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2014年8月29日

朝陽の楽しい廊下

カテゴリー: 熊谷た邸

熊谷た邸、
カメラマン畑拓さんによる写真、その3。

現場に来るのは、
たいてい昼頃だったので、

朝陽が廊下に
こんなに楽しく入るとは、
今気づきました(笑)。

横格子を仕込んだ
網戸の仕業です。

2014年8月28日

みんなで作る小屋を試作

カテゴリー: 今日のできごと

昨日の「小さな無料図書館」に引き続き、
みんなで作ろうやー、
という企画の小屋(エネルギーカフェ)
の模型を所員が試作。

どうなることやら、
ということも含め、
もうワックワクです。

茅ヶ崎エネルギーカフェは9/14に延期します

カテゴリー: エネルギーカフェ

この時期七十二候では、
天地始めて粛(さむ)し、
とのことですが、

それにしても
涼しいです。

しかし八月末は、
たまにこうした日が
ありますね。

数年前だったか、
同じように涼しくて、
夕食に鍋をいただいたことが
ありました。

このおひさまが隠れるお天気が
週末まで続くようで、

すると
ソーラークッキングを
楽しむことができないため、

表記のとおり、
8/30に予定していた
茅ヶ崎エネルギーカフェは、
たいへん残念ですが、
延期することにいたしました。

せっかくお申し込みをいただいた方、
たいへん申し訳ありません。

延期日程は、
9月14日(日)となります。

ところで
今回ゲストの西川さんが
ソーラークッカーで作ってくださった料理を
先日の鎌倉エネルギーカフェで
いただいたのですが、

こんなにたくさんの種類の
調理方法があるものかと、
改めてたいへん驚きました。

以前ソーラークッカーも
拝見させていただきましたが、
私たちがよく見かける、
傘を反対にしたような形のものだけではなく、
実に多彩

あるものを活用して、
作ることができるものもあるようです。

今回の茅ヶ崎エネルギーカフェは、
これらを使わせていただき、
目の前の畑の食材を利用して
皆さんとお料理を楽しむ会です。

楽しい会となること必至!

それでは皆様、
改めてご検討のほど
何卒よろしくお願いいたします。

■2014-15茅ヶ崎エネルギーカフェ(第1回)開催要領
(日程延期)
・テーマ:「陽」を生かす
・スペシャルゲスト:西川豊子さん(ソーラークッカー研究家)
・日時:2014年9月14日(日) 10:00-14:00
・場所:リベンデル(茅ヶ崎市矢畑183)
・会費:1,500円(資料費、飲食費込)
(RIVENDEL会員1,000円) 
・定員:20名(先着順)
・お問い合わせ・申し込み
きらくなたてものや 日高宛
tamotsu.hidaka@kirakunat.com 

2014年8月27日

「小さな無料図書館」を作りました

カテゴリー: 今日のできごと

今日は、
TT鎌倉さん主催で、
「小さな無料図書館」を
自分たちの手で作ろう!
という催しの
お手伝いをさせていただきました。

「小さな無料図書館」とは、

ポストのように、
本の入った箱を
家の前に置き、

ご近所で気軽に
本の貸し借りが
できるようにするための
装置のようで、

これがご近所付き合いを深める
一つの道具となるようです。

その趣旨に賛同し、
現場で余った板の廃材と
大工の古口を引き連れて、
今日の会場、
鎌倉駅が目の前に見える
ソンベカフェへ。

廃材の状況を見て、
寸法を調整しながら、

まずは材料を
所定の寸法に切り、

それらを組立て、

防水紙を巻き、

屋根をかぶせて
本体が完成、

その後、
透明のPET樹脂を挟んだ
建具を取り付けて完成!

と、言葉で書くのは
簡単かもしれませんが、

13時に始まって
17時半に終わらせる予定のところ、
20時近くまでかかってしまいました。

しかし皆さん、
最後まで集中して
作業されていましたね。

おつかれさまでした!

なお材料は、
38㎜厚の香りのよいヒマラヤスギと
25㎜厚、および15㎜厚の
赤白の対比が美しいスギ、

本来ならば、
燃やされる運命にある木ですが、
こうして人の手で再生されて、

この子たちも
喜んでいると思います。

さらに小さくなって
そのうえで燃やされれば、
それはそれで本望です。

建築現場で出る
廃材の状況次第ですが、

「小さな無料図書館」に限らず、
またこうして何かを作る催しを
開くのもいいですね。

もちろんまたよろしければ、
「小さな無料図書館」作り、
やりましょう!

作業の様子。

途中から雨が降ってきたので、
テントを立てての作業。

お天気も作業効率に
影響しましたね。

おやつの時間は、
近所のケーキ屋で
お菓子を買ってきて
コーヒーをいただきました。

こうして身体を動かすと、
3時のおやつがいかに大切か、
身をもって分かると思います(笑)。

建具もついて、完成!

朝陽を浴びる、敷瓦の土間

カテゴリー: 熊谷た邸

熊谷た邸、
カメラマン畑拓さんによる写真、その2。

朝陽を浴びる、
敷瓦の土間。

小屋組はいたって
シンプルな構成ですが、

カヤの柱と、
マツとクリの梁が
静かにその存在を
主張しています。

2014年8月26日

お盆の間に土乾く

カテゴリー: 横浜す邸

横浜す邸にて。

8月5日に、
自主施工による竹小舞が
完了したのですが、

余韻に浸る間もなく、
その翌日から
全ての壁が
土で塗り込まれました。

お盆休みを挟んで、
久しぶりに現場に行くと、

暑さと風で
すっかり乾いていました。

壁の向こうから
光が入る竹小舞の時と
光を遮る土壁の時とでは、

空間の印象が
がらりと変わります。

2014年8月25日

ご開帳前夜

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

明日足場を払う予定なので、
それに先立ち、
足場屋さんが
防塵シートを外し始めました。

また足場があるうちに
作業しようと、

電気屋三人、板金屋一人も、
今日は現場へ。

左官屋四人と合わせて、
賑やかな日でした。

左官工事再開

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

先週で木工事が
ほぼ全て終わり、

今日から左官屋が四人、
現場にやってきました。

仕上げに向けて約二週間、
作業を続ける予定です。

左官材料の準備。

貫伏、もしくは、
中塗りが始まりました。

2014年8月24日

技術者から、持続可能なエネルギーを学ぶ

カテゴリー: エネルギーカフェ

今年で第三期を迎えた
鎌倉エネルギーカフェ。

今日はその初回、
老若男女、実に様々な属性の
17名の方にお集まりいただきました。

こうして継続して
賑やかに続けられることを
本当にうれしく思います。

今年から
鎌倉で同様の取り組みをされていた
「たいよう講」と力を合わせて
開催することになったのも
大きな要因ですね。

同志が手を取り合い、
力を合わせることも
単なる足し算ではない
エネルギーの蓄積に
つながることを感じます。

さて今回は、
技術者が語る、持続可能なエネルギー
というテーマのもと、

前田康之さんから
お話しをいただきました。

ちなみに前田さんは、
会場のカジュアートスペースの女将、
たなか牧子さんの従兄にあたる方です。

お話の中で
まず印象的だったのは、

ビールの話を引き合いに、
どの分野の「技術」が発達するかは、
時の政策や制度と深く関わりがあること、

とりわけエネルギーの分野は国策であり、
国家安全のための道具であることから、
よりその色合いが濃くなるようです。

その後、LNG、シェールガス、
太陽熱利用、水素利用、燃料電池など、
エネルギーに関連する技術のお話しを
お聞かせいただきましたが、

それぞれの具体論はともかくとして、

持続可能なエネルギーの獲得に向けて、
星の数ほどいらっしゃる技術者が
それぞれの分野で
日夜努力をされているのだな、
ということを感じました。

それらの技術が
陽の目をみることができるかどうかは、

採算性も含め、
技術上の様々な課題を
一つ一つ解決していく一方で、

技術が政策と
深く関わっているのならば、

技術者ではない私たちにも
できる何かがあるということです。

そう、政治や政策に目を向け、
市民として望む将来像を描き続け、
訴え続けること。

その大切さを
改めて思いました。

叩いたらすぐ響くような手応えは
ないのかもしれませんけれども、

このまちで地道にエネルギーカフェを
続けていきたいと思います。

前半は、
前田さんのお話。

お楽しみの
「自慢の一品」持ち寄りによる
カフェの時間。

来週の茅ヶ崎エネルギーカフェで
講師をしてくださる西川さんが
来てくださり、
太陽熱をふんだんに使った様々なおやつが
とても印象的でした。

後半は、
三つの班に分かれて、
いただいたお話の感想を共有し、

このまちの未来を
思い思いに描いていただきました。

各班の発表。

一時間半、同じお話しを聞いたのに、
三班三様の議論の展開だったようです。

それがエネルギーカフェの
面白さでもありますね。

今日も一日、
楽しく有意義な時間を
過ごすことができました。