あるもの生かして精進カレーを作る
今日はリベンデルで
茅ヶ崎エネルギーカフェ。
当初は「涼を考える」というテーマで
ワークショップを予定していましたが、
参加者が少人数だったこともあり、
急きょ企画を変更。
リベンデルで収穫できるものを素材に、
自然由来のエネルギーを使って
精進カレーを作ることにしました。
こうした体験も、
エネルギーにつながりますしね。
また半径数十メートルの中で
みんなで素材を探しながら
何かを作ることの
なんと楽しいことか。
私を入れて五人と少人数で、
ゆったりと皆さんと過ごしましたが、
そのかわり濃い濃い4時間でした。
リベンデルの熊沢さんとも話しましたが、
茅ヶ崎エネルギーカフェでは、
基本的に今後はこの路線で行こうと思います。
まずは目の前の畑から、
カラスノエンドウやソラマメなどを収穫。
カレーに合うかどうかは分かりませんが、
とにもかくにもあるもので作ります。
参加者の皆さんで
カラスノエンドウの皮を剥ぎ、
実を採る作業。
実に地道な作業で
これに一時間ほどかかりましたが、
手を動かしている間、
皆さんと色々な話を
することができました。
五人がかりで一時間で
これだけ(笑)。
次はソラマメの作業。
カラスノエンドウの次に行ったので、
楽に感じます。
作業中、太陽でお湯を沸かし、
目の前に生えているミントを摘んで
ミントティーをいただきました。
さあ調理開始。
今回は「おばあちゃんの精進ごはん」の著者の
五月さんもいらっしゃったので、
精進料理に見合う素材を用意しました。
リベンデルのすぐお近くに
お住まいの五月さん。
ソーラークッキング研究家の
西川さんも茅ケ崎にお住まいですね。
こうした人的な資源も、
貴重な地域の財産です。
途中までソーラークッカーを
使っていましたが、
太陽が陰ってきたので、
2台のロケットストーブを使って、
ルーを作り、ごはんを炊きました。
完成間近!
いい香りが漂っています。
あるもの生かした
精進カレー完成!
味もさることながら、
感激もひとしおです。
カラスノエンドウ、ソラマメ、
アシタバ、セリ、
そして太陽と枯枝。
具材もエネルギーも、
半径数十メートル以内のもので
作ったカレーは、
喜びの味がしました。
食後、私が持参した
夏ミカンジャムを提供。
そしたら茅ヶ崎のパン談義になり、
急きょ近所の「五空」に行こう!
という話になって、
みんななかよく自転車で
「五空」に向かいました。
この「思い立ったら」の
行き当たりばったり感が
たまりません(笑)。
それにしても「五空」のパン、
おいしかった!