今年も年の瀬に竹伐り隊
ここ近年、
年の背に竹伐り隊を結成することが
恒例となってきました。
そればかりか今年は、
10月も11月も、
下弦の月から新月の期間を狙って、
竹伐り隊。
今日で三カ月連続です。
竹伐り隊は、
気持ちいいので、
こうして毎月のようにできること、
とてもうれしく思います。
しかも毎回、
建主さんそれぞれの
心のこもったおもてなしに
とても幸せな気分になります。
さて今日は、
建主さんのお子さんが
通っている自主保育のお仲間たちが
大ぜい集まってくださって、
人数はきちんと数えていませんが、
大人15名はいたでしょうか。
また小さな子どもたちも、
それと同じくらい、
いやもしかしたら
それ以上の人数いました。
子どもたちの声援と、
時に「わたしにもやらせて」
といった感じで
お手伝いしてくれて、
とても賑やかに
作業を進めることができました。
そしてなんといっても、
建主さんは今日二升!分の
おにぎりを用意してくださり、
また近所のお友だちも
ご自宅を開放して
お昼と夕方、
とてもおいしい料理を
ふるまってくれて、
きっと一日身体を
動かしたエネルギー量を
補って余りあるほどの(笑)
お食事をいただきました。
参加者の皆さんも
口にしていましたが、
もし数人で作業してたら、
途方に暮れる仕事、
だからこれまで
竹林に手が入らず、
荒れ放題になっている
ところばかりに
なってしまいましたが、
竹小舞という
使い道を通じて
楽しくおいしく
竹林に手が入り、
気がついたら
光と風の通る竹林に
生まれ変わります。
こういう過程と結果が
あるからこそ、
土壁はやめられません。
子どもたちが生き生きと
野山を駆け回り、
おいしそうにおにぎりを
ほおばる姿を思い出しながら、
土壁が昨今の
「省エネ化」だけで評価され、
それに振り回されてはなるまいと
改めてそう思いました。
ということで
今日の成果は、
割り竹の状態で650本!
皆さん、
ありがとうございました!
二升分のおにぎり(の一部)。
汗を流した後だから、
余計にうまい!
直火で沸かしたスープも
うまい!
この写真は、
参加者のごく一部ですが、
ご覧のとおり、
大人の数と同じか、
それ以上いる子どもたち。
作業が終わり、
日が暮れた後は、
火とおいしい食事を囲んで、
しばらく皆さんと
交流を深めました。