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2015年9月6日

きらくなたてものやのそれはそれはキビシイオキテ

カテゴリー: 家づくりの理念

きらくなたてものやでは、
仲間たちが名前のとおり、
きらくに楽しくのびのびと
否定の言葉をあまり発することなく
仕事をしていますが、

その一方で、
それはそれはキビシイ
三つの掟があります。

叩かない。

悪口言わない。

「先生」と
呼んではならない。

全ての存在・事象に
意義を見出すために、

みんなの力を
掛け合わせていくために、

それはそれはキビシイこの掟を
よろしくお願いします。

2015年9月5日

子どもたちは高みの見物

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

大人たちが壁の色を
あれこれ考えている間。
子どもたちはロフトに昇って
とても楽しそう。

子どもたちにつられて
自分も昇ってみると、

今日は夏の日のような
日差しの照る日でしたが、
達磨窯で焼いた瓦を載せた屋根の下は。
驚くほど清々しい、
気持ちよい場所でした。

いろをいろいろ検討の日

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

今日は壁の色を
決める日でした。

左官屋さんが、
今手に入る土の色を踏まえて
幾つか見本を持ってきてくれて、
現場で塾考。

どれもいいので、
本当に難しいけど、

悩んでいる時間も
楽しいものです。

楽器のような

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

現場に行くと、
竹小舞の端材の竹と
床板の端材で作った
楽器のようなオモチャが
天井からぶら下がっていました。

誰が作ったのか分かりませんが、
あるもの生かしての創造性に
気持ちが楽しく、
ほっこりとなりました。

自然の恵みを使ったものづくりは、
こうした創造性の余地も
楽しさの一つです。

2015年9月2日

母校からタカラモノが届いた

カテゴリー: 今日のできごと


2日前のことではありますが、
6月に母校の中学校で行った
「職業講演会」の感想文を
いただきました。

建築に興味ある子も
あまりそうではない子も、

建築も「いただきます」の心が大事、
という言葉が響いたという子が
多かったようで、
とてもうれしいです。

それと母校の子たちには、
やはり格別の思いがありますね。

来年もぜひ呼んでください。

母校にかぎらず、
「文化の種蒔き」の機会を
大切にしていきたいと思います。

2015年9月1日

風の指標

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

こちらも先週に
土が塗り終わり、

土がじっくりと
白く乾き始めています。

塗った順番もありますが、
やはり風を受ける量の
多い壁の乾きが早いです。

じっくりと

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

ここのところ
ずっと続く
雨ニモマケズ、

土がじっくりと
乾いてきております。

2015年8月31日

第2回鎌倉エネルギーカフェ(太陽熱はスゴイ!ソーラークッキング)のご案内

カテゴリー: エネルギーカフェ


7月に入った頃、
雨の日がこれでもかというくらい、
ずーっと続きましたが、

子どもたちが夏休みに入る頃になると一転、
お天道様がこれでもかというくらい
ずーっと元気に顔を出されていました。

しかし逆にここ1週間は、
あれほど元気なお天道様が恋しいほど、
ずーっと寒くて雨がちな日々、

今年のお天気はどうやら、
ずーっと、がテーマのようで、

エネルギーカフェも今年のお天気に負けず、
ずーっと続けていきたいと思います(笑)。

さて今回は、
鎌倉で行う第2回エネルギーカフェのご案内です。

今回のテーマは、
「太陽熱はスゴイ!ソーラークッキング」。

ソーラークッキング研究家の西川豊子さんが
たくさんの種類のソーラークッカーを用意して、
皆様と様々な料理を楽しむ予定です。

ソーラークッキングを通じて、
太陽熱であんなこともこんなこともできるんだ!
ということを体感していただくとともに、

太陽のエネルギーを
「熱」として使うことの可能性を
感じていただければと思います。

それこそお天気で左右される企画、
雨天・曇天の場合は中止となりますので、
お天道様が元気に顔を出すことを
祈るばかりです。

それでは皆様、
たくさんのご来場をお待ちしております。

なお定員制のため、
ご参加いただける方は
お手数ですが私宛に
その旨ご連絡をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■第2回鎌倉エネルギーカフェ2015-16

誰でもできる独立型太陽光発電のすすめ
〜オフグリッドソーラーの楽しみ方講座

日時:15.09.13(日)10:00〜14:00
※集合時間にご注意ください。
講師:西川 豊子(ソーラークッキング研究家)
会場:ゆりいか(鎌倉市長谷)
※ご参加の方に、別途ご案内申し上げます。
会費:1,000円
定員:20名(先着順)

(連絡事項)
・持物は、筆記用具、自慢の一品(飲食物/可能な範囲でOK)です。
・今回は、昼食の時間に「自慢の一品」をいただきます。
・企画の都合で、雨天・曇天の場合は中止とさせていただきます。その場合当日7時までに参加者にご連絡申し上げます。

2015年8月30日

土壁における相対性理論

カテゴリー: 家づくりの理念


ここしばらく、
8月とはいえ気温の低い日が続き、
‘寒い’とさえ思うほどです。

しかしその時の室温を見ると24〜25℃

冬の間室温がそのようだったら、
暑くてしかたないのではないかと思います。

ですのでここ最近の様子を見て、
私たちの温度の感じ方は、
相対的な変化に
左右されやすいということを
思い知らされました。

ところで先日、
「まちなかで土壁の家をふやそうの会」の企画で
都内でお話をする機会をいただきましたが、

その際、
土壁の「心地よい」という感覚を
情緒的にだけではなく、
理屈で表現することも
大切だという話題になりました。

そこでここ最近の
天気の様子と照らし合わせてみて
土壁に感じることは、

土壁の家は、夏も冬も、
温度変化と湿度の変化が、
実にゆるやかであるということ。

つまり温度も湿度も、
相対的な変化が小さい
ということです。

例えば7月の下旬、
本格的な夏がやってきた頃は、
家の中がまだ梅雨時の気温を記憶していて、
それほど暑さが応えるほどにはならず、

しかしお盆の頃になると、
家が暑さを覚えて、
正直夜になってもなかなかの暑さ、

とはいえ常に
冷房に晒されていなければ、
身体が暑さに慣れた頃なので、
今年の酷暑でさえ、
冷房がなくても
凌げないことはありません。

そしてちょうど
暑さに疲れてきたなと思う頃、
お盆休み。

お盆に休む習慣は、
そんな気候的要因が
あるのではないかと思うほどです。

さらにお盆が過ぎると、
気温が徐々に下り坂となり、
少しずつ身体も楽になっていきます。

この室内の気候変動が
実に緩やかという感覚は、
湿度の変化も然り。
冬の寒さも然り。

確かに冬は寒い時期が
酷暑の時期よりも長いので、

夏場以上に
何かしらの工夫と対策が
求められますが、

いずれにしても
この温度・湿度の相対差を
小さく感じるという実感は、
土壁の特長を語る一つの要素だし、

これを実証する数値上の根拠を
得ることができればと思います。

2015年8月29日

自然の恵みで精進料理の輪(夏編)

カテゴリー: エネルギーカフェ


今日はリベンデルで
茅ヶ崎エネルギーカフェ。

お日様が照っていれば
ソーラークッカーで調理する予定でしたが、

あいにく曇りがちだったので、
ロケットストーブ2台を使い、
極力目の前の旬な素材を生かして
精進料理。

お天気で行いが左右されるのも、
大らかでいいではありませんか。

作った料理は麻婆茄子、
コーンパン、キノコ炊き込みごはん、
茗荷と卵のスープ、そしてぜんざい。

今日も気持ちいい緑を前にして、
おいしく楽しく過ごすことができました。

参加してくださった皆さん、
ありがとう!

今日はこの2台のロケットストーブで調理。

今日の材料。
茄子は目の前の畑で収穫。

材料のメモ書き。

この緑真っ盛りのビオトープの前で
作業を行いました。

太陽熱で発酵させた
生地を焼いて作ったコーンパン。
フワッフワでおいしかったです。

調理中の精進麻婆茄子。
挽肉のようにみえるのは
大豆ミートです。

お昼ごはん完成!
どれもおいしかったです。

デザートのぜんざい。
あらかじめ太陽熱で
作ったものとのことです。