「独立」の動力
藤沢ひ邸にて。
今日は、
独立型太陽光発電インストラクターの
イオさんに現場へ足を運んでいただき、
この家の一部を
独立電源とするための
打ち合わせを行いました。
こうした企みは、
一言で申せば、
本当にワクワクします。
「独立」には
自己責任と自己管理が伴いますが、
その大変さを上回るワクワク感が、
私にとっての独立化を促す原動力です。
古民家改修現場にて。
週明け早々、
ホーロー浴槽搬入の日。
約130kgある浴槽を、
幅の狭いところをかいくぐって
数十m運ばなくてはならないので
今日はタイル屋さん、水道屋さんとともに
運搬要員です。
いやー、重かった。
運ぶだけだったら
なんてことないのですが、
ドアを通る時や
室内を通る時は、
あーじゃないこーじゃないと
三人で言いつつ
浴槽を立てたり、
微妙に向きを調整しながら
運ばなければならないので、
この重さが堪えます。
時間にしてたかだか
10数分だったと思いますが、
汗だくになりました。
浴槽を運び入れる時は
毎回こんな感じですが、
この運び入れた時の
静かな達成感と高揚感が、
たまらないので、
つい応援に声がかかると
足を運んでしまうのです(笑)。
またこの水道屋さんとタイル屋さん、
という組み合わせがね(笑)。
昨日までの天気予報では
今日晴れだったのと、
朝起きた時燦々と
朝日が照っていたので、
今日のソーラークッキングは大丈夫!
と油断していたら、
せっかくの‘満員御礼’なのに、
9時頃からまさかの
雨が落ちてきそうな分厚い雲。
ソーラークッカーは展示と説明のみで、
調理器具を急きょロケットストーブに切り替え、
参加者の皆さんとおいしい「エネルギーカフェ」を、
おなかいっぱいになるまで楽しみました。
皆の「自慢の一品」も、
とってもおいしかったです。
お天気に振り回される人生、
バンザイ!!
今回実際に
ソーラークッキングができなかったのは
本当に残念ですが、
次の機会にできた時は
喜びもひとしお、
と思うことにします。
縁側にソーラークッカーを展示し、
西川さんに仕組みや使い方などを
説明していただきました。
調理は急きょ、
2台のロケットストーブで。
材料は私の現場で出た端材です。
自然と向き合う時は、
急に変更してもその場を楽しむ
大らかさが求められます。
直火型オーブン、
通称ピースオーブンも登場。
名前がいいですね。
ピースオーブンで焼いたパン。
参加者の皆さんによる
「自慢の一品」も加わって、
今日もおいしい楽しい
エネルギーカフェでした。
現在進めている
古民家の改修にて。
大工が解体を進めていくと、
昔の竹小舞が出てきました。
とくに最近建主さんと一緒に
竹小舞をするようになってから、
こんな竹を使っているんだ、とか、
間渡し竹はこういう間隔で入れているんだ、とか、
縄は⚪︎⚪︎を使っているんだ、とか、
土の様子とか、
当時の職人に思いを馳せながら、
昔の仕事ぶりが
詳しいところまで
気になるようになりました。
壁の前で
ちょっとした時間旅行です。
そして手があるかぎり
「廃番」がないこの仕事、
どんなに時間が経っても、
技術も心も、
受け継いでいくことが
できるのがいいな、と
思いました。