こんにゃく糊の下地
鎌倉大町ほ邸にて。
現在建主さんの手で、
自主施工による漆喰塗りが
始まっています。
漆喰を塗る前に、
我が家倶楽部から手に入れた
こんにゃく糊と寒冷紗で、
石膏ボードの上に下地作り。
全て天然の素材による
下地作りですが、
なかなかいい感じです。
木酢液の匂いはしますが、
何よりも不自然な匂いがしないというのが
ありがたいです。
鎌倉大町ほ邸にて。
一般的に曲がりの大きい
陽疾木(アテギ)は
木の欠点とされますが、
それだからこそ
納まる場所があるのです。
これは「太陽の木」を囲む
「月の台」になる予定。
今日試しに置いてみたら、
いい感じに納まりそうで、
ワクワクしてきました。
そしてこの位置を考えていたら、
昔ながらの達磨窯で瓦を焼く、
藤岡の五十嵐さんが現場に登場。
達磨窯で焼いた瓦は、
一枚一枚表情が豊かなのですが、
今の建築の世界では、
それを「キタナイ」と
言われることが多い、
という話になりました。
一枚一枚違うからこそ、
それが重なり、
面となった時に
美しいのに。
全部同じじゃツマラナイ。
いろいろあるから楽しい、美しい。
人間の世界も、
そういうことだと思うのです。
今日は鎌倉エネルギー仲間の
‘た’さんが手を入れている
畑を見学させていただきました。
本当に太陽と風が心地よい空間でした。
そしてそこには、
自らの力で元気に育つイチゴが!
名づけてノライチゴ。
その証拠に、
その辺に落ちている古いイチゴが、
腐らずに枯れて、
発酵を始めているではありませんか。
ジャムおじさんが
興奮を抑えきれなかったことは
言うまでもありません。
家に持ち帰って
早速ジャムにしました。
今度の鎌倉路地フェスタの打ち上げに
お持ちしたいと思います。