里山が学校
今日の竹伐り隊にて。
小学校二年生、
この子たちの働きぶりには
本当に驚きました。
一日飽きることなく、
ずーっとノコギリを持って仕事。
竹小舞に必要な竹だけではなく、
枯れた竹も伐って
竹林整備に貢献してくれました。
この子たちは幼少の頃、
青空自主保育で育ったようです。
どおりで生きる力に満ちていました。
真冬にしては
ポカポカとあたたかい日に、
大磯で竹小舞用の竹を
伐らせていただきました。
出入りはありましたが、
藤沢の家と逗子の家の
2棟分の共同作業ということもあり、
延べ人数大人23名、子ども11名、
合計34名が里山に集まり、
今日も楽しく
仕事することができました。
OBの方々もたくさんかけつけてくれて、
途中プランの見せ合いっこをしたり、
子どもたち同士が仲良くなったり、
この作業が
交流のきっかけにもなったりすることが
とてもいいなー、と思います。
そういえば今日は、
藤沢の家の建主さんの子が
誕生日だったので、
おやつの時間にみんなで
「ハッピーバースデー」を
歌いました。
こうして楽しいできごとの
積み重ねでできる家が、
楽しみです。
今日は延べ34人に
来ていただきました。
けっこうな急斜面で、竹伐り作業。
建主の長男三人衆。
子どもたちも、
里山を駆け回りつつ、
立派な労働力。
子どもたちは、
竹のじゅうたんで遊び始めました。
お昼は、
大磯エネルギーカフェの
会場でもある大磯エピナールで
うどんとおにぎりをいただきました。
竹の花咲く、
冬の里山。
里山のワークショップで
お呼びすべきは、音楽家。
子どもたちに大人気でした。
今日もぺいすのごはんは
サイコーでした。
本も順調に売ってくださって、
本当にありがたいことです。
今日はその補充にまいりました。
実は昨日は、馬酔木。
「サイコー」が続く日々。
少し前の天気予報では、
雨が降るかもしれない、
ということでしたが、
フタを開けてみれば、
確かに空気は凛としてましたが、
春の訪れを予感されるような陽気。
そんなお天気の下、
横浜す邸にて
建主さんたちと楽しく
泥コネ隊を結成しました。
これまで泥コネは、
水を使うので、
少しあたたかくなってからのほうが
いいと思っていましたが、
今日一日作業して、
身体が温まるので、
少しくらい寒い日のほうが
適しているかもしれない、
と思いました。
家族力を合わせて捏ねた泥は、
約半年間箱の中で醗酵して、
さらに粘り強い
土になる予定です。
親子三人並んで
ワラキリ隊結成。
家族の絆を感じる姿が
とても心に残りました。
藁の山。
大工のご縁とご厚意で
調達した藁です。
粘土と藁と水と、
少しばかりの古い土を
十分にかき混ぜた泥。
これで半年ばかり、
発酵を待ちます。
昨日は、
のどかな田園風景に包まれた中学校で「先生」。
普段は「先生」厳禁ですが、
今日はまあいいでしょう。
私なんかの話で
子どもたちの将来の役に立つのか
分かりませんが、
「文化の種蒔き」の機会として、
こうして呼んでいただくのは
たいへんありがたいことです。
今回の持ち時間は
1時間程度と聞いていたので、
一応例の実物大模型は
用意していったものの、
お話だけにして
1時間を終わらせましたが、
なんと子どもたちのほうから
時間延長を希望。
そこで子どもたちと一緒に車まで
継手・仕口満載の実物大模型を取りに行き、
みんなで協力して組み上げました。
結局40分も延長してしまいましたが、
やっぱ何かを作る時って、
子どもたちの目は
キラキラしているなあ。
私もそんな子どもたちと触れ合って、
40分があっという間に感じました。
お話の際にも言いましたが、
人の数が減り、
この世界は間違いなく斜陽産業、
仕事としてはキビシイ世界ですが、
人としてこんな楽しい仕事はない。
そんな仕事に興味を持ったらぜひ。
きりりと冷えた新春の朝、
横浜す邸で地鎮祭を執り行いました。
今回はお坊さんが
仏式で工事の安全を
祈願してくださいました。
仏式での地鎮祭というのは、
2回目なのですが、
神式に比べてお供え物は質素でいい一方、
一輪の花で土地を清めたりと、
仏教の華やかさと
懐の深さを感じました。
それと地鎮祭の後、
参列した皆さんとしばし
お茶をいただいたのですが、
そこでのお坊さんのお話が
たいへんオモシロイ。
厳しい修行を
受けてきたからなのでしょうか。
お坊さんって、
クスリと笑いが起きつつ、
人生のためになるような、
オモシロイお話をしてくださいます。
いずれにせよ、
どのような様式であれ、
この儀式を機会に、
より身も心も引き締まります。
無事工事が進み、
住まい手が幸せに暮らせる家ができるよう、
完成まで取り組んでいきたいと思います。