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2013年3月23日

第5回エネルギーカフェ開催

カテゴリー: エネルギーカフェ

第5回鎌倉エネルギーカフェを開催。

今日もたくさんの方にご参加いただき、
ありがとうございます!

今日のテーマは
「地域単位でエネルギーを起こす②」。

再生可能エネルギーのことについて学習し、
またその中でも
有力選手の一つである太陽光発電について、

私の建主さんOBであり、
以前太陽光発電設置の仕事に
関わっていた‘か’さんから
詳しく説明をいただきました。

その後参加者のみんなでワークショップ。

まず自分が使う電気量について
何となく把握できるように
それらの消費電力を調べ、

次に太陽光発電がある暮らしや
風景のデザインについて、
一人ひとり提案していただきました。

実現すればとても楽しそうだったり、
風景に溶け込んだデザインを
期待させるものだったり、
様々な提案をいただいたのですが、

次の課題は、
それを如何に実現していくかですね。

今回はこれで5回シリーズの
最終回を迎えることとなりましたが、

第2期、第3期と、
今後も地道に続けていきたいと
考えていますので、

いつの日かそのようなアイディアが
実現する日を楽しみにしたいと思います。

また続けていくことで広がる
人間の輪に大きなエネルギーを感じますので、

今後はそれも楽しみです!

対角に抜く

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

この家は、
南東と南西の角に、
L字に開く
掃き出し窓があります。

南西側は畳の間で、
仕切れるようになっていますが、
開けていれば1階は、

どちらの対角線を見渡しても、
視線が抜けるようになっています。

風と光を
できるだけ呼び込むとともに、

約30坪と決して大きくはない家を
広く見せる方法でもあります。

ただしあまり抜けすぎると、
居心地が悪い場合もあるので、

障子と格子、
また後付けのブラインドで
調整できるようになっています。

紙がお迎え

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

この家の玄関は、
家のど真ん中にある土間。

玄関らしくないといえば、
玄関らしくないかもしれませんが、

人間だけではなく、
大いに風と光を迎え入れる間。

だけど、
人の視線や風を
遮りたいこともあると思うので、

障子で全面を
仕切ることができるように
なっています。

これを開けていると
閉めているとで、
空間の様子が
まるで変わります。

建具は偉大。

もうすぐ4つの‘そ’ちゃんの部屋

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

数日前お住まいを訪れると、
階段下の空間が、
‘そ’ちゃんの部屋に
なっていました。

ちゃんと寝る場所も
お片付けする場所も、
お勉強机もある、
最小限の間。

家族の気配を感じつつも、
集中できる場所。

窓も障子もあり、
風通しと温もりの調整も可能。

少し覗かせていただきましたが、
居心地よさそうです。

昇る間

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

1階の壁のほとんどは、
土塗り仕上げなのですが、

階段から上は、
荒壁土塗りのまま。

昇りきったところにある
荒壁土の壁が
窓からの光を受けて、
上へ上へといざないます。

また手摺受金物は、
いつもの鉄錆色のもの。

2013年3月22日

カヤの木とクリの厨房のある光景

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

玄関土間を入ると、
目に飛び込んでくるのは、
右手のカヤの木。

その奥には、
クリの厨房が
鎮座しています。

ほうぼうから入る
光とあいまって、

これらが明るくあたたかく、
和やかな雰囲気を醸し出していて、

建主さんご家族を
象徴しているような気がしています。

太陽の恵みを蓄える床

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

完成した様子の報告を再開。

さて、
この家の南東の角の床は、
藤岡の五十嵐さんが
達磨窯で焼いた、
いぶし銀の敷瓦を貼っています。

将来この部分に
薪ストーブが鎮座する
ということもありますが、

角に開いた
掃き出し窓から
太陽の恵みを取り入れ、

それを敷瓦が蓄熱して、
温もりを家の中に
呼び込むことを
もくろんでいます。

一方で夏場は、
バルコニーと格子網戸で
日射遮蔽。

「省エネ」の施策のもと、
なぜか危機的状況にある
伝統工法ですが、

こうして、
単なるデザインではなく、

循環可能な素材を使い、

自然界を遮断するのではなく、
大いに受け入れて、

室内の温熱環境を意識した
仕掛けの結果としてのデザインを
提案し続けていきたいと思います。

2013年3月21日

エスニックな香り

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

母屋部分の
元厨房部分を解体中。

がらんとした家の中で
畳敷きのお茶の間や座敷などが
残されているのですが、

それらが大屋根に覆われた
土間の中に挿入された感じで、

ここから見た光景に
エスニックな香りを感じるのは、
私だけでしょうか。

このままで、
というわけにはいきませんが、

このままでもオモシロイな、
と思ってしまいます。

太陽の木の基礎

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

数日で終わるはずの
基礎工事でしたが、

フタを開けてみると、
あそこもここも、
立ち上げた基礎を作ったほうがいいよね、
という箇所が幾つも出てきて、

ここ最近は
現場へ行くたび、
ササゴ建設さんと
お会いしております。

そんな中、
当初予定していた部分の基礎が
できあがってきました。

その一つが、
「太陽の木」を受ける基礎。

4月になるとここに、
「太陽の木」が鎮座する予定です。

どんな木が来るかは、
後ほどお楽しみに!

2013年3月18日

竹の格子と電気配線

カテゴリー: 横浜港南あ邸

横浜あ邸にて。

左官職人、湯田さんたちも絶賛の
竹小舞に同化した
古知屋さんの電気配線。

確かに古知屋さんの電気配線は、
泥に埋もれてしまうのが
もったいないと思うほど、
パッと見て整っています。

また鉄のボックス内に、
クルリと電気配線を
まとめてくれているのも、
他の職人の作業を
配慮してくれているからこそ、です。

見える部分も
見えなくなる部分も、

お互いを気遣い、

お互いを讃え合う。

「伝統工法」とか関係なく、

いい家、いいモノを
作るうえでとても大事なことは、

こうしたことが
自然と生まれる

いいチーム作り
なのだと思います。