鎌倉手広た邸110316
停電中は、
掃除か整理か現場確認。
今日は午後
電気が停まったので、
歩いて三分かからない
手広た邸へ。
基礎は打ち終わり、
今は玄関などの
土間打ちの準備です。
現場のほうは、
電気を使わなくて済む作業なので、
何よりです。
停電中は、
掃除か整理か現場確認。
今日は午後
電気が停まったので、
歩いて三分かからない
手広た邸へ。
基礎は打ち終わり、
今は玄関などの
土間打ちの準備です。
現場のほうは、
電気を使わなくて済む作業なので、
何よりです。
今日所用で、
東京へ行きました。
通勤時間帯に電車で行ったのですが、
電車は本数を間引いて運転、
そして着いた先では、
どこも照明を半分程度に落として
営業されていました。
そんな成果もあって、
今日の電力需要は、
予想をかなり下回ったようですね。
国民一丸となった
節電への協力に
胸が熱くなります。
これから計画停電も
本格的に始まりますが、
被災地の不便を思えば、
全く恵まれています。
かえって
時間のメリハリが
できますし、
電気のありがたみを
身に沁みて感じられそうです。
ただし、
計画停電に
苦言を一つ。
今その「計画」自体が
よくみえません。
そのためにかえって今、
生活や仕事やお店を振り回し、
余計な不安を煽って
いるように感じます。
計画を巡る作法が、
大事な局面といえそうです。
追伸
この記事を書いている間、
また強く揺れました。
試練の時です。
おぞましい映像を見て、
被害の甚大さに、
呆然とするばかりです。
何とか力になりたい、
だけど今は、
祈るしかありません。
しかしかの地で
苦しむ人々の
助けを求める声があれば、
その時は
すぐに力になれるよう、
自身の力を
蓄えておきたいと思います。
それと今回、
エネルギーの在り方について
とても考えさせられました。
鎌倉は
地震が起きた日の夜まで、
停電になったのですが、
仕事も家事も、
何と電気に頼っていることか、
ということを
思い知らされた一方、
電気を作る側は、
とても大きな問題を
抱えているということが
今明らかになっています。
使わせていただくにしても、
なるべく電気を
使わなくて済む
生活、社会を
考えていかなければ
なりません。
朝葉山の現場へ。
今日は遣方。
建物の配置と高さの情報を
敷地に正確に
書き込む作業です。
作業は順調に進み、
午前中にはほぼ完了。
早春の柔らかな陽射しのもと、
眠気を堪えながら、
鎌倉の自宅へと戻りました。
今日は何だか、
花粉の影響で、
朝から身体全体が重い。
そして午後2時46分―
今日招かれて、
八王子の美さき苑で開かれた
お茶会に参加してきました。
知り合い同士だけの
お茶会かと思っていたら、
周りは茶道の心得のある
上品な和装の貴婦人ばかり。
当方、お茶の心得は、
初心者中の初心者なので、
どうなることやら、
と思いましたが、
周りの方々からの
あたたかいご助言で、
作法を学ぶことが
できました。
こうした場所へ来る
最大の愉しみは、
やはり茶室の空間を
堪能できること。
客人を悦ばせるため、
全神経を研ぎ澄ませた
繊細かつ大胆な仕掛けは、
大いに勉強になります。
今日もここに建つ獨楽庵の
締まった空間にどんと立つ
太い欅の大黒柱には、
度肝を抜かれました。
茶室見学が動機ですが、
こうした場に招かれるうち、
やはり茶道全体へ
興味が湧いてきます。
この歳になり、
新たに取り組みたいことが
山と出てきております。
しかしその前に、確定申告…(笑)
これからがんばります。
3月9日、感謝の日。
地元の中学校の卒業式に招かれ、
出席してきました。
自分の子どもは、
来年卒業式で、
いわば保護者として
当事者ではないのですが、
卒業生の姿を見て、
こちらも何回も、
こみ上げるものがありました。
卒業式のあと、
すぐ仕事の用事で
出かけたのですが、
今度は25年前、
私が卒業した中学校の目の前を
車で通りがかりました。
するとそこには、
ちょうど卒業式を終えた生徒が
帰宅するところで、
まさに四半世紀前の
自分を見たようでした。
卒業式は節目の日。
出席するたび思うのですが、
この感動的な日は、
二度と来ないということ。
そして時間は、
決して巻き戻しできないということを
痛切に感じる場でもあります。
それでは卒業する皆さん、
おめでとうございます。
今日は立ち上がりの
配筋の確認。
とくに
鉄筋のかぶりと、
アンカーボルトの位置を
チェック。
概ね良好。
指摘事項も、
ササゴ建設さんは、
明日に繋げる姿勢が
すばらしいですね。
明日コンクリートを
打つ予定です。
三月早春。
薄着で十分なほど
あたたかい日があったと思えば、
今日のように
凍えるほど寒い日があったり、
しかも今年は、
スギの花粉がものすごい元気ですね。
おかげで私は
いつにもまして
頭がぼーっとしていますが(笑)、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、
この時期西鎌倉地域では、
もはや恒例行事ともいえる
柞の森音楽祭が、
3月19日(土)鎌倉芸術館大ホールにて
行われます。
柞とは、コナラ、クヌギ等の
落葉広葉樹の総称。
西鎌倉地域の原風景は、
まさに柞の森でした。
そんな原風景を思い、
また「ははそ」という
音の響きのように、
地域ぐるみであたたかく
子どもたちを包み込み、
子どもたちを育ていこう、
という目的のもと、
柞の森音楽祭は始まりました。
その目的のみならず、
音楽祭の準備を通じて、
子どもたちとまちの住人、
まちのお店とまちの住人、
まちの住人同士、
幼稚園から中学生―
様々な場面で交流が芽生え、
確実にまちは、
世代を超えて
輪を作り始めています。
柞の森音楽祭では、
そんな様々な交流から生まれた
多彩な音楽、多彩な踊りが
繰り広げられます。
多くの皆様にお越しいただき、
音楽や踊りを
楽しんでいただくとともに、
まちづくりの一つの在り方として
ご覧いただければ幸いです。
今日は啓蟄。
確かに生き物たちが
目覚めたくなるほどあたたかく、
清々しいお天気。
そんな空の下で、
第2回葉山と邸のカキシブ隊でした。
参加者は、
建主さんご夫妻、
日野から‘い’さん、
きらくなたてものやから3名、
合計6名で作業。
せいの大きな梁を中心に
塗りましたが、
既に柿渋塗りに関しては
熟練工(笑)と化した私たちは、
午後のおやつの頃には、
全て塗り終わることができました。
木材がよく乾燥していたので、
運びやすかったということも
一因ですね。
今日塗った梁の中には、
この家の象徴の一つである
マツやクリの
太鼓梁も含まれていましたが、
そこはやはり、
建主さん自ら
塗っていただきました。
形が特徴的なだけに、
今日塗った記憶がいつまでも、
感触として残っていて
くれることでしょう。