狭ければ軽くなる
夏休みを利用して、
仕事部屋を模様替えし、
敢えて自分の机の周りを
狭くしてみました。
きらくなたてものやの仕事場所は、
わずか4帖強しかない自宅の一角、
少し前までよくここに
最大4人もいたなあ、と思いますが、
一人になったら一人になったで緊張感が緩み、
いささかモノを詰め込みすぎて、
4人いた頃よりも歩きづらいという(笑)、
そんな状態だったところ、
現在6連覇中の帝京大学ラグビー部
岩出監督の著書「負けない作法」を読み、
また日頃掃除の重要性を説いている自分が
こんなことではイカン、ということで、
改めて自分の仕事場の環境を
見つめ直すことにしました。
そして自分の机を
狭く小さくしてから約一週間、
少しでも資料やモノが出ているとジャマなので、
その都度片付ける習慣がつきつつあり、
(これを継続する必要がありますが。)
狭くなったらなったなりの作法で、
何とかやっていけるどころか、
身と頭が軽くなって、
気のせいか以前よりも
仕事が捗っているような気がします。
もちろん
広々とした空間もステキですが、
狭い場所だってステキ、
むしろ狭ければ軽くなる。
狭くするがゆえに余地が広がる。
もともと極小の面積の
建築設計事務所では
ありますけれども(笑)、
この実体験は、
空間作りに生かそうと思いました。