竹小舞夜景
町田か邸にて。
建主さんと夜遅くまで、
竹小舞かき。
あと少しだけ
残ってしまいましたが、
ほぼ完成した状態で
家の中で灯りがともされていると、
家全体が竹籠のランプシェードのようで
夜の静けさの中で味わう
竹小舞の夜景が大好きです。
これは竹小舞かきを建主さんが行う
醍醐味の一つかもしれません。
さて、もう少ししたら、
土が塗られる予定です。
達成感!とともに、
これが見えなくなると思うと、
さみしいなあ。
先日の職場体験学習で
中学生4名に作ってもらった軸組模型は、
後日所員センダの手が加わって
今週末完成。
いよいよ明日出陣です。
鎌倉は夕方、
激しい雨に見舞われましたが、
足元の悪い中、
ちょうど10名がカジュアートスペースに集って
第三回鎌倉エネルギーカフェを
開催しました。
「カフェ」ですから、
皆さんが用意した
目の前の飲み物やお茶菓子を
口にしながら、
10名なので
前回のようにグループ討論ではなく、
みんなで輪になって
私が用意した資料に沿って
話し合いました。
しかしその話の中身は、
色々な背景をお持ちの方が
参加されているからでしょうか、
エネルギーのことや
冬温かく暮らす術のことは
もちろんのこと、
建築の話、林業の話、
食の話、工芸の話、車の話などなど、
話はあちこちへと
飛躍しまして、
それが実に楽しい!
あっという間の
3時間でした。
エネルギーは
生活に不可欠な一要素ですが、
全てはつながっている、
ということですね。
そして今回も、
日本の伝統的な生活文化の中に
たくさんヒントがある、
という方向性だったように
思います。
また技術的な話として、
参加者の方から
サラダオイルストーブの
提案がありました。
仕組みがシンプルだし、
デザインも、
シンプルなランプのようでいい!
ということで、
一度みんなで作ってみようか、
という話になりました。
こうして手を動かし
ものづくりを通じて、
世界を変えていく企画を集めて
実践してきたいと思います。
そういえば、
次回エネルギーカフェの前に
身体をあたためてくれる
タンポポコーヒー作りの
ワークショップをやろう!
なんて話も上がりました。
そんな感じで、
ますます楽しくなりそうな
鎌倉エネルギーカフェです。
次回は来年1月26日。
テーマは「地域単位でエネルギーを起こす①」です。
スペシャルゲストをお迎えする予定!ですので、
次回もたくさんの方々のお越しを
お待ちしております。
町田か邸にて。
建主さんたちが
竹小舞かきを進める一方で、
大工たちは細かい造作仕事を
着々と進めています。
今週は吹抜け廻りの
手摺が完成しました。
通気性を考えて、
三方は縦格子の手摺ですが、
残り一方の、
司令塔のような
作業スペースになる面の壁は、
左官仕上げとなります。
その下地として、
木ずりが打たれましたが、
これはこれで
美しいですね、
んー、このままでいいかも(笑)
町田か邸にて。
手の届きづらい
階段上の壁も
竹小舞が完了。
今日夕方ひょっこり、
割と近くに住む‘ほ’さんが
飛び入りで来てくれて、
仕上げてくれました。
たいへんありがたいことです。
おかげで階段が
竹小舞で包まれた
空間になりました。
竹小舞かきも
いよいよ大詰め。
町田か邸にて。
敷瓦による土間の施工が
終わりました。
先日埼玉県の
遠山記念館を見学しても
感じましたが、
敷瓦は蓄熱体として
よく機能しますからね。
達磨窯で五十嵐さんが焼いた
敷瓦の表情が
とても好きということもありますが、
冬の温かさ対策の
一つでもあります。
さてその敷瓦貼りですが、
通常は割と終盤に
施工することが多いです。
しかし今回は、
壁が荒壁土仕上げで
壁に瓦を入れ込むため、
竹小舞の段階で
施工しなければなりません。
ということで珍しい、
竹小舞と敷瓦の
ツーショットです。
そんなときに、
デジカメ忘れた!
今回は、
携帯電話のカメラによる
写真です。