2013年4月12日
4月の大安吉日の今日、
鎌倉みや邸は
無事上棟しました。
建主さんが、
自分は雨男、と、
謙遜されていましたが、
青空が広がる
とてもよいお天気!
日なたにいると、
太陽が熱い!
と感じるほどでした。
さて、今日の建前は、
敷地の都合で
手興しでした。
敷地に余裕がある場合は、
クレーンが付いた車で、
材木を吊り上げるのですが、
今回は全て人力。
大きな材料もあるので、
大工さんたちは
たいへんだったかと思いますが、
しかし手興しの場合は、
クレーンが吊り上げている時間を
待つことがなく、
人数がいれば、
同時に複数の場所を
仕込むことができるので、
思いのほか順調に
仕事が進みます。
現に今回は、
13時半過ぎには、
棟木を納めることが
できました。
また何といっても、
カケヤで叩く音と
掛け声(時に笑い声)だけが響くさまが
私は好きです。
棟木を納めた後、
垂木も全て納めて、
それでも夕方まで
時間が余ったので、
ゆっくり身体を休めて、
ゆとりある心持ちで、
上棟祝の宴に
臨むことができました。
またその宴では、
建主さんのご手配で大ごちそう。
この家づくりを
大事にされている気持ちが
ひしひしと伝わってきました。
これから本格的に
現場で仕事が始まりますが、
安全第一!
手興しなので、
一つの通りに、
八人がかり。
重い尺梁は、
六人がかり。
梁の合間を縫って、
2階床梁を持ち上げます。
上げきって、
安堵と達成感の
空気が流れます。
2階床梁、
完成の図。
小屋梁にも、
大きな梁があるので、
大工さんたちには、
ご苦労をかけました。
最後の棟木は、
建主さんと、
刻んだ大工たちが
力を合わせて叩きました。
きらくなたてものやの
恒例行事です。
引き続き、
垂木取付。
まだ空が
広く感じます。
まだ日が高いうちに、
垂木も完成を迎えました。
ほぼ完成!
祝上棟!
広い場所に
紅白の幕を掲げて、
上棟祝いの準備を行う
きらくなたてものやの所員たち。
建主さんには、
たいへんなごちそうを
用意していただきました。
なお、直営方式で現場を進めると、
関わる職人みんなから
上棟祝いのお酒を奉納していただくので、
お酒がいっぱい
立ち並ぶことになります。
酒好きには、
たまりません(笑)。