タイル貼り始まる
鎌倉山崎お邸にて。
今日から厨房の床・壁の
タイル工事が始まりました。
来月末の完成に向けて
徐々に細かいところも
仕上がり始めていきます。
今晩は長谷の古民家ゆりいかで、
先月のエネルギーカフェの続編と言うべき
「美しき緑の星」上映会&イオさんのお話し会。
夜6時から始まる予定でしたが、
そこは鎌倉らしく(笑)、
約45分遅れてのスタート。
一時間半ほど映像を観賞した後は、
みんなの持ち寄りごはんを囲んで
イオさんのお話し会。
イオさんのお話がとても面白いので、
気がつけば日付が変わっていました。
内容は、映画も含めて、
宇宙の話、分子原子の話、
経済界の話、政治の話…と、
多岐に渡り、
揺れ動く時代の中で
参加者それぞれにとって、
琴線に触れる言葉が
あったのだと思います。
私にとってその一つは、
思い立ったらすぐ動け。
直感には意味がある、という言葉。
振り返ればまさに
ほとんど直感だけで
歩みを進めてきた半生ですが(笑)、
少々思慮は
足らなかったかもしれないけど、
それでよかったのだ、
と自分を納得させるとともに、
だからこそ
この道に行きたい!
と心から思える道に
出会えたような気がしています。
また映画のほうは、
この現代文明に痛烈な皮肉を込めた
コメディだったのですが、
「美しい」とは何かを
えがおで考えさせられる作品でした。
最近感じるのは、
ものづくりにおいても、
もちろんデザインという発想は
あるのですが、
美しいもの、という
言葉や数字で計れないことよりは、
机上の理論の積み重ねで
作られている傾向を感じます。
この時代、
他人に受け入れてもらうために
必要な手続きではありますが、
それに終始して、
多くの場合大切な何か、
私たちの直感で、
美しいと思うことや
心地よいと思うことが
置き去りにされてしまって
いるようにも思います。
美しいって何だろう、
と腕を組んで
考え込むのではなくて、
日常の中で
直感的に思い当たることを
一つ一つ大事にすることから
明日を始めるのも
いいかもしれません。
自慢の一品持ち寄り晩ごはんを
いただきながらのお話し会でした。
みんなで囲むごはんは、
何ておいしいんだろう。
古民家改修現場にて。
週明け早々、
ホーロー浴槽搬入の日。
約130kgある浴槽を、
幅の狭いところをかいくぐって
数十m運ばなくてはならないので
今日はタイル屋さん、水道屋さんとともに
運搬要員です。
いやー、重かった。
運ぶだけだったら
なんてことないのですが、
ドアを通る時や
室内を通る時は、
あーじゃないこーじゃないと
三人で言いつつ
浴槽を立てたり、
微妙に向きを調整しながら
運ばなければならないので、
この重さが堪えます。
時間にしてたかだか
10数分だったと思いますが、
汗だくになりました。
浴槽を運び入れる時は
毎回こんな感じですが、
この運び入れた時の
静かな達成感と高揚感が、
たまらないので、
つい応援に声がかかると
足を運んでしまうのです(笑)。
またこの水道屋さんとタイル屋さん、
という組み合わせがね(笑)。
昨日までの天気予報では
今日晴れだったのと、
朝起きた時燦々と
朝日が照っていたので、
今日のソーラークッキングは大丈夫!
と油断していたら、
せっかくの‘満員御礼’なのに、
9時頃からまさかの
雨が落ちてきそうな分厚い雲。
ソーラークッカーは展示と説明のみで、
調理器具を急きょロケットストーブに切り替え、
参加者の皆さんとおいしい「エネルギーカフェ」を、
おなかいっぱいになるまで楽しみました。
皆の「自慢の一品」も、
とってもおいしかったです。
お天気に振り回される人生、
バンザイ!!
今回実際に
ソーラークッキングができなかったのは
本当に残念ですが、
次の機会にできた時は
喜びもひとしお、
と思うことにします。
縁側にソーラークッカーを展示し、
西川さんに仕組みや使い方などを
説明していただきました。
調理は急きょ、
2台のロケットストーブで。
材料は私の現場で出た端材です。
自然と向き合う時は、
急に変更してもその場を楽しむ
大らかさが求められます。
直火型オーブン、
通称ピースオーブンも登場。
名前がいいですね。
ピースオーブンで焼いたパン。
参加者の皆さんによる
「自慢の一品」も加わって、
今日もおいしい楽しい
エネルギーカフェでした。