ブログ
2015年3月18日

長谷ゆ邸の竹小舞かき隊、2回目

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸の竹小舞かき隊、二日目。

今日も平日にもかかわらず、
たくさんの人がお手伝いに
来てくださいました。

そのほとんどが、
二回目以上のご参加、

しかも急きょ、
きらくなたてものやの過去の建主さんも
来てくれました。

竹小舞かきの仕事が
楽しいからだとは思うのですが、

またお手伝いしたい、
という気持ちが
本当にうれしいです。

そして要領を分かっている皆さんの
何と頼もしいこと。

「結」を重ねてきたことの力を
改めて感じました。

おカネを節約することから
始めたことではありますが、

「結」を通じて得たご縁が、
本当に貴重な財産です。

難しいところなのに
なんのその。

次第に点が面となり、
夜景もいい感じになってきました。

2015年3月16日

ゆ邸で竹小舞かき隊始まる

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

今日からいよいよこの場で
竹小舞かき隊が始まりました。

月曜日、平日にもかかわらず
ご都合の合間を縫って
入れ替わり立ち替わり、
たくさんの方々にお越しいただき、
本当にうれしく思います。

この膨大な単純作業の繰り返しも、
「結」の力を借りれば
楽しいできごとになります。

そしてこの場にいる仲間と
世間話を楽しんでいるうちに、
美しい成果が目の前に現れるのが
竹小舞の面白いところ。

今週は一日置きに
「結」を楽しむ予定です。

お昼前の様子。

二人組で向き合いながら生まれる
たわいもない会話が
楽しそうです。

今日のお昼は
建主さんお手製のちゃんこ鍋。

改修の仕事は、
お昼や休憩などの時間を
あったかい場所で過ごせるのが
いいですね。

今日の成果の一つ。

この壁に向き合っていた人たちを
きっとずっと忘れません。

2015年3月14日

2015弥生のカキシブ隊

カテゴリー: 藤沢ひ邸

今日は弥生のカキシブ隊。

この時期はいろいろ行事が重なるのか、
隊員は建主さんと私のみ。

しかも塗る相手は、
成の大きい胴差、小屋梁ばかり。

今日その全てを終わらせれば
あと一回で終わるのですが、

正直朝の時点で
この人数だったらキビシイだろうな、
と思っていました。

午前中も進み方がゆっくりで、
あと二回来るかー、と
内心そう思いながら
作業を進めていたのですが、

お昼を過ぎると要領を得たのか
作業速度が劇的に上がり、

なんとか日没までに
予定していたノルマに
たどり着くことができました。

次回は4月4日。
上棟に向けて最後のカキシブ隊。

たくさんの方々のお越しを
お待ちしております。

今日はご覧のとおり、
成の大きい梁材が中心。

しかし梁成がある程度揃っていると、
材の歩留まりが
少しでもよくなるだけではなく、
乾かす時並べやすいなと
思いました。

前回に引き続き、
おやつは建主さんお手製の
サーターアンダギー。

これがおいしい!のです。

子どもは遊んだり仕事したり。
それでいいのです。

この場にいること自体が大事。

日没の六時前、
なんとかかんとか
ノルマを達成することができました。

カキシブ隊は、
この達成感が心地よいです。

2015年3月11日

忘れじの日に泥コネ隊

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

今日はうちの横で
鎌倉長谷ゆ邸で使う壁土を用意する
泥こね隊。

今日という日に、
たくさんの人たちに囲まれて、

命の源の一つである土と向き合えることは
本当にありがたいことです。

そして2時46分、
ここにいるみんなで
静かに手を合わせました。

北風が冷たかったですが、
元気に裸足で泥の中へ。

フネの中とはいえ、
滑るので縁に掴みながら
その場で足踏み。

お互い合いながら
足踏みする母娘。

ほんの一瞬のできごとでしたが、
心温まりました。

お昼は寒かったので、
自分があるもので作った
味噌煮込みうどん。

作業の合間に産まれた
ドロコネくん。

小学校一年生の女の子作です。

2015年3月9日

鎌倉エネルギーカフェ「エネルギーと環境、エネルギーとまち」のご案内

カテゴリー: エネルギーカフェ


今日は冷たい雨の日。

クルマに乗る時、
庭の木々に目をやると、
シジミバナに小さな葉っぱが
芽吹き始めていました。

この時期いつも
不思議に思うのですが、

例えばトリの卵は、
親鳥が十分にあたためてから
雛が孵りますが、

新緑が生えてくるのは、

安定してあたたかい日が
続くようになってからではなく、

しばらく寒い日が続こうとも、

もう少し経てば
あたたかい日が来ることを
予言するかのような
時期だということ。

植物の暦を感じる力は、
凄いな、と思います。

さて今回ご案内させていただく催しは、
今期最後の鎌倉エネルギーカフェ。

「エネルギーと環境、エネルギーとまち」というテーマで
僭越ながら私が話題提供をさせていただきます。

明後日は忘れじの3.11。

4年前の3月11日を契機に、
私たちはたくさんのことに気づかされました。

そのうちの一つは、
私たちの暮らしは何の疑いもなく、
たくさんのエネルギーに依存していたということ。

そしてその積み重ねが、
如何にまちや環境に
負荷をかけていたかということ。

その後4年が経ち、
3.11のできごとは鮮明に覚えていても、

4年前に痛切に感じたその反省を
まち全体が、また正直私自身も、
忘れ始めているような気がします。

今一度私たちの暮らしを
定期的に再点検する機会として、

ぜひ鎌倉エネルギーカフェに
お越しくださればと思います。

どうぞ皆様、ご検討のほど
何卒よろしくお願いいたします。

なおご参加いただける方は、
お手数ですが差し支えない範囲で
お名前、連絡先、ご所属(勤務先・学校等)を添えて、
下記連絡先までお申し込みください。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com

◎2014-15鎌倉エネルギーカフェ(第5回)開催要領
■日時:2015年3月15日(日) 15:00〜18:00
■会場:カジュアートスペース
  住所…鎌倉市二階堂57-1
  HP…http://khaju.com/
■会費:1,000円
■定員:20名(先着順)
■持物:筆記用具、自慢の一品(飲食物/可能な範囲でOK)です。

※鎌倉エネルギーカフェのfacebookページもぜひご参照ください。
https://www.facebook.com/kamakura.energycafe

土台敷き始まる

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

コンクリートの
基礎工事が完了し、

再び大工が現場に帰ってきて、
現在は土台敷きの作業を
進めています。

土台が敷かれ、
柱が立てば、

来週からはいよいよ
この場所で竹小舞かき隊が
始まります。

2015年3月7日

きらくな網戸、開き戸版

カテゴリー: 鎌倉大町み邸


鎌倉大町み邸にて。

昨日は、朝一の長谷ゆ邸に引き続き、
大町み邸で建具の仕事。

勝手口の硝子戸の交換と、
その場所に網戸を付けたいという
ご要望にお応えして、

きらくな網戸を
取り付けました。

既存の枠に取り付けるので、
初の開き戸の
きらくな網戸です。

引き込みの硝子戸と
とても接近したところに
付けなければならないので
金物の選択に悩みましたが、

いい解決策が見つかって
よかったです。

2015年3月6日

弥生の結

カテゴリー: 告知・連絡


今日は寒い日でしたが、

私のハナとメが、
本格的に春が来たと
申し上げております。

さて早速ですが、
春の到来とともに
来週以降は「現代版結」の催しが
目白押しの週です。

こうした機会を通じて
皆さんとお会いできることを
楽しみにしております。

■春の泥コネ隊
土壁用の土を作る作業です。
粘土に切り藁を混ぜ、あとはひたすら裸足で踏んで混ぜます。

日時:平成27年3月11日(水) 9:00〜日没まで
場所:きらくなたてものや事務所横の空き地
集合:9時現地集合
持物:作業着、ビーチサンダル等、タオル、バスタオル

■春のカキシブ隊
大工が刻んだ構造材に、
ていねいに愛情込めて柿渋を塗る作業です。

日時:平成27年3月14日(土) 9:00〜日没まで
場所:吉岡木材
集合:9時現地集合
持物:作業着、運動靴、タオル

■春の竹小舞かき隊
土壁の下地となる竹小舞を作る作業です。
膨大な単純作業の繰り返しですが、
無心になって手を動かした成果の美しさに
はまる方多数!

日時
平成27年3月16日(月) 9:00〜日没まで
平成27年3月18日(水) 9:00〜日没まで
平成27年3月19日(木) 9:00〜日没まで 
平成27年3月20日(金) 13:30〜日没まで
場所:鎌倉市長谷
集合:9時現地集合
持物:作業着、運動靴、タオル

(共通の連絡事項)
・雨天中止の場合、当日7時までに作業実施を決定のうえ連絡申し上げます。
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・昼食はご用意させていただきます。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)
・竹小舞かき隊は、日程が変更・追加となる場合があります。恐れ入りますが予めご了承ください。

それでは皆様、
何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします、

なおご参加いただける方は、
お手数ですがその旨私宛に
ご連絡をお願いいたします。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com

軽やかな杉戸

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

鎌倉長谷ゆ邸にて。

今日の午前は、
建具屋さんと鎌倉の現場詣で。

朝一は長谷ゆ邸で、
貸室になる予定の部屋のドアを一本、
吊り込みました。

源平のスギによるドア。

スギは使い方によって
表情がいかようにでもなる素材ですが、

今回は周りの空間に合わせて、
シンプルで軽やかな印象の
建具にしたかった。

実際そのように
感じさせてくれるのは、
建具職人による木配りと
この細やかな納まりが
あってこそ、です。

空間は、
設計者だけでは作れない、
ということです。