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2015年11月16日

晩秋の晴れわたる空の日に

カテゴリー: 鎌倉稲村お邸


晩秋の晴れわたる空の日、

今日から
鎌倉の稲村ガ崎の丘の上にて、
改修工事が始まりました。

今回は海辺のまちに似合う
豊かな中庭のある
‘オシャレ’な家とのご縁です。

数ヵ月の間に
更に心地よい空間に
仕立てていこうと思います。

二つのエネルギーカフェのご案内

カテゴリー: エネルギーカフェ


昨夕は、
友人であり、
きらくなたてものやの
建主さんでもある二人の
結婚の儀式が
鶴岡八幡宮の舞殿で
執り行われるというので、
見学しに行ってまいりました。

その日は午前中まで雨。
午後は曇りの予報だったと思うのですが、
なんと夕陽の美しい夕方、

しかも雨のおかげで
大気の塵を洗い流し、
実に清々しいお天気の下で
荘厳な儀式が行われ、

雨が降るから、
空気が澄むんだ、
ということを
実感しました。

さて今回のご案内は、
まずは二つのエネルギーカフェ。

一つ目は、
季節ごとに茅ヶ崎で行う
茅ヶ崎エネルギーカフェです。

今回も目の前で採れる季節の野菜で、
ソーラークッカーや
ロケットストーブなど
自然の恵みのエネルギーを駆使して
精進料理を作ります。

二つ目は、
その翌日に鎌倉で行う
鎌倉エネルギーカフェです。

今回のテーマは、
「火のある暮らし〜薪ストーブと石窯の話〜」。

鎌倉で薪ストーブを販売する
ノーザンライトストーブの鈴木重則さんと

鎌倉の稲村ガ崎で
小さな単位で自給を楽しむ場作りを始めた
みんなの稲村プロジェクトの鎌田宗博さんをお招きし、

私たち人間にとって最も古く
最もなじみの深いエネルギー、
‘火’について学ぶ予定です。

どちらも大勢で楽しく
エネルギーについて学びたいと思いますので、
ぜひ皆さまお越しください。

なおお越しいただける方は、
お手数ですがお名前、人数をお書き添えのうえ、
私宛にご連絡をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■2015年秋の茅ヶ崎エネルギーカフェ
日時:2015年11月28日(土)10〜14時
場所:リベンデル(茅ヶ崎市矢畑183)
会費:1,500円(資料費、飲食費込)
(RIVENDEL会員1,000円)
定員:20名(先着順)
雨天中止(当日7時までに判断のうえ連絡いたします。)

■2015年第4回鎌倉エネルギーカフェ
火のある暮らし〜薪ストーブと石窯の話〜
講師:鈴木重則(ノーザンライトストーブ)
   鎌田宗博(みんなの稲村プロジェクト)
日時:2015年11月29日(土)15〜18時
場所:カジュアートスペース(鎌倉市二階堂57-1)
会費:1,000円
定員:20名(先着順)

■お問い合わせ・お申し込み
きらくなたてものや 日高
E-mail tamotsu.hidaka@kirakunat.com
TEL 080-5467-8701

床の格子が光を造形する

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

ここでもロフトの光る床。

夏の暑い日、
暑い空気を上に逃がす装置として
始めたロフトの格子床は、

上に下に漏れる光を
美しく造形するという
役目も果たしています。

二組の寿を祝う

カテゴリー: 今日のできごと


昨日は山根湯で
二組の寿のお祝い。

そこでここは鎌倉なので、
鎌倉彫の品をお贈りしました。

一つは仲間の大工宛に、
お送り先の名前にちなんで
赤く塗られたお椀と、
黒褐色のお揃いのお椀。

もう一つは友人でもあり、
また先日手がけた
古民家改修現場の建主さん宛に、
宇宙の絵のような
同心円状の木目のタモのお皿。

彼女の家で
円を抜いた土の壁を作ったことが
思い出深いこともあり、
何となく縁を感じて
一目でこれと決めました。

しかしこちらは、
写真撮るの忘れた…

とにもかくにも、
おめでとうございます。

そしてこうして
おいしい食べ物を持ち寄りながら、

歴代の建主さん、
これからの建主さん、
鎌倉の友人たち、
仲間の職人たちが
いろいろと入り混じる場の中で
めでたいお祝いをできることが
うれしいです。

2015年11月14日

ものごとの理を知る下地窓

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

先日のことですが、
翌日お引越しという日に
少し現場に立ち寄った帰り際、

玄関の照明のみ残して
帰り支度をしていると、

下地窓の影が
土壁に映し出されました。

影が濃いほど、
際立つ光。

光があるから、
影が美しい。

ものごとの理を
自ずと知ることができる
玄関の下地窓です。

2015年11月13日

ピンクの壁に真鍮の器具

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

寝室の夜景。

大工が作った台座の上で
光を放つ、

建主さんが見つけてきた
真鍮製の照明器具が
ピンク色の壁に
合っています。

明日はお引越し。
この状態、この立場で
写真を撮るのも
今日で最後です。

さみしいなあ。

2015年11月12日

晩秋の空気はからりとしている

カテゴリー: 改修の仕事


戸塚の古民家改修現場にて。

晩秋のからりとした空気のおかげで、
割と早く、
すっかり壁の土が乾きました。

京都の土、
という感じの色です。

土が乾いたので、
本格的に大工が仕事を
再開しました。

黒褐色をまとい始める

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

元々藤間さんの弟子だった
2人の大工が応援に入り、

黒褐色に塗られた杉の板を
まとい始めました。

みかんいろの景色

カテゴリー: 鎌倉台て邸


あたたかな色の象徴、
だいだい色のみかんに
囲まれた竹伐り隊は、

家族の愛が詰まった
光景に溢れていました。

2015年11月11日

秋の新月、竹取から始まる物語

カテゴリー: 鎌倉台て邸


明日は新月。

秋冬の新月近くといえば、
きらくなたてものやは竹伐り隊。

建主さんと、
間もなく鎌倉の台で始まる
古民家改修の仕事で使う竹を
採りに行きました。

場所は昨年からご縁をいただいている
小田原のみかん農家のあきさわ園

竹林で気持ちよく
汗を流すだけではなく、

休憩時間等に
みかんなどのフルーツを
楽しむことができます。

いや、
汗を流した後だからこそ、
酸味の効いたみかんが
さらにおいしく感じます。

さて今日のノルマは、
割竹の状態で7束350本。

平日ということもあり、
建主さんご家族のほか、
お手伝いがお一人という
少人数ではありましたが、

夕暮れまでに、
なんとノルマの1.5倍、
500本以上の割竹を
作ることができました。

効率重視で
作業を進めたということもありますが、

作業の合間にいただく
おいしいおいしいみかんの力も
大きかったと思います。

また竹伐り隊
気持ちいいと感じる理由の一つのは、
作業前は鬱蒼としていた竹林が
作業が終わる時には
光と風の入る場所になること。

この身体全てが喜ぶおいしさと
達成感を味わいに、
とくに使うあてはないけど、
来月の新月も
竹伐り隊結成しようかな(笑)。

このように
鈴なりのみかんの木々に囲まれての作業。

「商品」なのでご法度ですが、
もぎって食べたい衝動にかられます(笑)。

竹を伐り出す様子。

昨年始めてここに来た時は、
竹林に足を踏み入れるだけで
精一杯でしたが、

今年はだいぶ
入りやすくなりました。

おいしい空気とみかんのおかげで
着々と竹が集まってきます。

今日のお昼ごはん。

建主さんにおいしいおにぎりとおかずを
振舞っていただきました。

これも幸せな要素の一つ。

お昼ごはんの食後は、
秋沢さんのキウイ。

これまで食べたキウイの中で、
私はここのが一番おいしい!
と思います。