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2014年9月21日

エネルギー依存症の生活脱出術を学ぶ

カテゴリー: エネルギーカフェ

今日は今年度第二回の
鎌倉エネルギーカフェ。

このお出かけ日和の日曜日に、
この鎌倉エネルギーカフェを選んで
足を運んでくださった皆様、
ありがとうございました!

さて今日のゲストは、
宇治牧子さんと外川まり子さん。

今年度から鎌倉エネルギーカフェは、
同じまちで同じような取り組みをされていた
「たいよう講」と共同開催する運びとなり、

今日はまず宇治牧子さんから
その「たいよう講」で取り組んでこられた
「アンペアダウンコンシェルジェ」等のお話や、
「ネガワット発電所」、「バーチャルエネルギー」等、
省エネに関する様々な概念について
お話をいただきました。

引き続き、外川まり子さんから、
契約電力5アンペアで
冷蔵庫を廃止したにもかかわらず、
ムリなく生活されている実践例を
お話しいただきました。

「省エネ」というと自分を律し、
窮屈な生活となる
印象を持つかもしれませんが、

今日のお話を聞いて、
決してそうではなく、

むしろとても創造的で、
ゲームのようにワクワクする可能性を
秘めていることを感じました。

またそのような生活を
始めたことにより、
夫婦の会話が増えたというお話も
印象的でした。

家を設計する際でもそうですが、
予算や条件が厳しければ、
計画も窮屈になるかといえば
そうでもなくて、

むしろその厳しい条件の中から、
様々な工夫が生まれることが
多いように思います。

それを可能にするのは、
厳しい条件に不満を漏らすのではなく、
それさえも楽しんでしまう
心なのかな、と思います。

この現代は、
お節介なまでのサービスが
満ち溢れていることに慣れてしまって、
自発的に暮らしを創造しようという
思考回路が生まれにくい状況といえますが、

ある意味で「省エネ」とは、
そのような思考回路を作る
きっかけの一つになりえるのだ
ということを感じました。

またその一人ひとりの
生活創造の知恵と工夫が、
まちの中で重なり合って、
知恵袋ができあがることも、
このエネルギーカフェの
面白さの一つです。

そんなことに
気づかせてくれる
今日の講座内容、

鎌倉エネルギーカフェで
今後も毎年繰り返し繰り返し、
提供し続けていきたいと思います。

まずは宇治牧子さんによる
概念的なお話。

とてもよくまとまったお話で、
分かりやすかったです。

次に外川まり子さんによる
省エネ生活実践例のお話。

ほんわかとえがおで
楽しそうにお話ししている様子が
印象的でした。

恒例のカフェタイム。

おなかいっぱいになるほどの
量とおいしさ。

そしてお互いの交流と
情報交換の楽しさ。

どうせ学ぶのならば、
おいしくて楽しいほうが
身になります。

最後は二班に分かれて、
「知恵袋」作りのために
意見を出し合い、
それぞれ発表していただきました。

2014年9月20日

六間六筋

カテゴリー: 横浜す邸

横浜す邸にて。

居間および縁側の
建具枠ができあがりました。

間に「宙に浮く台」を介して
延べ六間に六筋の溝が続きます。

ここに硝子戸、格子網戸、
そして障子が納まる予定です。

宙に浮く台

カテゴリー: 横浜す邸

横浜す邸にて。

上下を木建具に挟まれた
宙に浮くような台の造作が
できあがりつつあります。

ここにはテレビを
置く予定です。

てんぱい

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

バルコニーの床が貼られ、
手摺も骨格が見えてきました。

工事はあと
23日の見学会に向けて、
来週月曜日の日を残すのみ。

月曜日は、
大工、建具屋、ガラス屋、
板金屋、ガス屋、そして
掃除係のきらくなたてものやと、

賑やかになりそうです。

2014年9月18日

今日はバルコニーの建前

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

今日はバルコニーの骨格が
できあがりました。

自分も打ち合わせ等の合間を見て、
組立てのお手伝い。

一日で骨格が見えるこの作業は、
やはりオモシロいです。

2014年9月17日

格子床完成

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

夏の熱気を
上へ逃がすとともに、

光を楽しく
下へ落とす、

一坪分の
ロフトの格子床が
完成しました。

子どもたちの、
大人の見張り場所でも
あります(笑)。

‘皮’を剥がす

カテゴリー: 鎌倉大町み邸

鎌倉大町み邸にて。

タイル屋さんの手で、
1日で浴室の解体がほぼ終了。

心配していた下地は、
思いのほかいい感じでした。

足元の柱も、
シロアリさんに食べられた
形跡などは見られず、
まずまずの状態。

恐らく反対側の壁が
真壁(柱が見える壁の納まり)なので、
シロアリさんも
食べにくかったのかも
しれません。

ちなみに昨日まで
据えてあった
ステンレスの浴槽は、
捨てずにどこかで
活かしたいと思っています。

2014年9月16日

七割がたワンコインライト

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

照明器具が
ほぼ全て取り付きました。

この家の七割は、
この「ワンコインライト」。

青山電陶のE26-17と、
60Wの白熱ボール球です。

白熱球は、
確かに消費電力が大きいけど、

灯りの質としては、
いちばん好きだなあ。

全方位に
柔らかく拡散する感じも
よいです。

電灯の省エネは、
シンプルな設備で
夜は早く寝る!(笑)。

運命の家

カテゴリー: 鎌倉大町み邸

4月のある日、
私たちの家づくりに
関心を持ってくださっている
旧知の方から
久しぶりに連絡をいただき、

現在買うかどうか
検討している古い民家があるので、
見てほしい、とのこと。

担当の不動産屋で待ち合わせをし、
不動産屋さんの車に乗って、
その家にご案内いただきました。

1時間ほど
じっくり見させていただき、
その後喫茶店で意見交換。

いろいろ考えた末、
後日連絡をいただき、
結局その方はその家の購入を
見合わせました。

そのようなできごとが
記憶から遠ざかりかけた7月の初め、

私の携帯電話に
見慣れぬ番号の着信音。

用件は、
古い家を買ったので、
改修の相談に乗ってほしい、
とのこと。

早速住所を伺い、
週末のある日、
その住所をめざして、
自転車で向かいました。

すると、
なんだかいつか来た道。

まあそれはよくあること。

しかし○丁目○番地まで
辿り着いた時、
これはもしやと思って
辿り着いたら、
やはり約3カ月前に
拝見した家でした。

3ヵ月前は、
不動産屋に案内されるまま
ここへ来たので、
住所までは存じ上げず、

今の今まで
気付かなかったのですが、

これはビックリ。

チャイムを鳴らして
玄関先で初対面のあいさつ。

すぐさま、
「ではこの家を見てくださいますか。」
とおっしゃられたので、

「はい、見ました。」
と答えました(笑)。

もちろんそのあと、
かくかくしかじか、
経緯を説明しましたが、

いずれにしても、
星の数ほどたてものやさんがある中で、
二度もこの家から声がかかるとは。

私はこの家の面倒を見る
運命にあったようです。

その後2ヵ月打ち合わせを重ね、
まずはじめに
浴室を改修することにし、

その後徐々に
範囲を広げて
手を加えていくことに
なりました。

ということで
約1ヵ月後には、
また‘銭湯’にしたいお風呂が、
鎌倉にできる予定です。

2014年9月15日

「陽」を生かす

カテゴリー: エネルギーカフェ

今日はリベンデル
茅ヶ崎エネルギーカフェ

「「陽」を生かす」というテーマのもと、
西川豊子さんの手ほどきにより、
みんなでソーラークッキングを
楽しみました。

雲の目立つお天気でしたが、
かえって一日太陽と
対話しているような感じがして、

またソーラークッキングができる
ギリギリのお天気も分かって、

かえってよかったのでは
ないかと思います。

それと独立型太陽光発電装置の
ワークショップで全国行脚している
イオさんも参加してくれて、

料理ができあがる間、
もう一つワークショップに
参加したと思うくらい、
たくさんの楽しいお話を
してくださいました。

今日は一粒で二度
おいしい、楽しい日でした。

そう、今日は一日、
楽しい、おいしい、気持ちいい時間が
ここリベンデルに流れていました。

私はこの中に
持続可能な暮らしのための
真実があると思っているのですが、

今日はまさに
そんな日でした。

それはみんなの
↓のえがおが物語っていますね。

皆さん、楽しいご縁を
ありがとうございました!

西川さんが用意してくださった
ソーラークッカー大集合。

様々な種類があって
楽しいです。

各種のソーラークッカーを
説明する西川さん。

料理ができあがる間、
ソーラークッカーや
アフリカでの活動について
写真を紹介しながら、
説明してくださいました。

確かに森林資源が乏しく、
薪の調達がたいへんな地域では、
このソーラークッカーは
とくに有効ですね。

いよいよ料理が
できあがりました。

まずはホットドッグ!

次は、トマトとチーズ!
トマトはあたためると
甘味が増します。

温泉玉子を
フライパンに開けたところ。

リベンデルの食材満載の
米粉のピザ。

やさしい素朴な味で
おいしかったー。

小さなジャガイモを
あたためているところ。

塩だけでいただきました。

太陽の干し野菜。

こうすることによって、
野菜の旨味と甘味が引き立ち、
おいしくいただくことが
できました。

とくに大根は、
とても気に入って、
ぽりぽりぽりぽり
いってしまいました。

これを使えば、
干物などもできるようです。

ごはんだって
太陽で炊けます。

しかしこれは時間切れで、
後ほど残った人たちだけで
いただきました。

デザートはケーキ。
これも素朴でやさしい
味がしました。

そう、太陽であたためると、
やさしい味がするのです。

西川さんとイオさん、
「太陽の巨匠」二人。

お二人の核融合により、
これからもあたたかくて
やさしい時間を
作っていければと思います。