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2014年9月25日

白い間

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

階段を上がると、
光溢れる居間が
待っています。

開口部からの
光だけではなく、

白い漆喰の壁に、
白い紙の障子、

柔らかく白いサワラの床板に、
白いヒマラヤスギの梯子、

その白さが
光を際立たせています。

ちなみに梯子のヒマラヤスギは、
他の現場で余った材。

なんとなく梯子の材として
合っているのではないかと思い、
使ってみましたが、

この香りがこの家を
特長づける一つとなっています。

2014年9月24日

よりお風呂にぬくもりを

カテゴリー: 海老名た邸

海老名た邸にて。

お風呂の全貌が
明らかになりました。

この家のお風呂は、
よりぬくもりを感じるように、
床にコルクタイルを貼りました。

これまで使用した例でも、
やはり足の裏が
あたたかく感じるようです。

壁天井の柔らかなサワラの板も、
見た目のあたたかさを
もたらしてくれます。

あたたかさや涼しさって、
表面の素材の見た目や触感も
大事だと思う一例です。

杉板二題

カテゴリー: 横浜す邸

横浜す邸にて。

大工一人で
着々と造作工事が
進んでいます。

今日は杉板二題。

いずれも赤白
はっきりした
新鮮な感じですが、

そのうち赤白がなじんできて、
落ち着いた褐色へ向かいます。

子ども部屋の
横方向に張った腰板。

お母さん’の部屋の
天井板。

やはり畳と障子の組み合わせはいい

カテゴリー: 海老名た邸

海老名た邸にて。

本日完了検査。

今朝家の中の養生が
ほとんど剥がれ、
「ゲンバ」から
「イエ」になりました。

この家は寝室が畳。

玄関を入ると、
畳を敷いていることが
香りで分かります。

そして障子との組み合わせ。

やはり落ち着くなあ。

この家も来週土曜日、
10月4日午後に完成見学会を
行いますので、

どうぞ足をお運びください。

跳ね出すバルコニー

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

この家を特長づけている
要素の一つは、

駐車場所の確保等の事情で
二方向に梁が跳ね出す
バルコニー。

面積の大きなバルコニーですが、
跳ね出しているおかげで、
軽やかに見えます。

2014年9月23日

たくさんのご来場、ありがとうございました!

カテゴリー: 逗子せ邸

今日は逗子せ邸の完成見学会。

お出かけ日和だというのに、
子どもを含めて延べ56名の方に
この場所を選んでご来場いただき、
本当にありがとうございました。

こうして五感で
「風土と伝統を基に作る現代の空間」を
たくさんの方に体感していただくことができて、
とてもうれしいです。

またこうした機会を
快くご了承いただいた建主さん、
ありがとうございました。

皆さんがお帰りになったあと、
幸せな余韻に浸り、

先ほどまでとは打って変わって
静かな場所で写真撮影大会。

後ほどこの場で
随時紹介させていただきますので、
よろしければ見てやってください。

2014年9月22日

光る床

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

ロフトの光る床。

ロフトの一部が
格子状になっていて、

その真下に
照明器具があるために

床が下から
光っているように
見えるのです。

上下無双の障子

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

今日はたくさんの
職人さんたちが
現場にやってきましたが、

とくに建具が納まったことにより、

空間が締まりました。

日本の家のよさは
たくさんありますが、

間違いなく建具も
その一つです。

その中でも今日際だったのは、
上下に障子無双窓が付いた障子です。

障子は仕切りとしての
役割だけではなく、

紙一枚で家の中に
温もりをもたらし、

また外からの視線を
遮ってくれる建具ですが、

その分通風を
遮ってしまうので、

それを確保するために、
上下に無双窓を設けてみました。

無双窓というと、
板でこしらえることが多いですが、

今回障子で作ることにより、
障子ならではの軽やかさも
維持できたのではないかと思います。

一部板が納まっていますが、
それがなぜなのかはヒミツ(笑)。

分かるなあ

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

建具屋が取り付けたそばから、
障子無双窓を楽しげに
開け閉めする少年N。

分かるなあ。

動くものって、
無償に楽しいよね。

大詰め

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

今日は職人が入る最後の日。

完成に向けて、
大工、建具屋、硝子屋、
板金屋、ガス屋、

そしてきらくなたてものやと
大賑わい。

きらくなたてものやは、
掃除と蜜蝋ワックスがけ担当なのですが、

そのお手伝いに、

なんと横浜す邸の建主さんが
お手伝いに来てくださいました。

本当に助かりました。

こうした、
依頼する、依頼されるを超えた
相互に助け合う関係が
とてもうれしいです。

たくさんの人に
支えられてここまできた、
象徴の日でした。