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2015年9月19日

「独立」の動力

カテゴリー: 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

今日は、
独立型太陽光発電インストラクターの
イオさんに現場へ足を運んでいただき、
この家の一部を
独立電源とするための
打ち合わせを行いました。

こうした企みは、
一言で申せば、
本当にワクワクします。

「独立」には
自己責任と自己管理が伴いますが、

その大変さを上回るワクワク感が、
私にとっての独立化を促す原動力です。

2015年9月18日

下地窓の下地を作る

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

明日明後日と、
玄関入って
すぐ右手の頭上に
下地窓をこしらえるにあたり、
その下地を作りました。

竹の材料は煤竹。

これで骨になる竹を
仕込んだのですが、

こんな欄間のデザインがありそうで、
これはこれでこのままでいいかも(笑)、
と思いながら、次の目的地に向かいました。

2015年9月14日

オモイオモイ浴槽を運ぶ

カテゴリー: 今日のできごと

古民家改修現場にて。

週明け早々、
ホーロー浴槽搬入の日。

約130kgある浴槽を、
幅の狭いところをかいくぐって
数十m運ばなくてはならないので
今日はタイル屋さん、水道屋さんとともに
運搬要員です。

いやー、重かった。

運ぶだけだったら
なんてことないのですが、
ドアを通る時や
室内を通る時は、

あーじゃないこーじゃないと
三人で言いつつ
浴槽を立てたり、
微妙に向きを調整しながら
運ばなければならないので、
この重さが堪えます。

時間にしてたかだか
10数分だったと思いますが、
汗だくになりました。

浴槽を運び入れる時は
毎回こんな感じですが、

この運び入れた時の
静かな達成感と高揚感が、
たまらないので、

つい応援に声がかかると
足を運んでしまうのです(笑)。

またこの水道屋さんとタイル屋さん、
という組み合わせがね(笑)。

2015年9月13日

お天気に振り回される人生、バンザイ!

カテゴリー: エネルギーカフェ


昨日までの天気予報では
今日晴れだったのと、

朝起きた時燦々と
朝日が照っていたので、

今日のソーラークッキングは大丈夫!
と油断していたら、
せっかくの‘満員御礼’なのに、
9時頃からまさかの
雨が落ちてきそうな分厚い雲。

ソーラークッカーは展示と説明のみで、
調理器具を急きょロケットストーブに切り替え、
参加者の皆さんとおいしい「エネルギーカフェ」を、
おなかいっぱいになるまで楽しみました。

皆の「自慢の一品」も、
とってもおいしかったです。

お天気に振り回される人生、
バンザイ!!

今回実際に
ソーラークッキングができなかったのは
本当に残念ですが、

次の機会にできた時は
喜びもひとしお、
と思うことにします。

縁側にソーラークッカーを展示し、
西川さんに仕組みや使い方などを
説明していただきました。

調理は急きょ、
2台のロケットストーブで。
材料は私の現場で出た端材です。

自然と向き合う時は、
急に変更してもその場を楽しむ
大らかさが求められます。

直火型オーブン、
通称ピースオーブンも登場。
名前がいいですね。

ピースオーブンで焼いたパン。

参加者の皆さんによる
「自慢の一品」も加わって、
今日もおいしい楽しい
エネルギーカフェでした。

2015年9月12日

一緒に色を塗る

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

今日は午後から建主さんご家族と
外部廻りの枠材等を塗りました。

これまで何度となく
共同作業を重ねてきましたが、
ご家族と過ごす和やかな時間が
いつも心地よいです。

今回の塗装作業は、
柿渋とは異なり、
すぐに色がつくので、

子どもも楽しい、と言いながら、
積極的に作業に参加しているのが
印象的でした。

何かを始める動機付けとして、
達成感が見える、って
大事なことだなと思いました。

2015年9月11日

生命の基盤の証し

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

壁の土が乾く過程で、
草の根が生えてきました。

珍しいことでも
ないのですが、

初めて見たときは、
驚いたものです。

これも土と水が
生命の基盤の証し、

残しておけば
面白いと思いつつ、

いつも申し訳ない気持ちで
そっと抜かせていただきます。

もう住むか(笑)

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

壁の土が
ほとんど乾き、

2階間仕切りの
石膏ボードも
大方貼られ、

空間の輪郭が
明確になってきて
すっかり家らしくなりました。

外部の木建具は当分先ですが、
かえって風が気持ちよさそうだし、
もう住めそうです(笑)。

今月いっぱいくらいだったら、
蚊対策をすれば、
寝ることくらいは
できそうです。

2015年9月10日

足元を「手術」

カテゴリー: その他


古民家改修現場にて。

地覆が土に埋もれていたので、
新たにコンクリートで
基礎を作ることにしました。

例え足腰が傷んでいたとしても、
木の家は「手術」することができます。

どこまで手をつけるかは
予算次第ではありますが、

いざとなれば
直せる大工がいれば
こうして直せる、
という安心感は、

木の家の特長、
そして大工の存在意義の
一つだと思います。

2015年9月8日

壁の前で時間旅行

カテゴリー: 今日のできごと


現在進めている
古民家の改修にて。

大工が解体を進めていくと、
昔の竹小舞が出てきました。

とくに最近建主さんと一緒に
竹小舞をするようになってから、

こんな竹を使っているんだ、とか、
間渡し竹はこういう間隔で入れているんだ、とか、
縄は⚪︎⚪︎を使っているんだ、とか、
土の様子とか、

当時の職人に思いを馳せながら、
昔の仕事ぶりが
詳しいところまで
気になるようになりました。

壁の前で
ちょっとした時間旅行です。

そして手があるかぎり
「廃番」がないこの仕事、
どんなに時間が経っても、
技術も心も、
受け継いでいくことが
できるのがいいな、と
思いました。

壁の向こうに屋根が

カテゴリー: 今日のできごと


古民家改修現場にて。

壁を取り払ったら、
屋根の下の屋根が出てきました。

数十年前、
増築した時の名残です。

改修の仕事をしてると、
たまにこうした
昔の大胆な仕事に遭遇するから
面白いです。

これ、
そのまま天井に
しちゃおうかなあ(笑)。