八王子や邸の建具)

2011年5月20日

手広た邸カキシブ隊(第4回)

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

雲一つなく
青空が広がるお天気。

そんな絶好の空の下で
手広た邸のカキシブ隊4日目。

参加者は、
建主さんご夫妻と
きらくなたてものや3名。

平日なので、
こじんまりとした人数でしたが、
今日は主に
大小ある2階の床梁を塗り、
がっつりと仕事しました。

最後は、
玄関上にある
構造も兼ねている格子も塗装。

大工もたいへんだったと思いますが、
柿渋が脇に垂れやすいし、
本数はたくさんあるし、
塗るのもたいへんでした(笑)

誰だ、こんな設計をしたのは、
と自分を責めたりもしましたが(笑)
きっと美しい格子の姿が
待っていてくれるので、
またどこかで
やるんじゃないかと思います。

さあ、次回は6月2日(木)。
手広た邸最後のカキシブ隊の予定です。

柱を100本塗る予定なので、
たくさんの方に来ていただくと
とてもうれしいです!

2011年5月19日

横浜こ邸110519

カテゴリー: 横浜栄こ邸

今日は、
大工、左官屋、電気屋と
賑やかな現場でした。

現場へ行くと
まず目に飛び込んできたのは、
敷瓦の床。

それを廻るように
階段があります。

敷瓦はいつものように、
群馬藤岡の五十嵐さんが
達磨窯で焼いたもの。

炎が作る
様々な土の表情が楽しく、
またそれが面となり全体で
幽玄な存在感を
力強く放っていました。

大工は、
細々とした家具や造作工事。

今日は玄関の靴箱と、
洗面所の間仕切りに
取り組んでいました。

左官屋は、
今外壁の仕上げ塗り。

家に近づくと外壁の色が
モルタルのねずみ色から
淡い黄色に変わっていたので、
がらっと表情が
柔らかくなっていました。

なおこの家の仕上げは、
土佐漆喰が基。

最初黄色が強いですが、
次第に白くなってきます。

電気屋が照明器具を
取り付け始めました。

空間が仕上がってきた
証拠ですね。

一昨年秋に始まり、
これまで長い長かった道のりも、
まだ全く実感がありませんが、
もう少しで終着点を
迎えることができそうです。

葉山と邸110519

カテゴリー: 葉山と邸

サッシが入り始めました。

サッシが入るということは、
その上下に小さな壁が
ありますので、
その部分の竹小舞を
かくことができます。

行ったついでに、
少し作業してきました。

今竹小舞かきは、
7〜8合目といった
ところです。

ところで
間渡し竹がなくなってしまったので、
今日ボルボくんが、
運んでくれました。

最近またよく
モノを運んでくれる
ボルボくんです。

5月下旬ワークショップのご案内

カテゴリー: 告知・連絡

陽射しは汗ばむほどですが、
風は思いのほか涼しく、
窓を開けて仕事していると、
まだ寒いと感じるほどです。
しかし野良仕事だったり散歩するには、
とても気持ちがいい日が続きます。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて表記の件、
5月に開催するワークショップは
以下の通りです。

心地よい空の下、
家づくりの技術を学ぶとともに、
現代版「結」の楽しさを
ぜひ体感しに足をお運びください。

なおご参加いただける方はお手数ですが、
人数、交通手段を添えて、
以下のアドレス宛にご返事をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■5/20カキシブ隊のご案内
・日時:平成23年5月20日(金)
    9:00〜日没まで
・場所:厚木市飯山 吉岡木材
・集合:9:00現地集合
(本厚木駅からバスでアクセス可能です。)

■5/28竹小舞かき隊のご案内
・日時:平成23年5月28日(土)
    9:00〜日没まで
・場所:葉山町堀内
・集合:9:00現地集合

■共通の連絡事項
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
・雨天中止となります。
(当日7時までに作業実施を決定します。)
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、
 別途個別にさせていただきます。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)