地元の中学校で7回目の‘文化の種蒔き’
地元の中学校の
「ふれあい体験学習」の一環で、
日本の伝統的な建築技術について
お話しする機会をいただきました。
これは2008年から
取り組ませていただいてる機会で、
今年で7年目です。
最初の頃、中学生は、
自分の子どもより年齢が上だったので、
だいぶ大人びて感じたのですが、
今年は子どもが二人とも
中学校を卒業したこともあり、
みんなかわいらしく感じます。
しかし自分の子どもが
中学校を卒業しても、
こうして中学校と
関わる機会があることは、
お互いにとって
いいことだな、と思います。
さて授業の内容は、
例年通り、
継手・仕口の模型や
実物を見ながら
木と家に関する話を
一時間ほどした後、
四寸角のスギを
ノコギリで切ってもらいました。
これをやり始めた頃は、
子どもたちは工具を触る機会が
少なくなっているのかなあ、
と正直感じましたが、
気のせいか、
年々うまくなっているような…。
しかも今回いちばん速い子で、
3分半!で切ることができました。
7年の間やってきて、
いちばん速かったと思います。
最近体験学習の機会が
増えてきた効果なのでしょうか。
ところで、
継手・仕口の模型は、
組んでばらして…、を
数十回やってきましたが、
ついに重ホゾが折れたりと、
傷みが目立ってきました。
そろそろ二代目が必要かな。