今日は静かにタイル工事
逗子せ邸にて。
昨日厨房家具の据付が終わり、
今日はガスコンロ前のタイル工事。
鎌倉女子たちから
絶大な人気を誇るタイル職人、
小澤さんが順調に寡黙に、
仕事を進めていました。
ところで一見クールな小澤さん、
先週静岡の北山さんの現場で行った
土塗りおよびヨイトマケのお手伝いに
奥様を連れて来てくださいました。
外見とは裏腹に
とてもあたたかくてアツい小澤さん、
どおりで女子たちから
人気があるはずです。
逗子せ邸にて。
昨日厨房家具の据付が終わり、
今日はガスコンロ前のタイル工事。
鎌倉女子たちから
絶大な人気を誇るタイル職人、
小澤さんが順調に寡黙に、
仕事を進めていました。
ところで一見クールな小澤さん、
先週静岡の北山さんの現場で行った
土塗りおよびヨイトマケのお手伝いに
奥様を連れて来てくださいました。
外見とは裏腹に
とてもあたたかくてアツい小澤さん、
どおりで女子たちから
人気があるはずです。
何だかここ最近毎日のように
雨が降っているような気がしますね。
「秋の長雨」とは言いますが、
それはもう少し後の話で、
毎年この時期は、
残暑が厳しい印象があります。
夏が早く終わって寂しい気もしますが、
身体には正直ありがたいですね。
さて表記の件、
第三期の鎌倉エネルギーカフェは、
おかげさまで先月、
たくさんの方にお越しいただき、
上々に船出を迎えることができました。
引き続き今月は、
外川まり子さん、宇治牧子さんをお招きし、
「エネルギー依存症の生活脱出術を学ぶ」というテーマで
お話しをいただきます。
現代の私たちは、
数十年前に比べれば、
何倍ものエネルギーを使って
暮らしています。
しかし現代のエネルギー供給のあり方に
問題意識を持っていたとしても、
分かってはいても
なかなか昔の暮らしに
戻すことはできません。
そう、エネルギーは
依存性のある麻薬のようなもの。
しかし私たちの多くが
その「エネルギー依存症」から脱却し、
そのうえで豊かな暮らしを
作ることができれば、
もしかしたらその積み重ねで
エネルギー供給のあり方に
将来変革をもたらすことが
できるかもしれません。
そこで今現在、
光熱費を抑えつつも、
豊かな暮らしを実践されているお二人に
その暮らしぶりをお話しいただき、
皆様の明日からの暮らしのヒントに
していただければと思います。
恒例の楽しくておいしい、
自慢の一品持ち寄りカフェタイムもあります。
エネルギーの勉強を楽しみつつ、
まちの中で仲間の輪を広げられればと思います。
皆様、どうぞ奮ってご参加ご検討のほど
何卒よろしくお願いいたします。
■2014-15鎌倉エネルギーカフェ(第2回)開催要領
・テーマ:エネルギー依存症の生活脱出術を学ぶ
・話題提供者:宇治牧子、外川まり子
・日時:2014年9月21日(日) 15:00-18:00
・場所:カジュ・アート・スペース(鎌倉市二階堂57-1)
http://khaju.com/
・会費:1,000円
・定員:20名(先着順)
※参考
http://blog.goo.ne.jp/kirakunat2/e/227ac71d68da4614ec1ddd67fb88b8e4
・お問い合わせ・お申し込み
きらくなたてものや 日高
E-mail tamotsu.hidaka@kirakunat.com
TEL 080-5467-8701
【追伸】
9月15日(月・祝)、
リベンデルで開催予定の
茅ヶ崎エネルギーカフェも
定員まで若干余裕があります。
ソーラークッカー研究家の西川豊子さんをお招きし、
目の前の食材を使ってソーラークッキングを
楽しむ予定です。
今のところお天気も大丈夫そうです。
こちらもぜひご検討をお願いいたします。
逗子せ邸にて。
今日は久々に
現場に大工が来て、
細々とした作業を
していきました。
その一つが
厨房家具の取付。
単純に置くだけではなく、
設備配管やタイル割のことを
気にしながら、
私も含めて
三人がかりで作業しました。
私は所用のため
途中で帰りましたので、
明日、スギの箱が連なる
厨房家具の完成を見るのが
楽しみです。
熊谷た邸、
カメラマン畑拓さんによる写真、その7。
敷瓦とクリ板の居間。
東側は、
横長に開放的な窓、
南側は、
部屋を紙で
柔らかく包む障子と、
夜間通風可能な
格子網戸を備えた
二軒開口の掃き出し窓。
実は今日、
ここで建主さんと
お会いしていたのですが、
この夏あの熊谷で
エアコンを使った回数は、
2、3回だけだったとのこと。
この家は、
基本的に内外真壁ですが、
よく通る風と
土に包まれている
おかげだと思います。
現在改正省エネ法の関係で
岐路に立たされている
木と土の家の温熱環境を考えるうえで
たいへんありがたいお言葉でした。
横浜す邸にて。
今日は現場に
電気屋が来るというので、
現場で電気設備の配置を検討。
壁も天井も
木組みが見える
真壁の家は、
フトコロが極めて少ないし、
木組みで割付が規定されるし、
電気設備の配置が
本当に難しいのですが、
うまくいけば、
木組みが映えて見えるので、
こうして現場で腕を組んで
考えるのです。
現場が始まる前、
一応図面に書くものの、
職人と話し合いつつ
現場で変えることが
いちばん多い要素です。
ちなみにこれまで
あまり紹介してませんでしたが、
原則として
きらくなたてものやでは、
スイッチ等の箱は、
プラスティックではなく鉄製、
配線は、
塩化ビニル製ではなくて
耐熱ポリエチレン製。
いわゆるエコケーブルです。
ほとんど見えない
気づかれない部位ですが、
少しでも安全なものを。
配線が硬くて
電気屋には少々
手間をかけてしまいますが、
それも含めて
きらくなたてものやとのお付き合い、
ありがたいことです。
今日は朝横浜の現場に
立ち寄った後、
昼前に静岡に到着。
大工の北山さんが手掛ける
江戸時代築の家の改修工事の
お手伝いに行ってきました。
今年の年明け、
私の現場で使う藁を
三人がかりで
遠いところまで運んでもらった
せめてものお礼として、
身体でお返ししました。
作業内容は、
膨大な労力のかかる
土塗りとヨイトマケ。
こうして
生身の人間の労力がかかる
仕事だからからこそ、
おカネを介在させずに
手間を貸し借りする仕組みが
成り立つのですが、
人のあたたかさに触れ、
たくさんの人と
お話しすることができ、
ちょっとした
小旅行ともなり、
おカネには代えがたい
楽しさがあります。
この時代を生きていくには、
どうしてもおカネは必要ですが、
しかしそんなに
おカネがなくとも
まあなんとかなる、
そんなふうになったら、
人はもっと楽しく
生きられるのではないかと、
改めて思った一日でした。
そしてこれらの楽しい仕事を
「伝統」という枠にはめてしまうのは、
ちょっともったいないような
気がしています。