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2012年1月31日

犬といると見えてくること

カテゴリー: 今日のできごと

犬の行動を見ていると、

動物が何を大事にして
生きているのかが
見えてきます。

まずは何よりも
クウ、ネル。

次に仲間と温もり。

そして身の安全。

ちなみに、
目の前に食べ物があると
踊りながら興奮しますが、
一万円札には、
全く見向きもしません(笑)

今社会に難しい問題が
いろいろありますが、

思想とか哲学とか科学を
学ぶことも大事ですけれども、

同じ動物である人間として、
生きるうえで何が大切かを、
再確認していきたいですね。

今私たちは、
社会の仕組みのおかげか
何か分かりませんが、

生きる基本がいろいろなことに
翻弄されているような気がします。

・・・・・

手広た邸完成見学会参加者募集中!

如月のカキシブ隊!参加者募集中!

2012年1月30日

如月のカキシブ隊のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

凍てつくような日が続きますね。
海近くであたたかいといわれる鎌倉でも、
朝現場には厚い氷が張っております。

しかしそんな寒い日でも、
自転車で出かけると、
5分も立てば身体があたたまります。
出かけるまでが
たいへん億劫なんですけどね(笑)

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて今年に入り、
初のカキシブ隊のご案内です。

今年も元気に楽しく、
カキシブ隊は活動いたします。
皆様、引き続きよろしくお願いいたします。

家づくりを通じた
現代版の「結」の楽しさ、あたたかさを
ぜひ体験しにきてください。

多くの皆さまのお越しを
お待ちしております。

なお、お手数ですが、
人数確認、および道具の準備等のため、
お越しいただける際は以下のアドレス宛に
ご連絡をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■如月のカキシブ隊!開催要領

・日時:平成24年2月11日(土・祝) 9:00〜日没まで
・場所:厚木市飯山 吉岡木材
・集合:9:00現地集合(本厚木駅からバスでアクセス可能です。)

【連絡事項】
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
(柿渋は衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
・雨天中止の場合、当日7時までに作業実施を決定のうえ連絡申し上げます。
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、改めて個別にさせていただきます。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

2012年1月29日

巡り巡る装置

カテゴリー: 今日のできごと

これから家づくりを考えているご家族に、
昨日二つの家をご案内したのですが、
いずれの家も薪ストーブのある家だったので、

お礼に現場の端材をお持ちしたところ、
たいへん喜んでいただきました。

端材が「お礼」になり、

以前の建主さんと
引き続き縁を作ってくれるとは、
おもしろいものです。

こちらも「ゴミ」がたまらないので、
たいへん助かります。

もっとも木は、
どんな小さな端材も資源になるとすれば、
「ゴミ」なんて呼んだら
たいへん失礼ですが。

そういえば、
先日古民家を解体する際に
土壁の土を落としましたが、
これも再び使おうと思えば
使えます。

木と火と土。

金と水を合わせれば、
木火土金水ですね。

これらを活かした
伝統的な工法による家は、

化学式のうえでも、
人と人との関係も、

時を越えて、
巡り巡るのです。

2012年1月28日

鎌倉手広た邸完成見学会のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

早いもので、お正月からもう約1ヵ月。
寒い寒い日が続きますが、
草花を見ていると、
ほんの少しだけ春のあしおとを
感じることができます。

いずれにしても、
かみしめて時を過ごしていきたいですね。

さて早速ですが表記の件、
このたび建主さんのご厚意で、
鎌倉は手広、
我が家兼事務所から徒歩2分の場所で
完成見学会を行う運びとなりました。

伝統に学び、現代の表現を試みた、
また建主さんも職人たちも、
文字通りみんなで力を合わせて作った
日本の伝統的な工法による空間を、
どうぞお楽しみください。

※家づくりの記録はコチラ

なお見学会は、
恐れ入りますが予約制とさせていただきます。

ご参加希望の方は、
お手数ですがその旨以下の宛先まで
・お越しになる概ねのお時間
・参加人数(大人、子ども)
・交通手段
を添えて、ご連絡をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

ご連絡を頂いた後、
詳しい場所や事務連絡等をご返事させていいただきます。

◎完成見学会開催要領
■日時:平成24年2月25日(土) 13:00〜16:00
■場所:鎌倉市手広

2012年1月27日

中塗土塗りたて

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の玄関は、
中塗土仕上げ。

現在塗りたてて、
湿り気を帯びて
つやつやしています。

この状態もなかなかですが、
いずれ乾いて、
もう少し白味を帯びた
土らしい表情となります。

さらに湯田さんの塗る壁は、
チリ際がビシッと決まっているので、
どの状態でも「品」を感じます。

氷のちぽかぽか

カテゴリー: 今日のできごと

朝手広た邸の現場に行くと、
バケツにスケートができそうなほど
厚い氷が張っていました。

確かに外を歩くと、
歩を進めるたびに
足に感じる冷気が、
痛いほどでした。

しかし一方で今日は、
陽を遮る雲一つない空。

家の中は
温かい陽の光が差し込んで、
外の刺すような寒さが
うそのようでした。

最近お日さまのお話が続きますが、

やはり体感を通じても、
心地よい住まいを作るために、
陽の光は大切な要素だと
つくづく思います。

2012年1月26日

瓦をハル

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

瓦はふつう、
屋根に「葺く」ものですが、

きらくなたてものやではよく、
床や壁に瓦を「貼り」ます。

貼る瓦は、
群馬藤岡の五十嵐さんが
達磨窯で焼いた燻しの敷き瓦。

厚みはありますが、
タイルとほぼ同じように
扱える瓦です。

これを全面に貼ったり、
あるいは一部だけ貼ったり、
使い方は様々。

今回は、
便所の手洗器が置かれる
向こうの壁に、
水がはねてもいいように
敷瓦を二段貼りました。

タイルとほぼ同じように
使えますが、

やはり一枚一枚焼いた敷き瓦は、
味わい深いです。

秀吉ジェット?

カテゴリー: 今日のできごと

お昼休み、
お昼ごはんを食べに家に戻り、
すぐ出かけるつもりだったので、
居間のちゃぶ台の上に
上着を置いておいたら、

今セーターのような
服を着ているジェットくん、

そこがあたたかいことを
知っているのか、

上着の上にひょいと乗っかり、
そこに顔をうずめて
昼寝を始めました。

申し訳ないので、
なんだか出かけられないでは
ありませんか。

それとも秀吉ばりに、
上着をあたためてくれた?(笑)

ところで今日は
日差しのあたたかい日でしたね。

おかげで日中家の中は、
暖房要らず。

やはりお日さまは偉大です。

2012年1月25日

いよいよ刻み開始

カテゴリー: 二宮し邸

先週まで手広た邸にいた
杏工匠の古口くん、

今週から吉岡木材に足を運んで、
三人がかりで
二宮し邸の刻みに取り掛かりました。

今日別の家のカキシブ隊のため、
吉岡木材に行ったのですが、

三日目にして
すでに土台の墨付が
概ね終わり、

また垂木の加工が
進行中でした。

垂木は今回、
きらくなたてものや始まって以来、
1.5寸×4寸の部材を使うのですが、

何だか敢えて
手間のかかる継手を
作っています。

予算の都合で
合理的に進めるべきところ、

やはり見えるところだから、
といって、
手間のかかる継手を
選択する杏工匠です。

ゴールは3月中旬予定。

ということはカキシブ隊、
二棟分同時進行になるので、
忙しくなりそう。

ひそかにちょっとうれしい、
きらくなたてものやでした。

厳冬の中カキシブ隊

カテゴリー: 今日のできごと

朝作業の場の地面に
厚い氷が張るほど、
厳しい寒さの今日、

柿渋塗りの作業を
行いました。

今回の作業は、
「仕事」として請けているため、
私たちだけで行っています。

しかしこの寒さ!

最初はなかなか
身体の動きが鈍かったのですが、
こうした軽作業でも
身体を動かしていると
徐々にあたたまり、

さらに日なたになると、
服を一枚脱いでもいいくらいで、
改めて「お日さま」の偉大さを
思い知りました。

そしてずっと外にいると
実感するのですが、

だいぶ日が延びましたねー。

厳しい寒さも
きっとあと少し。

来月も柿渋三昧ですが、
回を追うごとに
春を感じられればと思います。