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2012年7月24日

男子厨房に立つ

カテゴリー: 今日のできごと

今晩ヨメが職場の飲み会のため、
自分が晩メシ担当。

仕事が立て込んでいたこともあり、
外食という案もあったのですが、

ムスコが明日朝部活のため6時頃外出、
しかも試合だというので、

時間短縮、および、
エネルギー源を摂取するため、

今家にどっさりとある夏野菜を使って
パスタを作ることに。

実は、
上手いかどうかは別として、
厨房に立つのは好きです。

料理を作る際に得る感覚は、
モノづくりに通じるものがありますしね。

だから厨房の設計も大好き!

奥様と厨房の話をする時は、
内心ワクワクしております。

2012年7月23日

お店に関してつれづれなるままに

カテゴリー: 今日のできごと

遅ればせながら、
昨日初めて辻堂にある
湘南テラスモールに
ヨメと友人家族とで
行ってきました。

あまり物欲のない私は(笑)、
どの商業施設も
お店が同じように見えるので、
(気のせい?)

ヨメが友人と
買い物に興じている間を少し借りて、
空間がどうなってるんだろうかと
施設全体をぶらぶら散歩。

その名に現れているように、
「テラス」の気持ちよい施設でした。

またこうして
外部が重なり合う空間は、
その先まで足を運ぶ意欲を
かきたてます。

それと
こういう場所に来て楽しいのは、
人間観察。

とくに愛し合っている感じの二人を見ると、
こちらも幸せのおすそ分けをいただいたような
心持ちになって、
気分がほっこりとなります。

「愛し合ってるかーい!」
と叫びたくなる気持ち、
分かります(笑)。

だけどこうした賑わい、
まちなかにも戻らないかなー。

次の日の今日、
お祝い用のお酒を調達するため、
地元の酒屋へ。

最近私は酒を控えているので、
こうした時しか
来ることがないのですが、

それでも酒屋さんとは
顔見知りなので、

お酒を包んでくれている間、
あれこれと世間話。

こうした時間が
何とも楽しいのです。

だけどこの楽しみは、
おカネでは決して買えません。

個人のお店は、
少しでも値段や品揃えで、
大手に対抗しようとすることも
大事かもしれませんが、

しかしどうしたって、
大きいお店の方が有利。

私たち極小のお店で大事なのは、
通り一辺倒の客対応ではなく、
心通う場所を作ることなのだと
改めて思いました。

それと、
以前もこの場で書きましたが、
おカネは応援のカード。

私たちがおカネを使った先に
元気を与えているわけです。

単に高い、安いだけで
評価するのではなく、

「元気」が身近なところで
ぐるぐる回るように、

そんな視点で、
お店を選びたいものです。

その場で会話が生まれれば、
この先さらに
元気になるってものです。

2012年7月20日

2012-13鎌倉エネルギーカフェ開催!

カテゴリー: 告知・連絡

原発がなくても豊かに暮らせる社会を、
ぜひとも実現したいと思っています。

そのために大事なことの一つは、
地域単位、あるいは身近な暮らしの中で、
エネルギーを節約すること、
あるいはエネルギーを作ることを考え、
たとえ小さなことでもいいから、
実践することだと考えています。

その手始めに、鎌倉に縁のある皆さんと、
鎌倉エネルギーカフェを開催します。

カフェを開く場所は、
電気を使う量が極めて少なかった時代、
心地よく暮らすための技術と知恵が詰まった
鎌倉の古民家の屋根の下。

そしてこのカフェは、参加者みんなが主役。
みんなで楽しく、かつ真剣に、
エネルギーのことを語り合いましょう!

第1回 暮らしの中で節エネ(夏編)
2012.8.26(日)14:00-17:00

第2回 家の省エネ性能を考える
2012.9.22(土)17:30-20:30

第3回 暮らしの中で節エネ(冬編)
2012.11.17(土)17:30-20:30

第4回 地域単位でエネルギーを起こす①
2013.1.26(土)17:30-20:30

第5回 地域単位でエネルギーを起こす②
2013.3.23(土)17:30-20:30

※4月開催予定の「鎌倉路地フェスタ」にて、
上記イベントの成果を展示する予定です。

■会場:カジュアートスペース(鎌倉市二階堂57-1)
■会費:500円
■定員:20名
■問い合わせ・申し込み
きらくなたてものや 日高
電話:080-5467-8701
E-mail:tamotsu.hidaka@kirakunat.com

WeAreOne!へカキシブ隊

カテゴリー: 告知・連絡

宮城県石巻市北上町。
東日本大震災による大津波で、
何にもなくなってしまった
まちの一つです。

多くの人たちは、
仮設住宅等に移って
そのまちに暮らし続けていますが、
行政や企業による
まちの暮らしを支える機能の再建は、
遠い将来になる見通しのようです。

そういった状況の中、
地元の方たちが
「WeAreOne北上」という団体を立ち上げ、
日常品の買物や交流の場、
また託児施設を兼ねた子どもの拠点を
自発的に建てる運びとなりました。

私たち「北上ふるさとプロジェクト」は、
そういった動きの中で、
木の家ネットの仲間でもある
宮城県で活動する建築家
ササキ設計佐々木文彦さんとのご縁で、
その建物の設計と施工の
お手伝いをさせていただいております。

その建物の一部に、
仲間の大工が仮設住宅の現状を憂い、
震災直後に試作した
伝統工法による木組みと板壁の仮設住宅を
移設する予定なのですが、

移設に先立ち、
それらに柿渋を塗り、
復興への祈りを込めて磨き上げて、
北上町に送り出したいと思っています。

そこで以下の要領で
WeAreOne!へカキシブ隊を開催いたしますので、
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

なおご参加いただける方は、
人数確認、また道具等の用意のため、
お手数ですが以下の連絡先まで
参加の旨をご連絡ください。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■日時…012年8月4日(土)9:00〜18:00
■場所…埼玉県飯能市落合445-1 杉原建築作業場
■集合…8:50西武池袋線「飯能」駅南口ロータリー
■連絡事項等
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
(柿渋は衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
・基本的に雨天決行です。
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、改めて個別にさせていただきます。
・昼食、交通費等は、恐れ入りますがご負担をお願いします。

追伸
AfH(Architecture for Humanity)」という団体から、
助成金をいただいて行う建設事業ですが、
それでも建設資金が不足の傾向にありますので、
寄付金を募集しております。
そちらも併せてご検討いただければ
誠に幸いです。

2012年7月18日

ご開帳もすぐ間近

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸では
雨樋が付き、

いよいよ足場を払う
準備が整いました。

あとは外の掃除と
吹抜けを仕上げれば、

ご開帳です。

この地での物語は、
いいペースで
頁がめくられていきます。

ほぼ同時に刻みが始まる

カテゴリー: 今日のできごと

所用で吉岡木材に行くと、

下小屋の右側では、
杏工匠が町田か邸を刻み始め、

ほぼ同時に左側では、
藤間建築工房が
横浜あ邸を刻み始めていました。

杏工匠の棟梁は、
もともと藤間さんの弟子。

そんな関係の大工が
同じ屋根の下で刻んでいる姿は、
私たちの取り組みが
時を重ねてきた証しでもあり、
何だか感慨深いものがあります。

お互い刺激に
成るでしょうしね。

しばらくここへ来るのが
より楽しみになりました。

ということは、
来月あたりからカキシブ隊が
本格的に始まります。

日程が近くなったら
告知させていただきますので、
皆さまよろしくお願いいたします。

貫伏進行中

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸では、
荒壁土、裏返し塗りに続く
第二段階、
貫伏、斑直しの最中。

暑くなってきて
風もよく通るので、

乾きもよさそうです。

エネルギーと風景

カテゴリー: 今日のできごと

皆さん、
たいへんご無沙汰してしまいました。

家づくりは物語づくり、
ほぼ毎日この場で物語を
綴っておりましたが、

7月に入ってからは、
遠い場所に出向く機会を
毎週のようにいただいていたこともあり、
物語が滞っております。

気を取り直して、
この間のできごとの報告も含めて、
再開したいと思います。

さて、ここのところ私は、
暮らしの器作りともに、
暮らしの中で使うエネルギーについて
関心を抱き始めています。

その中で私が一貫して抱く思いは、
未来に美しい風景を残したい、ということ。

「美しい」ということについて
みんなが納得できるように
数字などで説明することは難しいし、
できないことかもしれないけど、

美しさを求める気持ちは、
大切にしていきたいと思います。

なぜエネルギーに関してそんなこと?
とお思いかもしれませんが、

今の世の中って
色々なことが
目先のことや
自分のことに精いっぱいで、

あるいは効率が
最優先されて、

「風景の美しさ」ということが
何だかないがしろにされているような
気がするんですよね。

エネルギーの問題を語るうえでも、
例えば風車、例えば太陽光発電は、
まちなかの風景の一片として、
存在するわけです。

また自然エネルギーを利用するうえで
心に留めておきたいのは、
例えば水力発電の大半は、
美しい自然の風景を切り裂いて
作られているということ。

環境負荷が小さいと言われる
自然エネルギーの分野でも
思いのほか、
風景に作用していると思うのです。

人間の所為によって
美しい風景を作っていきたい、
残していきたい。

いやそれで風景を傷めてしまわざるを
えないとするならば、
それを最小限に留めたい。

そう願った時に、
エネルギーの「故郷」はやはり、
風景に責任を持てる小さい単位で
身近な場所にあったほうが
いいのではないかと思うし、

またそれにより、
エネルギーに対して
「いただきます」という気持ちが
より強くなるのだと思います。

そんな問題意識を胸に、
暮らしのエネルギーに関して
近々身近な場所で
勉強会を企画していきたい
と考えていますので、
皆さん、よろしくお願いいたします。

2012年7月14日

風を鎮める神の下

カテゴリー: 横浜港南あ邸

今日は10時から地鎮祭。

朝一番、激しい雨が降って、
中止にしなければならないかな…、
と思っていたら、

人々が本格的に
動き始める頃、
急速にお天気が回復して
一安心。

しかも、
朝一の風雨の名残で、
風の強い日でしたが、

10時から1時間ばかりは、
神様が風を鎮めてくれたみたいで、

無事地鎮祭を
執り行うことができました。

建主さんへの感謝と
長丁場となる工事の安全を祈り、

これでいよいよ本格的に
物語が始まります。

2012年7月13日

まっさらに

カテゴリー: 横浜港南あ邸

横浜あ邸は、
数十年住み慣れた家を
壊して建て替えます。

6月末に壊し始めて
あっという間に
敷地がまっさらとなり、
風景が変わりました。

まっさらの土地に
新たに建つ建物の
輪郭を記して、
完成までの物語と
完成後の風景を想像。

新たに読む本の
1頁目をめくるような
感覚です。