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2013年3月3日

障子はしまる

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

ここが‘現場’として最後の日、
障子が入りました。

障子が入ると、
空間が締まりますね。

それは建具全般に
言えることですが、

やはり障子の存在感は、
大きいです。

室内の温熱環境の維持にも
大きく寄与する障子、

活用していきたいですね。

灯りと荒壁

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

この家の二階は、
ほぼ全て荒壁土のまま。

‘強い土’ならではの
収縮によるひび割れと、

竹小舞の縦簾が
透けて見えるような縦の波が
味わい深く、

とくに灯りが当たると
その表情が強調されます。

本来は「下地」
なんですけどね。

昔ながらの家づくりは、
作る過程も美しいので、

こうしてそのまま
仕上げにしてしまうことも
あります。

2013年3月1日

栗板の厨房納まる

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

栗板の厨房が納まりました。

こうして作り込む厨房には、
様々な仕掛けがあります。

鍋などを引っ掛ける
ステンレス製の吊金物が隠し味。

厨房の設計は、
機能美が現れるからでしょうか、

また自分も
上手ってわけではないですが、
料理は好きな方なので、

ホンマ大好きです!

2013年2月28日

コウヤマキの浴槽納まる

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

サワラと十和田石に囲まれた浴室に、
コウヤマキの浴槽が入りました。

高貴な香りが辺りを包みます。

コウヤマキは、元々貴重な木でしたが、
秋篠宮に男の子(悠仁さま)が生まれた時、
コウヤマキがお印の木となったため、
更に手に入りづらい木となりました。

しかしいいものはいい。

加工しやすく、
木肌も香りも高貴で、
水にも強い、
丈夫な木です。

笑門のある家

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

笑門のある家。

ここをくぐって家に入ります。

確かここは(も、か。)、
竹小舞かきの時などそうだったけど、
笑い声の絶えない現場でした。

大詰め

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

明日完成に向けて、
現場は大詰め。

連日様々な職人さんが
入れ替わり立ち替わり。

今日は、
大工、建具、畳、水道屋、

明日は、
電気屋、建具屋、ガラス屋、板金屋。

とくに建具が入ると
グッと空間が締まります。

そして3/2は完成見学会なので、
皆さんぜひ来てください。

2013年2月27日

数珠の輪のように

カテゴリー: 今日のできごと

先週より鎌倉にて
古民家の改修を進めています。

ここの棟梁は、
通うにはちょっと遠い場所に家があるため、
現在住み込みで仕事を進めています。

おおかた不便はないのですが、
唯一お風呂は外に行かなければなりません。

近くに隔日で営業している銭湯を
基本的に使ってるようなのですが、

それに加え、
今たいへんお世話になっているのは、
昨年この現場の近くで
この棟梁と私とで手がけた、
同じく古民家を改修した家

香りのよい
木のお風呂に入れていただいたり、

さらには食事まで
いただいてしまったり、

本当にお世話になっています。

昨日は私も寄せてもらって、
夜ごはんをいただきました。

こうして地元のまちで仕事し続けていると、
点の仕事がつながって
数珠のように輪になることが
楽しくて仕方ありません。

‘や’さん、
おいしい食事と楽しい時間を
ありがとう!

思い出深い天井。
あれからもう一年かー。

‘や’さんも自宅カフェ開きましょう!
とてもおいしかった!

棟梁。

2013年2月23日

竹小舞見

カテゴリー: 横浜港南あ邸

横浜あ邸にて。

木組みと竹小舞の見学会の後は、
建主さんと大工たちと現場で「竹小舞見」。

いわゆる飲み会です(笑)

美しい竹小舞に囲まれて、
おいしいお酒をいただきました。

上棟の時も
建主さんや職人たちと
現場で酒をいただきますが、

そのときとはまた違った
感慨がありました。

木組みと竹小舞の見学会開催

カテゴリー: 横浜港南あ邸

本日は横浜あ邸にて、
木組みと竹小舞の見学会。

ご参加いただいた皆さま、
ありがとうございました!

竹小舞ができると、
いつもはすぐに
土を塗ってしまうため、

実は竹小舞の見学会は
なかなか行うことができないので、

皆さまに見ていただくことができて
よかったです。