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2012年1月20日

面格子は木で

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

玄関入ってすぐのところに、
靴を履く時、
光と風を感じられれば、
ということで、
窓があるのですが、

開けっぱなしにしていると
物騒なので、

面格子を付けることにしました。

アルミの既製品でもありますが、
そこは玄関、

外壁と同色の色を塗った
木の面格子です。

2012年1月19日

カラカラに乾く

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

今日は西方面の日。

途中寄った茅ヶ崎は邸では、
年末塗った土が
カラカラに乾いていました。

蒸し暑い日と、
カラッと寒い日とでは、
乾き方が違う感じがします。

この時期は、
カラカラに乾くといった
感じです。

確かに自分も、
与えられた水は
すぐに飲み干して
しまうほどです。

2012年1月18日

もう少しでご開帳

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

毎日賑やかな現場の中、

南側の幅の広い
縁台兼バルコニーが完成し、

あとは縦樋が付けば、
足場が外れます。

足場が外れて
遠目に見える姿が
楽しみ!です。

だけどこうして
毎日賑やかなのも
楽しいなあ(笑)

空に騙され、ゲンバであたたまる

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

陽射しがみなぎり、
青の深い空、

昨日体調を崩したので
久しぶりに踏み出した
家の外は、

空の色からは
想像できぬほど、

空気がキリリと
冷えていました。

お昼前、
所用で手広た邸の現場に行くと、
何やら美味しそうな香り、

近所のお昼の匂いかな、
と思ったら、

現場の庭先の
カセットコンロの上に
何やら美味しそうな鍋が。

そういえば数年前は、
こうしてたびたび
お昼現場で
何かやらかしてたなあ(笑)。

今日は現場に
大勢仲間がいたので、

なおさら
あたたまりました。

2012年1月16日

簀床完成

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

先日この場で
作る過程を紹介した
サンルームの簀床が
完成しました。

大工の古口くん、
おつかれさまでした!

この床の上のサンルームが
文字通り陽のよく入る場所なので、
光の漏れ方が、
楽しい感じになりそうです。

2012年1月14日

経糸を紡ぐ新年会

カテゴリー: 今日のできごと

今日はピスカリアの仕事始めの日。

ということは、
きらくなたてものやの新年会の日!

もはや毎年の恒例行事です。

忘年会では、
職人同士の交流を深めますが、

新年会では、
過去の建主さん、
現在進行中の建主さん、
未来の建主さんを集めて、

建主さんたちの
交流を深めます。

今回も実にたくさんの
方々に足をお運びいただきました。

今となっては、
建主参加型のワークショップが
これに近い機会となっていますが、

やはり食事の場では
ゆっくり交流することが
できますからね。

普段は横の連携を図りながら
仕事を進める私たちですが、

こうして経糸を縫うことにより、

文化を繋いでいくことができます。

意識でつながる「結」を
紡ぐことができます。

そして何よりも楽しいですね。

事実あっという間に
三時間が過ぎました。

このような場が
毎年続けられることを励みに
また一年精進したいと思います。

二宮で物語が始まる

カテゴリー: 二宮し邸

朝方雪がちらつくほど
きりりと冷え込んだ今日、
二宮で地鎮祭でした。

またここで本格的に、
物語が始まります、
と言いたいところですが、

この場所では、
泥こねしたり、
伐った竹を運び入れたり、

既に物語の序章は
始まっています。

これからもこの場所では、
伝統的工法の可能性をかけて
できるだけおカネをかけないために
様々な挑戦が
繰り広げられる予定です。

いつも地鎮祭では
ここでいい家、いい物語を作ろうと
身が引き締まる思いとなりますが、

この家を皮切りに
今後同様に、
おカネを巡る挑戦が
続きそうなだけに、

今年初の今日の地鎮祭は、
とくに感じ入るものがありました。

ところで今日の地鎮祭の神主さんは、
地元二宮の川匂神社から。

相模の国の一ノ宮、
寒川神社に続く、
二ノ宮ということで、
ここ二宮の地名の由来となった
神社だそうです。

今後足を運んでみます。

2012年1月13日

現場があたたかい理由

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の居間の上に、
サンルームがあるのですが、

その部分の床を、
格子のようなスノコとしています。

熱の行き来や、
スリット状に漏れる光などをねらって
このようにしたのですが、

藤間さんから独立して
初仕事の大工の古口くん、

甲乙梁を格子の割付にしたがって
彫り込むという、
たいへん手間のかかる方法を
とりました。

この方法だとより正確に
水平に床を納めることができます。

手早い方法を考えることも
大事なことと思いますが、

よりよい方へと持っていくために
笑顔で敢えて苦労を選ぶ彼の姿勢は、
とても応援したくなります。

私だけではなく、
この現場は、
他の職人たちも含めて
彼を応援しようという
あたたかい気持ちが
溢れています。

大工四人

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の現場は、
完成を間近に控えた今、
今週はずっと大工4人体制。

3人が家の中の造作仕事、
1人が外のバルコニー。

左官屋さんたちも現場に乗り込み、
今たいへん賑やかです。

朝、水道管が凍るほど
寒い日が続きますが、

賑やかだと
気分的に寒さが和らぎます。

2012年1月5日

マツとテツの棚納品

カテゴリー: 横浜栄こ邸

今日はきらくなたたてものやの
公式の仕事始め。

初仕事は、
年末に完成していた
マツとテツでできた棚
横浜こ邸に納めることでした。

年末この棚を納めるべき日、
横浜こ邸に着いたのが午後8時過ぎ、

この大きくて重い棚を
2階に上げるには、
技がいるのと、
集中力に自信がない時間だった
ということもあり、

日を改めて、
今日大工の藤間さんと
伺うことにしました。

そして小一時間かけて、
所定の場所に搬入完了。

鉄錆色が、
柿渋に塗られた材木たちと
相性がよく、

一方で色白なマツの板が
白い漆喰壁を背に、
早速空間になじんでいました。

年始早々、
幸先よいです。