2015年10月10日
今日は横浜のとある農家とご縁をいただき、
お持ちの竹林を整備する
‘野良しごと’ワークショップでした。
竹がモウソウチクだったので、
とくに私が竹小舞用に使うためという
わけではなく、
後ほど何か活用方法は考えるとしても、
基本的には竹林を
光と風の入る空間にするための
作業だったのですが、
参加者は、
私も含めたら30名くらいいたでしょうか。
とてもたくさんの方々に
お越しくださいました。
日本の竹林の大半は、
人の手が入らず、
荒れ放題になっていて、
またそれを放置し続けると、
竹が外に外に広がっていくという悪循環。
もうどうすることもできなくて
呆然と見過ごすしかない、
というのが現状かと思いますが、
一方で、
こうした自然環境の中に入って汗を流したり、
自然のことを学んだり、という需要は、
高いんだなあということを感じました。
またこうした作業を一人二人で行うと、
果てしない作業に気が滅入ってしまうと思うのですが、
これだけ大勢いると、
楽しい作業に感じるから不思議です。
私自身も大いに楽しませていただきましたが、
こういう竹林整備のための「野良しごと隊」を随時結成し、
みんなで竹を伐ってまわるという企画を
立てても面白いかもしれません。
みんなでモウソウチクの竹林を間引き、
また枯れて倒れた竹なども、
運び出しました。
肉体労働だけではなく、
お昼ごはんを食べた後の約30分間、
座学の時間を設けました。
目の前の体験が知識に結びつけば、
より充実した会になるのではと思い、
企画しました。
お昼ごはんは、
こちらのカマドで
30数名分を用意。
メニューは、
その農家さんが作った小麦で仕立てたうどん。
こうして30数食並ぶと壮観でした。
うどんの具も豊富!
モウソウチクとはいえ、
竹割器を用意して
竹を割る体験もしてみました。
おやつの時間は、
果物たっぷりのスムージー。
おいしかったので、
3杯いただきました。
うどんもたくさんいただいたので、
今日は太って帰ります(笑)。
ついでに申せば、
作業後の懇親会も大いに盛り上がり、
みんなこの酒を楽しむために
集まっているんだな、と実感(笑)。
でも後が楽しいって、
大事なことです。