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2011年2月26日

手広た邸カキシブ隊(第1回)

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

鎌倉手広た邸のカキシブ隊、
今日が初日。

あたたかい昨日とは
うってかわって、
冷え込んだ日でしたが、
身体を動かせば、
その寒さも気になりませんでした。

終始陽射しも、
出ていましたからね。

さて今日の参加者は、
建主さんの家族全員(4名)、
横浜こ邸の建主さん2名、
きらくなたてものやから3名、
合計9名での作業となりました。

実は建主の‘た’さんは、
横浜こ邸の柿渋塗りに
何回かお手伝いに
来られていたのですが、

今度は‘こ’さんが、
お手伝いのお返し。

カキシブ隊を通じて、
こうした縁ができることが
とてもうれしいです。

家づくりに限らず、
例えば農作業なども含めて、
現代版の「結」として、
こうしたゆるやかな
助け合いの仕組みが
できるといいですね。

ということで今日は、
皆さん「プロ」級の人
ばかりでしたので、

土台・大引だけ
塗れればいいかなー
と思っていたのですが、
垂木も全て
塗りきることができました。

すばらしい。

2011年2月24日

厚木でカキシブ隊!のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

先週を皮切りに
毎週のように
カキシブ隊を結成予定です。

今週は厚木でカキシブ隊!

材木屋の一角で、
大勢で楽しく
作業を行えればと思います。

多くの皆さまの
お越しをお待ちしております。

なおご参加いただける方は
お手数ですが、
人数、交通手段を添えて、
以下のアドレス宛に
ご返事をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■厚木でカキシブ隊のご案内
・日時:平成23年2月26日(土)
 9:00〜17:30頃まで
・場所:厚木市飯山 吉岡木材

※詳細は、個別にご連絡いたします。

■連絡事項
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル等
(柿渋は衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
※雨天中止(当日6時までに作業実施を決定します。)
※ご都合のよい時間だけでもOKです。
※場所柄、花粉症の方は万全な対策をお願いいたします。
※昼食は用意、またはごちそうします。
※交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

2011年2月23日

横浜こ邸110223

カテゴリー: 横浜栄こ邸


外壁仕上げの下地となる
モルタル塗りが、

あと一日で
完成するところまで
来ました。

2011年2月22日

本物はよい

カテゴリー: 鎌倉た邸

鎌倉た邸にて。

できたばかりの階段で
2階へ昇ると、
和室の天井ができていました。

普段は天井を貼らずに、
大工の力作である
木組みを見せることが多いのですが、

こうした造作仕事も、
大工の技を
魅せてくれますね。

また天井の板は、
合板の上に表面だけ
薄皮一枚お化粧した
突板やプリント合板などが
主流かと思いますが、
ここはウヅクリをかけた、
本物の板。

やはり合板など比べれば、
素材感がとてもよいです。

工業製品ではありませんので、
唯一無二というのも、
緊張感がありますね。

今や‘本物’の天井板は、
なかなか手に入らず、
それ以外の造作仕事も、
「お化粧板」ばかりのご時世ですが、

やはりどうせ使うのでしたら、
色々な意味で、
本物を使っていきたいですね。

鎌倉た邸110222

カテゴリー: 鎌倉た邸

階段廻りの造作が
完成しました。

壁は、木ずりのままでも、
いいかもしれません(笑)。

ここから見える光が
だんだんと春らしくなってきました。

2011年2月21日

横浜こ邸110221

カテゴリー: 横浜栄こ邸

バルコニー材の準備が
始まりました。

バルコニーの施工は、
外の壁が仕上がり、
足場が外れて初めて
着手可能なのですが、

そのとき
いっせーのせ、で、
組み上げることができるよう、
今から準備です。

ここから見える世界も、
徐々に徐々に、
できあがりつつあります。

鎌倉手広た邸110221

カテゴリー: 鎌倉手広た邸


現在基礎の配筋工事中。

少しお天気に
左右されているようですが、
来週早々配筋検査、
そのあとすぐ
コンクリートを打つ予定です。

2011年2月20日

葉山と邸カキシブ隊(第1回)

カテゴリー: 葉山と邸

ついにカキシブ隊の季節到来!

別にこの時期だから、
というわけではないのですが(笑)、

これから夏にかけて4棟分、
毎週のようにカキシブ隊が
結成されます。

ご興味のある皆様、
カキシブ隊へぜひようこそ。

さてカキシブ隊の
トップバッターは、
葉山と邸。

現場は葉山ですが、
大工が飯能で刻んでいるため、
カキシブ隊も飯能で作業です。

今日の隊員は、
建主さん2名、
都合がつけば
いつも参加してくださる
日野の‘い’さん、
藤沢から首都圏を縦断し、
ご家族3名でいらっしゃった‘ひ’さん、
そしてきらくなたてものやから2名、
合計8名での
にぎやかな作業となりました。

そのにぎやかさに
花を添えてくれたのが、
‘ひ’さんの6才になる男の子。

大工の下小屋という場所が
「オトコノコ心」をくすぐるのか、
朝から夕方まで、
木のくずで何かを作ったり、
「バーベキュー場」を用意してくれたり、
大工の仕事を覗き込んだり、
飽きることなくずーっと
楽しそうに遊んでいました。

あまりに楽しそうなので、
作業している私たちも、
何だか楽しい気持ちで
仕事することができました。

それだけでも彼は、
大きな「仕事」を
してくれましたね。

ぜひまた、
来てください!

今日は主に
小屋梁を塗りました。

そのへんに落ちているもので作った、
飛行機、のような乗り物。

作者曰く、飛行機とは、
「違う」ようです(笑)。

身近な場所で「収穫」して
用意してくれた
バーベキュー会場。

肉や魚や各種野菜、
ハマグリもあります。

火を囲んで、
お茶の時間。

この時間があるから、
カキシブ隊は、楽しい!

2011年2月19日

木の建築学校〜架構図実習〜

カテゴリー: 今日のできごと


今日は、2010木の建築学校第6回目。
この企画の山場ともいえる、
架構図実習です。

その山場の回に、
僭越ながら私が
講師を務めさせていただきました。

いわゆる木造の構造図を
書くための講座だったのですが、
私は意匠設計屋で、
構造の専門家ではありませんので、
あくまでも意匠設計の立場から、
模型や実例を交えながら
お話しさせていただきました。

伝統的な木造建築は、
その多くが構造かつ意匠。

つまり構造体が
ほとんど見えてくるために、
意匠設計者とはいえ、
木構造に関する基本的な理解が
不可欠だと考えます。

2階建ての木造住宅でしたら、
建築確認を申請する際、
構造設計者に頼らずに
手続きを進める場合が
大半かと思いますので、
なおさらのことかと思います。

そんなことから、
敢えて私が構造図に関するお話を
させていただきました。

ただ、木構造の話を
させていただくうえで難しいのは、
正解が一つだけではないということ。

柱、梁の配列の仕方は、
設計者としての考え方が
多分に入ってきますので、
そういった意味では
今日の話は「日高流」、
つまり特殊解だったかもしれませんが、

それは私がお話しする以上、
仕方ありません、
と開き直るしかありません(笑)

駆け足で色々なお話を
させていただきましたが、

今日のお話を基に、
ぜひ自分の世界観を
作っていただければと思います。

それにしても
十年ほど前、
藤間さんが我が家を建てる前に
練習のために作った軸組模型、
この場でも大活躍です。