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2013年4月5日

建前前に浴槽搬入

カテゴリー: 鎌倉みや邸

鎌倉みや邸にて。

来週の建前に向け、
大工のほうの準備も、
現場のほうの準備も、
順調に進んています。

しかし今回は、
これまでと一つ違うことが。

そう、ご覧のとおり、
ホーロー製の浴槽が
建前の前に
搬入されてきました。

いつもだったら、
造作工事の頃に
浴槽がやってくるのですが、

今回は高基礎の間
いっぱいいっぱいの長さの
浴槽のため、

造作工事が進んでいる頃だと
約140kgほどある超重量級の
浴槽を搬入することは
困難を極めると判断し、

いっそのこと建前の前に
納めることにしました。

ということで今日は、
運送屋さんと水道屋さんと、
タイル屋さんと私の4名で搬入。

運べないことはないけど、
こりゃ確かに重い…(笑)

週末浴槽の下地をととのえて、
来週火曜日、
所定の位置に納める予定です。

その時はまた、
みんな現場に集合!

スッキリ

カテゴリー: 今日のできごと

鎌倉大町ほ邸にて。

昨日建主さんたちが
外壁の板を塗った壁に
架けていた足場が、

今日外れてスッキリ!

正確に申せば、
東面にあった足場を
今度は南面の一部に
付け替えました。

明日は「爆弾低気圧」という
物騒なものがやってくるらしいので、

その前に
お隣に影響のある部分が
スッキリしてよかったです。

2013年4月4日

建主さんが板を塗る

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

東面の外壁が
とても老朽化していたこと、

また構造補強の都合もあって、

外壁の板を
全面的に貼り替えました。

しかしスギ板の素地は、
赤かったり白かったり、
‘若々しい’感じがするので、

こうした古民家の改修では、
既存の外壁と調和するように、

また従来の印象が
継続するように、

柿渋コート(古代色)を
塗ることにしています。

そしてその作業は、
作業性がよいということもあり、
ほとんどの場合、建主さん施工。

今回も今日一日で、
全て建主さんが塗り切りました。

助太刀、と思って、
私が到着した頃には
もう終わっていたのですが、

お聞きしたら
子どもたちもたくさん
お手伝いしたそう。

スバラシイ!

いい思い出になったかな?

どうぞ将来の
語り草にしてください。

2013年4月3日

木登りできる木を見繕う

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

今日の午後、
飯能の岡部材木店に行き、
鎌倉大町ほ邸の土間に鎮座する、
木登りできる木を見繕いました。

いただく木は
予め決まっていたのですが、

四方八方に枝が伸びているため、
ある程度使う長さに伐ったほうが
運搬や加工に都合がよいので、

実際に見て
形をととのえてもらいました。

数日後に
現場に搬入予定。

この家は
たくさんの子どもたちが
集まる予感がします。

宙に浮く部屋

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

この家のロフト(小屋裏収納)は、
どの壁と接することもなく、

宙に浮いた部屋のような
感じとなっています。

また床が段違いとなり、

さらにロフトが
向かい合わせになるように
左右対称に2ヵ所あるので、

ちょっと楽しいことに
なっています。

「収納」が目的でなければ
ならない床ですが、

間違いなく子どもは
ここで遊びそうです。

あ、大人もかも(笑)

2013年3月31日

過程の美

カテゴリー: 鎌倉みや邸

先日書いたとおり、
カキシブ隊では
文字どおり1本1本の材木を
つぶさに観察することが
できるわけですが、

とくに昨日のような
2階の床梁を塗ると、

たくさんの種類の継手・仕口に
出会うことができます。

これらの大工仕事は、
実用としての結果ですが、

造形としても
心惹かれるものがあり、

また想像力をかき立てられて、

眺めていて楽しいです。

私たちがめざしていることの一つは、
「伝統工法」というよりも、

過程が楽しいこと、美しいこと

その成果として、
味わい深い空間を作ること
なのかもしれません。

こうして並んでいると、
機関車が並んでいるようですね。

通し柱に刻まれた
落し蟻の仕口。

抽象画のようです。

2013年3月30日

早春のカキシブ隊(第2回)

カテゴリー: 鎌倉みや邸

天気予報では曇り、
しかし実際は
わずかに霧雨のお天気。

カキシブ隊は
雨に当たってはなりませんが、
しかしそれでも
カキシブ隊を決行。

今日は
材寸の大きい2階床梁の塗装を
予定しており、

それなりに場所が必要だったのですが、

たまたま材木屋さんの下小屋が
広く空いていたので、
そこを使わせていただきました。

さて今日の参加者は、
建主さんご夫婦、
建主さんのお母さま、
建主さんの奥さんのお父さま、

いつもありがとうございます!
日野の‘い’さんと、
大和の‘ほ’さん、

そしてきらくなたてものやから3名。

なお、私は11時頃合流、
‘ほ’さんは午前までの作業でした。

なにしろ今日は、
2階床梁と通し柱と、
大きな材木ばかりでしたが、

10時休みを取らずに
がんばっていただいたこともあり、

3時のおやつまでには
柿渋を塗る作業が終了、

そしておやつを食べた後に、
材木を積んで、

いつもより早めに
終わることができました。

さあ次は来週4月6日。

残るは柱と小屋束で
おしまいです。

今日の成果。

前回塗った材木たち。

しっかりと色づいています。

2013年3月28日

冷たい風の中、三者のアツい話し合い

カテゴリー: 横浜港南あ邸

横浜あ邸にて。

昨日は冬が戻ってきたと思うほど、
とても寒い日でした。

吹きさらしの現場の中も、
外の気温とほぼ同じ。

そんな現場の中で、
大工の藤間さんと、
建具屋の新井さんと、

外部木建具の納まりについて
打ち合わせを行いました。

この家は南面の木建具が印象的な、
とても開放的な家なのですが、

高台に立つので、
風の圧力も受けやすく、

木建具の納まりが
肝になるのです。

養生板に原寸図を描きながら、
アツいアツい話し合いは、
昼食を挟んで3時間以上。

寒さを忘れるほどでした。

でも寒かった(笑)

建主さんが土を塗る

カテゴリー: 横浜港南あ邸

横浜あ邸にて。

建主さんが竹小舞をかいた部分だけ、
荒壁土塗りが残っていたのですが、

昨日現場へ行くと、
土を塗った直後の様子でした。

土塗りも、
建主さんが行ったようです。

居間とご両親の部屋を仕切る壁、
家の中で目立つ壁の一つです。

左官屋さんが塗った箇所と
見劣りせぬほど、
丁寧に塗った様子が
伺えます。

2013年3月27日

土のサンドウィッチ

カテゴリー: 横浜港南あ邸

横浜あ邸にて。

出番を待つ「土のサンドウィッチ」。

大きさも
小ぶりなサンドウィッチくらい。

家づくりの大事な部品の一つです。

さあこれはなんでしょう?