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2012年4月30日

過去と未来が重なり合う家

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉や邸の2階は、
畳表と壁の不具合については
今回の改修で直しましたが、

それ以外は
八十数年前の建築当初の状態が
ほぼそのまま残っています。

それは建主さんの希望だったし、
もちろん私も、
それに賛同しました。

丁寧に造作された
八十数年前のデザインが、
八十数年後の未来へと
通じています。

なぜだろう、
作り手の心意気が
伝わってくるからでしょうか。

長きにわたって
建物が愛されるとは、
そういうことなのだと
思います。

そして今回、
八十数年前の心を
活かしつつ、
1階はだいぶ、
変身を遂げました。

この家は、
八十数年前と現在の
作り手の心が重なり合う、
賑やかで楽しい家です。

だからそれに呼応して、
竣工祝いも賑やかで
楽しかったのだと思います。

2012年4月29日

路面で泥団子作り

カテゴリー: 今日のできごと

今日からきらくなたてものやは、
鎌倉路地フェスタに参加。

活動内容やスタッフの絵の展示とともに、
今回は特別企画として、
左官屋湯田工業のご協力により、
青空の下で左官の技術を応用した
泥団子作りを開催!

おかげさまで盛況。

また路面の目立つ所に
泥団子のタワーがあったので、
泥団子を作ってくださった方は
もちろんのこと、

道行く人も、
バスに乗っている人も、
興味深く様々な彩りの泥団子の様子を
見てくださいました。

明日も開催!
来てくださる方、
作業は1時間ほどかかります。

17時終了なので、
16時までにお越しください。

また材料がなくなり次第、終了です!

竣工祝いの定番

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

昨日の鎌倉や邸の竣工祝いに、
わなびやさんの花をプレゼント。

どのようなものがいいか
相談に乗ってくださりつつ、
オーガニックなものを
用意してくださるので、
とてもありがたいです。

唯一無二の贈り物

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

昨日開催された
鎌倉や邸の竣工祝いにて。

昼から始まり、
夜まで続いた竣工祝いの宴を
失礼しようとしたら、
建主さんから手ぬぐいのプレゼント!

今回の家づくりの様子をイラストした
オリジナルの手ぬぐい。

むっちゃうれしい!

ということで建主さんと記念写真です。

2012年4月28日

「音」は「楽」しいと書いて「音楽」

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

今日の午後は、
古民家を改修した
鎌倉や邸の竣工祝い。

一つ屋根の下に、
30人近くいたでしょうか。
建主さんには
たいへんおいしいごはんを
用意してくださり、
ありがとうございました!

そして後半は、
さながら音楽スタジオ。

建主さんのお友だちの
プロの歌手NUUさんの歌に始まり、
会場は大盛り上がり。

ギター&鼻笛:大工(池山さん)、
ベース&ギター:左官(小山さん)、
パーカッション&ギター:水道屋(森田さん)、
ピアノ:設計屋(きらくなたてものや)
という即席バンドで、
歌謡曲やら60〜70年代やらブルースやらを
楽しませていただきました。

あー、楽しかった。
こんなユカイな職人仲間に乾杯!
また職人バンド結成しますかい。

二宮にて、竹小舞始まる

カテゴリー: 二宮し邸

今日からゴールデンウィーク。
お天気も最高!

と同時に、
二宮し邸にて、
竹小舞かきが
始まりました。

左官屋さんのご指導のもと、
ほぼ全てを建主さんが
作業する予定です。

連休後半の5/4、5/5は、
お手伝いの方も
たくさん来てくださり、
楽しく作業する予定。

まだ5/5は人数に余裕があるので、
ご興味ある方、ぜひ!!

2012年4月27日

搬入完了

カテゴリー: 告知・連絡

第7回鎌倉路地フェスタの一環で
4/29、30とラスティック27さんで行う
「きらくなたてものや展」。

今日の夕方、
諸々会場に搬入し、
準備を整えました。

2日間と短い日数ですが、
展示を楽しみつつ、
一緒に泥団子作りましょう!

5/3ラスティック27さんで開催の
講演会のほうも、
皆さんよろしく!

なお講演会にご参加の方は、
ラスティック27さんに
その旨ご連絡をお願いいたします。

2012年4月26日

やっぱ木の風呂!

カテゴリー: 家づくりの理念

雰囲気といい、
香りといい、
お湯の質といい、
やはり木の風呂はいい!

確かに手入れに手間がかかりますが、
それ以上の快楽が
一日の疲れを癒してくれます。

2012年4月25日

「秘密基地」は板選ぶ

カテゴリー: 改修の仕事

集合住宅の改修現場にて。

日野の現場に足を運びがてら、
そこで建主さんと合流して、
車で飯能の岡部材木店へ。

今回厨房の天板は、
ステンレスなどではなく、
大きな木の板を予定しています。

テーブルとしての機能を
兼ねるためです。

方針は「スギ」と決まっていたので、
たくさんの板を見せてもらいつつ、
材木屋さんとあれこれ話し込みながら、
「これっ!」と思うものを
見つけました。

こういうものを決めるときって、
もちろん素材を
よく観察することも大切ですが、

ずっとこれを守り続けた人との
対話も大切ですね。

それがあってこそ、
この板に辿り着いたのだと思います。