夕暮れ時の厨房
熊谷た邸、
カメラマン畑拓さんによる写真、その6。
夕暮れ時の
クリと銅と敷瓦の厨房。
クリも銅も
好きな素材ですが、
とくに達磨窯で焼いた
一枚一枚違う敷瓦が
面となった時に
全体に放つ幽玄な表情が
気に入っています。
逗子せ邸にて。
今日は雨模様でしたが、
左官職人二人が来て、
2階の仕上げ、
漆喰塗りを開始しました。
これで次回水曜日に、
いよいよ壁の仕上げが
完了する予定です。
八月というのに、
暫くの間涼しいですね。
今年は例年よりも、
秋の到来が早いような気がします。
さて表記の件、
昨日開催予定だった
茅ヶ崎エネルギーカフェを
9月14日に延期すると
ご連絡させていただきましたが、
諸般の事情で、
9月15日(月・祝)と
変更させていただくこととなりました。
たびたびの変更で
たいへん申し訳ありませんが、
改めてご検討のほど
よろしくお願いいたします。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、
お天気で左右される暮らしも
よいではありませんか。
その日おひさまが、
顔を出すお天気でありますように。
■2014-15茅ヶ崎エネルギーカフェ(第1回)開催要領
(日程延期)
・テーマ:「陽」を生かす
・スペシャルゲスト:西川豊子さん(ソーラークッカー研究家)
http://www.netlaputa.ne.jp/~toynishi/
・日時:2014年9月15日(月・祝) 10:00-14:00
・場所:リベンデル(茅ヶ崎市矢畑183)
http://rivendel.web.fc2.com/
・会費:1,500円(資料費、飲食費込)
(RIVENDEL会員1,000円)
・定員:20名(先着順)
・お問い合わせ・申し込み
きらくなたてものや 日高宛
tamotsu.hidaka@kirakunat.com
熊谷た邸、
カメラマン畑拓さんによる写真、その5。
といっても、
竣工時ではなく、
これは竹小舞の時の写真です。
少し話が
飛躍するかもしれませんが、
私は浪人している時、
大学受験の勉強のため、
というよりも半分趣味で
「大学への数学」という
月刊誌を定期購読していました。
お目当ては、
巻末のコンテスト用の問題。
とにかく論理的思考を問う
問題ばかりで、
問題は二、三行だけど
回答欄はA4の紙いっぱいに
設けられている、という感じ(笑)。
それらを説くにあたり、
答え自身も大事だけど、
如何に説く過程が美しいかも
評価の対象でした。
これが何だか楽しくなって、
夢中になって取り組んでは、
応募していました。
あれから二十数年。
その後、自分探しの旅の結果見つかった、
木造建築という自分の道。
その道の中でも、
過程の美しさを
大事にしたい自分があります。
その答えの一つの手段が
この竹小舞。
こじつけかもしれませんが、
自分自身にその哲学が
身についたのは、
浪人の時のその経験も
多少なりとも
影響しているのだと思います。
今、我が子たちは、
これから本格的に
大学受験の準備が
始まります。
どの道に進むかは、
まだ迷っているようですが、
しかしどうせ取り組むのならば、
この「今」という時間を
大事にして、
仮に今目の前の教科書に
載っていることが
直接自分の将来に
関わることでは
ないかもしれないけど、
その取り組み自体が
将来の糧になると信じて、
乗り越えてほしいものです。
あ、今自分の後方に
子どもたちがいるもので、
つい熱くなってしまいました(笑)。
過程が美しい、
竹小舞の話でした。
横浜す邸にて。
今日から床暖房の施工が
始まります。
根太が細かく並んでいるため、
斜め歩きしなければならない状況から、
もう少しで開放されます(笑)。