室内の建具来訪
鎌倉古民家改修の現場にて。
(ああもう現場ではない(3回目))
昨日のことになりますが、
暮らし始めて早六日目、
家の中の建具が入り始めました。
これで一歩、
生活らしい生活に
近づきました。
しばらく不便かけましたが、
お住まいになりながら、
空間の変化が
手に取るように分かるということで
お許しください(苦笑)。
アルミサッシの手前についた、
一世紀ほど前の民家でよく見るような
格子付きの網戸。
最近よく用いる方法ですが、
全て木建具にしなくとも、
それよりも低コストで
アルミサッシの存在が
ほとんど消えます。
夏場、引き違いの窓の両側を
開けられるという長所もあります。
南面の幅二間の大きな開口部には、
両脇に二連で引き込まれる
障子が入りました。
障子のよさを
活かす時は活かす、
しかしめいいっぱい、
光と風を感じたいときに
存在を消したい時は消す、
障子を使う時は、
そのように使えるように
なるべく引き込みで
納めるようにしています。