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2011年3月5日

思いがけぬごほうび

カテゴリー: 今日のできごと

昨日、ある酒屋で
上棟祝い用のお酒を買った際、
熨斗に「きらくなたてものや」と
書いていただいたのですが、

お店の人が
オモシロイ名前だなー、
と言って、
あたたかい缶コーヒーを
持たせてくれました。

様々な思いを
つなぎ合せて名付けた名前
興味を持ってくださること、

そしてそれをきっかけに、
まちの人たちに
思いを伝えることができること、

とてもうれしく思いながら、
あたたかい缶コーヒーを
手に包みました。

冷え込む日だっただけに、
余計にあたたかさが
身に沁みました。

2011年3月4日

鎌倉た邸110304

カテゴリー: 鎌倉た邸

外の陽射しを見ると
あたたかそうにみえるのに、
実はしんと冷える日でした。

今日鎌倉た邸の現場では、
2階の硝子が入りました。

これで少し現場の中が
あたたかくなりそうです。

くっきり

カテゴリー: 今日のできごと

工事の始まりに先立ち、
葉山の現場へ。

近くの海へ足を運んだら、
空気が澄み渡り、

海の向こうの
江の島や富士山が
手を伸ばせば
届きそうなほど
くっきりと近くに
見えました。

もう少ししたら、
この場所へ
足しげく通うことになります。

ここから見える
景色の移り変わりが
楽しみです。

2011年3月3日

3月カキシブ隊の予定

カテゴリー: 告知・連絡

この場で度々ご案内しているとおり、
毎週のようにカキシブ隊を結成しています。

3月も期待に違わず(?)、
毎週カキシブ隊を結成する予定です。

ここ最近の傾向として、
建主さんのOBがお手伝いに来てくださったり、
あるいは将来家づくりを考えている方が
来てくださるケースが多く、

手を動かしつつ、
家づくりに関するお話に
花が咲いているようです。

こうした自主施工の機会を通じて、
おカネには代え難い、
お互いに助け合う
ゆるやかな縁ができていくことを、
とてもうれしく思います。

そんな現代版の「結」を体感しに、
ご都合がつくときにでも
ぜひお越しください。

多くの皆さまのお越しを
お待ちしております。

なおご参加いただける方はお手数ですが、
人数、交通手段を添えて、
以下のアドレス宛にご返事をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■3/6カキシブ隊のご案内
・日時
 平成23年3月6日(日)
 9:00〜日没まで
・場所
 飯能市落合

■3/12カキシブ隊のご案内
・日時
 平成23年3月12日(土)
 9:00〜日没まで
・場所
 飯能市落合

■3/21カキシブ隊のご案内
・日時
 平成23年3月21日(月・祝)
 9:00〜日没まで
・場所
 飯能市落合

■3/26カキシブ隊のご案内
・日時
 平成23年3月26日(土)
 9:00〜日没まで
・場所
 厚木市飯山 吉岡木材

■共通の連絡事項
・持物
 作業できる服装、運動靴、タオル
(柿渋は衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
・雨天中止となります。
(当日7時までに作業実施を決定します。)
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、
 改めて個別にさせていただきます。
・花粉症の方は、季節柄、万全な対策をおススメします。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

2011年3月2日

クスノキのかべ

カテゴリー: 鎌倉た邸


衣服を納める納戸の壁に
クスノキの板を
貼ることにしました。

クスノキは
樟脳の原料になるくらいですから、
自然の防虫剤です。

この木に鋸をあてると、
強烈な匂いを発しますが、
風が通る場所で
板として佇んでいる分には、
心地よいと思えるほど
ほのかな香りが漂います。

木の表情は、
くすんだ灰色に、
変幻自在な模様が現れる
渋い‘大人’の顔。

ヒノキが色白の優等生、
スギが元気で素直な青年、
サワラが控えめな少女、
だとすれば、

クスノキは、
悪い虫を寄せ付けない、
アクの強い初老の男性
といったところでしょうか。

だとすれば、
十数年経てば私も、
クスノキになりうるのか(笑)

その頃、
爽やかな香りを発せられるよう、
精進します。

鎌倉た邸110302

カテゴリー: 鎌倉た邸


3月に入ったというのに、
とても寒い日でした。

どんより雲と、
冷たい雨。

真冬の凛とした寒さとは、
また違う寒さです。

現場の中も、
とくに暖房器具が
あるわけではないので、
あたたかいお茶が頼り。

明後日は外の面の
硝子が入る予定ですが、
それが入れば、
かなりましに
なりそうです。

2011年3月1日

清川村の山へ

カテゴリー: 今日のできごと


吉岡木材さんに連れられて、
神奈川県は清川村の山へ
林道をくねくねと登り、
伐採現場の見学に行きました。

今は新月の前後に
当たるのですが、
最近は市場の意向もあり、
集中的に伐採を
行っているようです。

新月伐採も、
市民権を得つつありますね。

神奈川県とはいえ、
山の上は雪がたくさん残り、
厳しい寒さ。

しかも実際山に立つと、
立っているのが精一杯なほどの急斜面。

この場所で木を伐り、
この場所から木を出すとは、
ここで働く人には
本当に頭が下がります。

道中、作業員の方と、
こんな長さの木があれば、
あるいは、
こんな大きさの木も出ますよ、
という話になりました。

木を伐り出す山側とも、
こうした情報交換の機会を
大切にしていきたいですね。

横浜こ邸110301

カテゴリー: 横浜栄こ邸


いよいよ3月。

端から壁の色が
漆喰で白く
仕上がり始めました。

かすかにですが、
ゴールが見えてきました。

2011年2月28日

雨を呼ぶ男

カテゴリー: 鎌倉手広た邸


基礎配筋の検査のため、
現場へ。

すると水道屋の森田さんが、
配管工事を行っていました。

今日の天気は雨。

いつも外の配管工事の時は、
雨が降っている印象があります。

森田さん、
雨を呼ぶ男です。

2011年2月27日

タイコを選ぶ

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

昨日のカキシブ隊の最中、
子ども室の上に来る梁を
当事者に選んでもらうことにしました。

太鼓梁は、
断面の寸法を指定して
長方形に切り落としてしまう
平角材と違い、
木の形そのものが
現れますからね。

「お任せします」とは
言っていましたが、

家が建つ前に、
こうして選んだ、という体験が、
きっと数十年経っても、
この梁を見て、
今日のことを思い出して
くれるのではないかと
思うのです。

しかも選択肢となった木は、
一昨年秦野で新月伐採した木を
自分が仕入れたもの。

私自身も、
思い入れがあります。

太鼓梁は、
デザインや強度上の効果も
さることながら、

唯一無二の、
家に対する愛着を
深めてくれる存在として、
活かしていければと
思います。