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2013年2月22日

恍惚の肢体2

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

古民家を改修している
鎌倉大町ほ邸にて。

壁解体。

すると、
裏を返していない、
土壁が見えてきました。

まあホントは、
壁の強度のために
裏を返していた方が
いいのですが、

しかしこの表情は、
ずーっと立ち止まって
眺めていたいほどの
魅力があります。

恍惚の肢体

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

古民家を改修している
鎌倉大町ほ邸にて。

天井解体。

すると実にしなやかに
曲がりくねった梁が
見えてきました。

屋根の下地のトントンの表情も
私は大好きです。

これを活かさない手は
ありません。

こうした古民家で
天井や壁を剥がした時の
様子を見るのは、

様々な意味で
緊張感とともに、
高揚するものがあります。

こうして
美しい肢体に出会うこともあれば、

ウワー、ということも
あったりしますが(苦笑)。

その「ウワー」は
ともかくとして、

下地を剥がす時は、

人間と同じ、

ヌード写真を見るような
感覚に近いものがあります。

しかしそう考えると、
私たちが手掛けている
木組みと土壁の建築は、
「裸」の建築。

如何に美しい裸を作るか、
それが私たちのめざすところ、
ということになります。

木と土と鉄

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

きらくなたてものやがよく使う
鉄錆色の金物で、

便所の棚は、
支持されています。

木の板と、
荒壁土と、
鉄錆色の金物。

なかなかよい
ハーモニーです。

2013年2月20日

ドラマの始まり

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

今日から鎌倉某所で
古い古い、
古民家改修の仕事が始まりました。

古民家改修の仕事は、
フタを開けたらあらビックリ、
ということが少なくなく、

図面通りにコトが進む、
ということはありません。

問題にぶち当たっては、
職人たちとあれこれ議論の
繰り返しです。

しかしそれは、
後から読み返せば、
愛情と人情味溢れた
涙あり、笑いありのドラマ。

約2ヵ月、
空間づくりだけではなく、
建主さん、職人たちと、
このドラマ作りを
堪能していきたいと思います。

2013年2月19日

腰の石貼り完了

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

浴室の十和田石貼りが完了。

十和田石とは
堆積した火山灰が長年かけて固まった
凝灰岩の仲間です。

大谷石もその仲間ですが、
十和田石は大谷石よりも
緻密で締まった感じがします。

十和田石は、
凝灰岩としての柔らかさと
緻密さのバランスにより、

こうしてお風呂の中に
使われることが多いです。

温泉に行くと、
この手の石をよく見かけますね。

さあ来週は、
とてもいい香りの
浴槽が入る予定です。

先に石貼りを行うとは…、

そう、木の浴槽が
入ります。

楽しみ!

薪に雪

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

現場で打ち合わせをしていると、
庭先にみるみる
雪が積もっていきました。

積んで間もない薪も、
あっという間に雪化粧。

まだまだ冬は終わりませんが、
こうして美しい光景を
見ることができるし、

目鼻も楽なので、

よしとします。

2013年2月16日

香る下地

カテゴリー: 横浜港南あ邸

横浜あ邸にて。

今横浜あ邸に行くと、
独特の爽やかな
木の香りがします。

その香りを発しているのは、
床の下地となる板。

きらくなたてものやの場合、
床からの漏気を防ぐため、
床を二重に貼るのですが、

見えなくなるほうの板は、
材木屋さんの規格外の板を
使わせていただいております。

床下ですから、
マツ以外樹種は問わないのですが、

今回材木屋さんから
やって来た板は、
ヒマラヤスギでした。

様々な理由で
「規格外」なのでしょうが、

下地にするには、
実にもったいない香りです。

2013年2月15日

竹小舞は、芸術だ!

カテゴリー: 横浜港南あ邸

横浜あ邸にて。

凍えるような
冷たい風が
吹きすさぶ中、

左官職人湯田さんたちの手で、
静かに竹小舞かきが
進んでいます。

竹小舞は、
本当に美しい。

下地という機能を超えて、
芸術作品とすら思います。

今回は気候の都合上、
すぐに土を塗らないので、

しばらくの間、
竹小舞の状態を
楽しむことができそうです。

しばらく
この状態でいることは
珍しいので、
見学会を行うことにしました。

皆さんぜひ、
この機会をご利用ください。

木組みと竹小舞の見学会&完成見学会のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

鎌倉では、
梅の花が咲き始めています。

とともに、
日を追うごとに、
鼻がヒクヒクしはじめ…。

花と鼻、
二つのハナの様子で、
春のあしおとを
感じ始めております。

さて表記の件、
以下のとおり二つの見学会を
開催する予定です。

一つは、木組みとそして竹小舞の見学会。
伝統工法の技の過程を、
ぜひ五感で感じていただければと思います。

またもう一つは、完成見学会。
木と土が織りなす心地よい空間の様子を
ぜひお楽しみいただければと思います。

今回はいずれも、
一同に会して説明する時間を設けますので、
そちらもぜひご活用ください。

それでは多くの皆様のご参加を
お待ち申し上げております。

■木組みと竹小舞の見学会開催要領

・日時…平成25年2月24日(日) 13:30〜16:00
(説明会の時間:14:00〜15:00)
・場所…神奈川県横浜市港南区日野

■町田か邸 完成見学会開催要領

・日時…平成25年3月2日(土) 13:30〜16:00
(説明会の時間:14:00〜15:00)
・場所…町田市金森
※町田か邸 家づくりの記録

■ご参加申込要領

恐れ入りますが、いずれも予約制とさせていただきます。

ご参加希望の方は、
お手数ですがその旨以下の宛先まで
・見学会の種別(2/24、3/2)
・お越しになる概ねのお時間
・参加人数(大人、子ども)
・交通手段
・説明会参加の有無
を添えて、ご連絡をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

ご連絡を頂いた後、
詳しい場所や事務連絡等をご返事させていいただきます。

木組みと竹小舞の見学会&完成見学会のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

鎌倉では、
梅の花が咲き始めています。

とともに、
日を追うごとに、
鼻がヒクヒクしはじめ…。

花と鼻、
二つのハナの様子で、
春のあしおとを
感じ始めております。

さて表記の件、
以下のとおり二つの見学会を
開催する予定です。

一つは、木組みとそして竹小舞の見学会。
伝統工法の技の過程を、
ぜひ五感で感じていただければと思います。

またもう一つは、完成見学会。
木と土が織りなす心地よい空間の様子を
ぜひお楽しみいただければと思います。

今回はいずれも、
一同に会して説明する時間を設けますので、
そちらもぜひご活用ください。

それでは多くの皆様のご参加を
お待ち申し上げております。

■木組みと竹小舞の見学会開催要領

・日時…平成25年2月24日(日) 13:30〜16:00
(説明会の時間:14:00〜15:00)
・場所…神奈川県横浜市港南区日野

■町田か邸 完成見学会開催要領

・日時…平成25年3月2日(土) 13:30〜16:00
(説明会の時間:14:00〜15:00)
・場所…町田市金森
※町田か邸 家づくりの記録

■ご参加申込要領

恐れ入りますが、いずれも予約制とさせていただきます。

ご参加希望の方は、
お手数ですがその旨以下の宛先まで
・見学会の種別(2/24、3/2)
・お越しになる概ねのお時間
・参加人数(大人、子ども)
・交通手段
・説明会参加の有無
を添えて、ご連絡をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

ご連絡を頂いた後、
詳しい場所や事務連絡等をご返事させていいただきます。