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2014年9月14日

いえづくりはまつりなのだ

カテゴリー: 今日のできごと

9月14日の日曜日、
いつものグランドではなく、

同志池山さんの
ヨイトマケに参加すべく、
伊勢へ。

ヨイトマケは、
石の上に建物を建てる際、
地面をつき固めて
その石を据える作業。

日本広しと言えど、
法律等々の関係で
なかなかこうした方法で
家を建てられなくなってしまったので、

たいへん貴重な機会と
なってしまいました。

確かに重労働。

一日中背筋運動を
しているようなもので、
しんどいです。

家一軒のために、
延べ何日も
この作業を続けなければ
いけません。

しかし実際にやってみて
思いましたが、

これは「まつり」ですね。

家を建てる前の
神聖、かつ、
歌を歌いながらの
血沸き肉躍る
楽しいまつり。

そんな作業を通じて、
この場にいる人たちの
心が通じ合っていくのも
まつりと同じです。

そこに男女の出会いが
あるのもイイ(笑)。

世の中、
とくに家づくりの世界は、
どんどんとつまらない方向へ
行こうとしていますが、

家づくりってのは、
本来こんなにしんどくて
こんなにおもろいんやで、
ということを伝えていくために、

鎌倉でもやりましょう、
みんなでヨイトマケ。

実際年明けに
計画中です。

2014年9月13日

完成を静かに待つ家の中

カテゴリー: 海老名た邸

海老名た邸にて。

外ではバルコニーに床を張る
玄翁の音が鳴り響いていますが、

室内のほとんどは
壁が仕上がり、建具も入り、

完成を静かに
待ち続けています。

ところで9月23日の
逗子せ邸に引き続き、

こちらの家も、
建主さんのご厚意を得て
10月4日に完成見学会を
行う運びとなりました。

詳細は改めて
連絡します。

下地窓は階段に

カテゴリー: 海老名た邸

海老名た邸にて。

階段の壁に仕込まれた
下地窓。

竹小舞の美しさを
知ってしまうと、

必ずと言っていいほど
どこかに残したい、
という話が上がります。

そこで今回は、
この部分に下地窓を
作ることにしました。

今度から
なるべくあらかじめ、
それを目論むように
しようかな、と思う一方、

何もかにも
決め込んでしまうよりも、

これまでどおり、
現場で考えて決める、
というのでも
よいと思ってみたり。

バルコニー製作中

カテゴリー: 海老名た邸

海老名た邸にて。

今週に足場が外れ、
黒い外壁が露わに。

あとはバルコニーを作って、
大工工事がほぼ完了です。

こちらの物語も
残りあとわずか。

空間の様子が
次第に見えてきて、

私が現場に着くと
いつも顔を出してくれる、

建主さんの
うれしそうな顔を見るのが
とてもうれしいです。

おそらく最後の自主施工

カテゴリー: 逗子せ邸

世間は三連休。

ということは、
きらくなたてものやにとっては、
建主さんと作業日和(笑)。

今日は逗子せ邸の
バルコニーに使う材に
柿渋コートを塗る作業を
行いました。

おそらくこれが
家の完成前の
最後の自主施工。

どの家づくりの物語でも
終盤に差し掛かった時に
必ず聞こえてくる、

「さみしい」という言葉を
今日も耳にしました。

そうなんだよなあ。
自分もさみしい。

さあ来週は、
家づくりの第一章を
締める作業にかかります。

2014年9月12日

2階は‘ゲンバ’から‘イエ’へ

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

今日は朝から夕暮れまで
一日養生剥がしと掃除。

直営方式の場合、
だいたいきらくなたてものやが
最後の掃除係です。

朝はまだ
‘ゲンバ’風情でしたが、

夕方完了検査を
控えていたこともあり、

水道屋、電気屋が
仕事するかたわら、
床養生材を
せっせと剥がしていき、

夕方の完了検査までに何とか
終わりませんでしたが(笑)、
無事検査が終了。

また夕暮れ時には
厨房廻りをはじめ、
2階は概ね
‘ゲンバ’から‘イエ’へと
変身することができました。

汗をかいた労働の後の潮風が
何とも気持ちがよいです。

今日一日で
階段を何十回と往復したので、
いい練習になりました。

岡部材木店さんのHPにて

カテゴリー: 告知・連絡

いつも板材を、
時に家づくりに必要な
材木全てをお世話になっている
岡部材木店さんが
HPの内容を一新しました。

それに伴い、
きらくなたてものやの事例も、
トップページを始め、
たくさん紹介して
いただいております。

岡部材木店は約15年前、
私がこの世界に入る一歩のために
背中を押してくれました。

それが今、
こうして応援し合える
関係であることを
とてもうれしく思います。

それではぜひ
お時間のある時に
HPをご覧いただければ
幸いです。

中庭とつながる居間

カテゴリー: 熊谷た邸

熊谷た邸、
カメラマン畑拓さんによる写真、その10。

中庭とつながる居間。

つなげているのは、
光と風と視線を
調整することができる
二間幅の開口部。

内と外と一体的に
使うこともできるし、

寒ければ内と外を
閉ざすこともできる。

建具の技術が高い
日本家屋のよさの
一つだと思います。

それにしても、
いい天気に恵まれましたね、
畑さん。

2014年9月11日

草の上に浮かぶ家

カテゴリー: 熊谷た邸

熊谷た邸、
カメラマン畑拓さんによる写真、その9。

草の上に浮かぶ家。

広大な畑に囲まれた
敷地ならではの写真。

土地の開放感が
鎌倉とは雲泥の差で
よく風が通ります。

それもあの熊谷で
夏涼しく過ごせる
要因なのかな?

実際夕方以降の熊谷は、
涼しいような気がします。

2014年9月10日

逗子せ邸完成見学会のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

先日の日曜日は雨が降ったため、
地元の中学で開催予定だった運動会が
今日に延期になったようで、

今日は一日、
放送と子どもたちの歓声を耳にしながらの
仕事でした。

昨年度をもって
うちの子どもたちは中学校を卒業したので、
足を運ぶ必要はないものの、

それでもやはり運動会には
見に行ってしまいたくなる
何かがありますね。

さて表記の件、
現在逗子にて工事を進めていた住宅が
間もなく完成の運びとなり、

建主さんのご厚意を得て
以下の要領で完成見学会を
行う運びとなりました。

木と土ならではの
人をやわらかく
包み込むような家。

小さいけど、
広がりを感じる空間を
試みた家。

潮風香りつつ、
丘の見える家。

子どもたちの
賑やかな声に
囲まれながら、

竹小舞かきをはじめ、
建主さんを筆頭に
たくさんの愛溢れる手に
施された家。

逗子せ邸は、
そのような家です。

それでは多くの方々のご参加を
お待ち申し上げております。

【逗子せ邸完成見学会】
・日時…平成26年9月23日(火・祝) 13:00〜17:00
(設計趣旨説明会(約20分)…14:00〜/15:00〜)
※お集まりになる人数の都合等で説明会の予定が変更となる場合があることを予めご了承ください。
・場所…逗子市新宿
※「逗子せ邸」家づくりの記録

●ご参加申込要領

恐れ入りますが、
予約制とさせていただきます。

ご参加希望の方は、
お手数ですがその旨以下の宛先まで
・お越しになる概ねのお時間
・参加人数(大人、子ども)
・交通手段
・説明会参加の有無
を添えて、ご連絡をお願いいたします。

きらくなたてものや 日高宛
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

ご連絡を頂いた後、
詳しい場所や事務連絡等を
ご返事させていいただきます。