木建具が入り始める
横浜す邸にて。
現場作業の大詰め、
今日から木建具が入り始めました。
いつも思うことですが、
木建具が入ると、
パズルの最後のピースが
納まるかのように
一気に‘ゲンバ’から‘イエ’へと
空間の様子が変わります。
この家は木建具が多いので、
今週いっぱいずっと、
建具屋さんが来てくださる予定です。
横浜す邸にて。
今日は現場に大勢の人が
集まりました。
そういう時に限って、
重い石を運ぶ作業。
そしてそういう時はなぜかいつも
建具屋さんと水道屋さんが
いてくれるような気がします。
厨房の背面カウンターに
載せる予定の大理石を
四人がかりで納めました。
皆さん、ありがとうございます!
鎌倉浄明寺に邸にて。
今日は竹小舞かき隊
二日目にして最終日。
今日は延べ三名の方に
お手伝いいただきました。
作業する場所を考えると
人数的には十分だったのですが、
難易度の高い壁
ばかりだったので、
少し手間取りました。
しかも私がどうしても日中
出かけなければならなかった
ということもあり、
最後は夜なべ仕事で、
何とか全て完成!
この達成感が
本当に気持ちがよいです。
達成感の余韻に浸り、
その壁に向かい合ってくれた
皆さんの顔を思い浮かべながら、
建主さんと夜景の撮影に
いそしみました。
この静かな時間が
何とも言えず好きです。
この三つの小窓が並ぶ
難しい壁は、
建主さんとそのお子さんによる作。
この場所を通るたびに、
思い出してくれることと思います。
鎌倉浄明寺に邸にて。
今日からこの場所で
「現代版結」による小舞かき隊。
「から」と申しましても、
今日と明後日、
二日間限定の開催で、
しかも工程上、その二日間で
仕上げなければなりません。
しかしその心配は
無用と思えるほどに、
今日はとてもたくさんの方に
来てくださいました。
建主さんOB、
これから建てる方々、
鎌倉での活動を通じて
知り合った方々、
今教えている
関東学院大学の学生さん、
延べ14名の方がご参加。
これまで静かな現場が
一気に賑やかで華やかになりました。
おかげさまで
今日想定していたノルマは達成、
しかも次回の段取りまで
ととのえることができました。
小さな空間とはいえ、
膨大な手間のかかる竹小舞。
人手があれば、
やはりその分進むし、
何よりも楽しい気分で
作業することができます。
「現代版結」の力とすばらしさを
改めて感じました。
時間をかけて
みっちり作業内容を説明したあと、
早速作業。
最初のうちは大勢いるけど、
みんな真剣に壁と向き合って
静かな時間が流れていました。
午前の休憩時間。
お菓子を目の前に、
実に楽しい時間。
晩秋の陽だまりの中、
みんな一つの食卓を囲んで、
建主さんお手製の
おいしいお昼ごはんを
いただきました。
ここで暮らす
とてもおとなしい犬が
話題の主役。
三時のおやつは
これも建主さんお手製のぜんざい。
身体を動かした後は、
甘いものが身体に沁みます。
多くの方が、
おかわりまでいただいておりました。
今日の成果。
ここまでできることを
目標にしていたとはいえ、
これだけ人が集まれば
一日でここまでできるんだ、と
改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
毎週木曜日は関東学院大学で
「材料と構法のデザイン」の講義。
これまでは材料の話を
中心に進めてきましたが、
今日は構法を広義に捉えて、
エネルギーの視点で
構法を考える講義。
つまり普段、
エネルギーカフェで
取り組んでいる内容を
行いました。
実は、
現在竹子舞かき隊の段取りで
授業の準備がままならなかったため、
既に資料が整っている
暮らしのエネルギーについて
お話しをさせていただいた、
という裏事情もあります(笑)。
ひととおり
暮らしのエネルギーについて学んだ後、
グループに分かれて、
「省エネで心地よい家」を
模造紙に表現してもらいました。
学生からいただいた感想の中には、
エネルギーという視点で
デザインするという発想が
これまでなかったので、
今日の授業は面白かった、
という内容のものが
幾つかあったので、
やはりこの場でも地道に
続けていこうと思います。
鎌倉浄明寺に邸にて。
サッシが取り付き始めました。
この家でとくに印象的な窓は、
玄関を入ってすぐの壁に並んでいる
三つの小窓。
ここからこの場所の
象徴ともいえるカツラの木を切り取り、
眺めることができます。