2011年1月29日
この時期らしい、
空気は凛と冷えますが、
澄み渡る青空が美しいお天気。
そんなお天気の下、
今日は小田原で竹伐り隊でした。
寒い寒い日でしたが、
陽射しがあたたかく、
身体を動かせばすぐに
ポカポカとなり、
とても気持ちよかったです。
ここで伐った竹を使う家は、
テマヒマかかる伝統工法で、
総予算2千万円をきるという
目標に挑むため、
建主さんにできることは
できるかぎりやってみよう、
そんな家です。
きらくなたてものやとしても、
身近に採れる木や土を使い、
大工を始めとする職人の手で作る家を
今後広めていくうえで、
これまでも建主さんには、
家づくりの工程に
積極的に参加していただきましたが、
さらに踏み込んで
関わっていただいたり、
あるいは計画の工夫により、
少ない予算でも
伝統工法で健康に住まえる家を
建てられればと思いますので、
この挑戦を楽しみたいと思います。
さて本日の竹伐り隊は、
建主さんと生後約3ヵ月の赤ちゃん、
建主さんのお父さん、
建主さんの奥さんのお母さん、
鶴川から「お」さん、
横浜から「い」さん、
東京から「む」さん、
そしてきらくなたてものやから3名と
賑やかな日となりました。
人数が多かったので、
竹林の中で竹を伐る班、
竹林の外で竹を割く班に分けて作業、
そして赤ちゃんの「た」くんは
みんなを癒すという大事な仕事、
今後も「た」くんの役割が
大きな意味を持ちそうです。
日が暮れるまで作業は続き、
きちんと本数は数えていませんが、
これで家一軒分は
いけるのではないかというほど、
たくさん割竹を作ることができました。
今度は近々、
道具が壊れて割けなかった分を割くのと、
運び出す作業のため、
またここに来ます。
竹林の中で作業する班。
竹を割く班。
主に建主さんご家族が担当です。
とくにお父さん、
竹割りにお子守に
大車輪の活躍!
生後「た」くんは、
皆を癒す仕事。
伐って集めた竹。
長さ九尺に伐って
運び出します。
割いた竹。
これが竹小舞かき用の
材料となります。
作業に入る前は、
鬱蒼とした竹林だったのですが、
風が通り陽の射し込む、
心地よい場所となりました。
竹林の紅梅が
もう咲いていました。
遠い先に春の足音が
聞こえてくるようです。
ということはそろそろ
花粉もか…(苦笑)