てんぱい
逗子せ邸にて。
バルコニーの床が貼られ、
手摺も骨格が見えてきました。
工事はあと
23日の見学会に向けて、
来週月曜日の日を残すのみ。
月曜日は、
大工、建具屋、ガラス屋、
板金屋、ガス屋、そして
掃除係のきらくなたてものやと、
賑やかになりそうです。
逗子せ邸にて。
今日はバルコニーの骨格が
できあがりました。
自分も打ち合わせ等の合間を見て、
組立てのお手伝い。
一日で骨格が見えるこの作業は、
やはりオモシロいです。
逗子せ邸にて。
照明器具が
ほぼ全て取り付きました。
この家の七割は、
この「ワンコインライト」。
青山電陶のE26-17と、
60Wの白熱ボール球です。
白熱球は、
確かに消費電力が大きいけど、
灯りの質としては、
いちばん好きだなあ。
全方位に
柔らかく拡散する感じも
よいです。
電灯の省エネは、
シンプルな設備で
夜は早く寝る!(笑)。
4月のある日、
私たちの家づくりに
関心を持ってくださっている
旧知の方から
久しぶりに連絡をいただき、
現在買うかどうか
検討している古い民家があるので、
見てほしい、とのこと。
担当の不動産屋で待ち合わせをし、
不動産屋さんの車に乗って、
その家にご案内いただきました。
1時間ほど
じっくり見させていただき、
その後喫茶店で意見交換。
いろいろ考えた末、
後日連絡をいただき、
結局その方はその家の購入を
見合わせました。
そのようなできごとが
記憶から遠ざかりかけた7月の初め、
私の携帯電話に
見慣れぬ番号の着信音。
用件は、
古い家を買ったので、
改修の相談に乗ってほしい、
とのこと。
早速住所を伺い、
週末のある日、
その住所をめざして、
自転車で向かいました。
すると、
なんだかいつか来た道。
まあそれはよくあること。
しかし○丁目○番地まで
辿り着いた時、
これはもしやと思って
辿り着いたら、
やはり約3カ月前に
拝見した家でした。
3ヵ月前は、
不動産屋に案内されるまま
ここへ来たので、
住所までは存じ上げず、
今の今まで
気付かなかったのですが、
これはビックリ。
チャイムを鳴らして
玄関先で初対面のあいさつ。
すぐさま、
「ではこの家を見てくださいますか。」
とおっしゃられたので、
「はい、見ました。」
と答えました(笑)。
もちろんそのあと、
かくかくしかじか、
経緯を説明しましたが、
いずれにしても、
星の数ほどたてものやさんがある中で、
二度もこの家から声がかかるとは。
私はこの家の面倒を見る
運命にあったようです。
その後2ヵ月打ち合わせを重ね、
まずはじめに
浴室を改修することにし、
その後徐々に
範囲を広げて
手を加えていくことに
なりました。
ということで
約1ヵ月後には、
また‘銭湯’にしたいお風呂が、
鎌倉にできる予定です。
今日はリベンデルで
茅ヶ崎エネルギーカフェ。
「「陽」を生かす」というテーマのもと、
西川豊子さんの手ほどきにより、
みんなでソーラークッキングを
楽しみました。
雲の目立つお天気でしたが、
かえって一日太陽と
対話しているような感じがして、
またソーラークッキングができる
ギリギリのお天気も分かって、
かえってよかったのでは
ないかと思います。
それと独立型太陽光発電装置の
ワークショップで全国行脚している
イオさんも参加してくれて、
料理ができあがる間、
もう一つワークショップに
参加したと思うくらい、
たくさんの楽しいお話を
してくださいました。
今日は一粒で二度
おいしい、楽しい日でした。
そう、今日は一日、
楽しい、おいしい、気持ちいい時間が
ここリベンデルに流れていました。
私はこの中に
持続可能な暮らしのための
真実があると思っているのですが、
今日はまさに
そんな日でした。
それはみんなの
↓のえがおが物語っていますね。
皆さん、楽しいご縁を
ありがとうございました!
西川さんが用意してくださった
ソーラークッカー大集合。
様々な種類があって
楽しいです。
各種のソーラークッカーを
説明する西川さん。
料理ができあがる間、
ソーラークッカーや
アフリカでの活動について
写真を紹介しながら、
説明してくださいました。
確かに森林資源が乏しく、
薪の調達がたいへんな地域では、
このソーラークッカーは
とくに有効ですね。
いよいよ料理が
できあがりました。
まずはホットドッグ!
次は、トマトとチーズ!
トマトはあたためると
甘味が増します。
温泉玉子を
フライパンに開けたところ。
リベンデルの食材満載の
米粉のピザ。
やさしい素朴な味で
おいしかったー。
小さなジャガイモを
あたためているところ。
塩だけでいただきました。
太陽の干し野菜。
こうすることによって、
野菜の旨味と甘味が引き立ち、
おいしくいただくことが
できました。
とくに大根は、
とても気に入って、
ぽりぽりぽりぽり
いってしまいました。
これを使えば、
干物などもできるようです。
ごはんだって
太陽で炊けます。
しかしこれは時間切れで、
後ほど残った人たちだけで
いただきました。
デザートはケーキ。
これも素朴でやさしい
味がしました。
そう、太陽であたためると、
やさしい味がするのです。
西川さんとイオさん、
「太陽の巨匠」二人。
お二人の核融合により、
これからもあたたかくて
やさしい時間を
作っていければと思います。
9月14日の日曜日、
いつものグランドではなく、
同志池山さんの
ヨイトマケに参加すべく、
伊勢へ。
ヨイトマケは、
石の上に建物を建てる際、
地面をつき固めて
その石を据える作業。
日本広しと言えど、
法律等々の関係で
なかなかこうした方法で
家を建てられなくなってしまったので、
たいへん貴重な機会と
なってしまいました。
確かに重労働。
一日中背筋運動を
しているようなもので、
しんどいです。
家一軒のために、
延べ何日も
この作業を続けなければ
いけません。
しかし実際にやってみて
思いましたが、
これは「まつり」ですね。
家を建てる前の
神聖、かつ、
歌を歌いながらの
血沸き肉躍る
楽しいまつり。
そんな作業を通じて、
この場にいる人たちの
心が通じ合っていくのも
まつりと同じです。
そこに男女の出会いが
あるのもイイ(笑)。
世の中、
とくに家づくりの世界は、
どんどんとつまらない方向へ
行こうとしていますが、
家づくりってのは、
本来こんなにしんどくて
こんなにおもろいんやで、
ということを伝えていくために、
鎌倉でもやりましょう、
みんなでヨイトマケ。
実際年明けに
計画中です。
海老名た邸にて。
外ではバルコニーに床を張る
玄翁の音が鳴り響いていますが、
室内のほとんどは
壁が仕上がり、建具も入り、
完成を静かに
待ち続けています。
ところで9月23日の
逗子せ邸に引き続き、
こちらの家も、
建主さんのご厚意を得て
10月4日に完成見学会を
行う運びとなりました。
詳細は改めて
連絡します。