香りで分かる
鎌倉山崎お邸にて。
今朝畳が入りました。
現場へ来ると
見えなくても
香りで分かります。
鎌倉山崎お邸にて。
今日は現場に
職人が何人いたでしょうか。
大工2名、基礎屋、電気屋3名、
水道屋、硝子屋、建具屋3名、
延べ11名ですか。
とにかく現場がにぎやかで
いろいろなところが
仕上がっていきました。
とくに建具が入ったことにより、
空間が締まりました。
完成まで
もう少しです。
今日の午後は毎年恒例の
地元の中学校で「ふれあい体験活動」。
「文化の種蒔き」として
大事にしている活動の一つですが、
毎年秋は、
左官職人とともに
光る泥団子作りです。
私は大学の授業に
行かなければならないため、
失礼ながら途中で
退席させていただきましたが、
みんないい感じで、
光る泥団子を作ることが
できたようです。
ところで今回は、
友人であり、かつての建主でもある
子どもも参加していました。
職人も思わぬかたちで
久しぶりに再会。
家族と同じくらいに接しながら
家を作っていた頃は、
まだ幼稚園生。
立派な中学生になっていることに
驚いていました。
地元での仕事は、
こういう思わぬ再会があるから
面白いですね。
それにしても今日は、
土の話ばかり。
鎌倉山崎お邸にて。
昨日の夕暮れ時に
現場に立ち寄ったら、
大工たちは
もう誰もいなくて、
そのかわりに
昨日から取付を始めた
2ヵ所のバルコニーが
もう既に立っていました。
久しぶりの鎌倉大町み邸。
朝日のあたる屋根の上に昇ると、
今日の空は本当に気持ちがよかったです。
さて今日の目的は、
屋根屋さんと屋根の点検。
屋根屋さんがおっしゃるには、
築60年経って、
恐らくほとんど
手入れしていないだろうけど、
当初の施工がよく、
また瓦の状態も
とてもよいとのこと。
瓦は、
今となっては珍しい
赤い塩焼き瓦。
昔の土管を作る製法と
ほぼ同じですが、
耐久性を高めるために
理に適っていることがよく分かる
お手本のような屋根でした。
それにしても、
食べ物だけではなく、
土も塩焼きにしてやろうという
先人の発想に感服してしまいます。