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2015年6月20日

山崎お邸の竹小舞かき隊(2回目)

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸

梅雨の合間のいいお天気。
本当に気持ちよい日でした。

今日は、
よく来てくださるSさん、Kさんの他、
左官職人さんが竹小舞の勉強を
したいということで初参加。

また午後から建主さんのお友達ご家族も
二組来てくれて、

私の間渡しの仕込みが
追われるような事態に。

今日は人数少ないかな、
と思っていたら、

このうれしい誤算で
今日は壁9面完成しました。

明日で早くも
1階の作業可能な壁が
ほぼ終わりそうです。

今日は作業に慣れている人が多かったので、
あまり説明せずとも着々と仕事が進みました。

建主さんも
子どもたちを預けての作業。

子どもたちの面倒から解放されて、
本当に楽しそうに、
一心不乱に手を動かしてました。

今日のおやつ。

今日のお昼ごはん。

今日はここまで。

完成した竹小舞壁が、
立体になってきました。

2015年6月17日

最後の欠片

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

部屋の中の最後の欠片、
柱の角のタイル張りが
進められていました。

施工面積が小さいので
基本のタイルは決めて、
あとの味付けは、
タイル職人小沢さんの
提案に委ねることに。

するとかわいらしい
様々な焼物が登場。

機能的にも、
小物を置いたり掛けたり、
楽しそうです。

設計図通りじゃない、

それを超えて、
ここに関わる
みんなの提案を持ち寄る。

これも時に
きらくなたてものやの
方法論の一つです。

2015年6月16日

今週末の竹小舞かき隊のご案内(6/20、21)

カテゴリー: 告知・連絡

夏至が近づいてきて、
ビックリする時間まで明るいですね。

昨日は夕方から現場に行って、
少し竹小舞を進めたのですが、

仮設照明も付けずに
黙々と手を動かしていると、

気がつけば19時前でした。

さて今週も、
竹小舞週間です。

人が集まるほど楽しい竹小舞、
皆様ぜひご検討のほど
よろしくお願いいたします。

なお人数確認のため、
ご参加いただける方はお手数ですが
その旨以下の宛先まで
ご連絡をお願いいたします。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■150620竹小舞かき隊
・日時…2015(平成27)年6月20日(土) 9:00〜17:30まで
・場所…鎌倉市山崎
・集合…9:00現地集合(詳細は別途ご案内します。)
・人数…10名程度
※交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

■150621竹小舞かき隊
・日時…2015(平成27)年6月21日(日) 9:00〜17:30まで
・場所…鎌倉市山崎
・集合…9:00現地集合(詳細は別途ご案内します。)
・人数…10名程度
※交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

【連絡事項】
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
・雨天中止の場合、当日7時までに作業実施を決定のうえ連絡申し上げます。
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、改めて個別にさせていただきます。

2015年6月15日

もうすぐ夏至

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

夕方、電気屋さんと打ち合わせがてら
竹小舞を少し進めることに。

いつまでも明るい
夕陽に照らされた西面の竹小舞が
とてもきれいでした。

もうすぐ夏至。

仮設掘りごたつ出現

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

この家の1階床の荒床が
朝鮮張りなものですから、

居間の一部の荒床の板を外して、
現場に仮設掘りごたつが現れました。

お茶の時間に、
建主さんや近所の人たちとの交流に
大活躍です。

このままそうしますか(笑)。

2015年6月14日

藤沢ひ邸の竹小舞かき隊(7回目)

カテゴリー: 藤沢ひ邸


昨日の宴の余韻を引きずりつつ、
今日は藤沢ひ邸で竹小舞かき隊。

午前中はお手伝いが一人で
静かなものでしたが、

お昼ごはんを食べた後は、
小学生前後の子どもたちが
たくさん集結して、
現場は立体公園状態(笑)。

とても賑やかな中、
大人たちは仕事を進めました。

もう7回目ともなると、
建主さんは段取りを覚え、
また何度も来てくださる方ばかりなので、
初回に比べれば
作業速度は格段に上がり、

とくにスカスカだった2階の西面の壁が
ほぼ竹の格子で覆い尽くされました。

あと1回ワークショップすれば、
終わりそうな感じです。

2015年6月13日

だまされた

カテゴリー: 今日のできごと


完全にだまされました。

今晩はRちゃんの誕生日祝いを
数家族でお祝いするから
二宮し邸集合と聞いて、
竹小舞後の汗だくの身体で
急いで駆けつけましたが、
玄関入るとすごい熱気。

あれ、
たくさんの建主さんだけではなく、
たくさんの職人たちも
いるではありませんか。

訳も分からずお誕生日席に誘導されると、
きらくなたてものや10周年
(正確には11周年ですがそんなことはどうでもよい)
を祝う会とのこと。

聞くと、有志の建主さんが企画し、
ここ1カ月職人たちも準備に奔走して
今日に至ったようです。

涙を通り越して、
何とお礼を申し上げたらよいやら、
言葉も出ませんでした。

しかし、建主さん、職人たち、
立場を越えたいいチーム作りを
心がけてやってきたことが、
大家族のような、こういう形で返ってきて、
ホンマにうれしいです!!

Sさんの料理と
ぺいすのケーキもおいしかった!!

言われるがままにお誕生日席に座り、
王冠をかぶる人(笑)。

お祝いの獅子舞。

誕生日祝いを兼ねた
お祝いのケーキ。

ぺいす発なので、
もう最高においしかったです!

二宮し邸。

十周年の熨斗。

タイル屋の小沢さんが
持ってきてくれた料理も
おいしかった!

感謝の酒。

感謝すべきは、私のほうです。
皆さん、本当にありがとうございました!!

山崎お邸の竹小舞かき隊(1回目)

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


いよいよ鎌倉山崎お邸でも、
竹小舞かき隊が始まりました。

これできらくなたてものやでは、
三棟の竹小舞かき隊が
同時進行となります。

しばらく週末は、
きらくなたけこまいやさんです(笑)。

さて今日はさっそく、
たくさんの人たちが
お手伝いに来てくださいました。

大人は入れ替わり立ち代わり、
何人いたかちょっと分からないのですが(笑)、
幼い子どもたちがいて、

現場は子どもたちの
遊ぶ歓声や泣き声が
BGMとなって、
子どもたちの
かわいらしい雰囲気に
支配されました。

実際上子どもたちが
手を動かすわけではありませんが、

雰囲気作りに
一役買うという意味では、
それも立派な仕事です。

そんなこんなで
今日はがっちり編み込まれた
竹小舞の壁が5枚完成!しました。

次回は6月20日行う予定です。

大人たちは黙々と、
時に世間話をしながら
壁と向き合いました。

お昼ごはんは、
建主さんお手製のカレー。

子どもたちの器が
かわいらしいです。

ごはんに群がる
子どもたち。

養生資材で
基地を作る子どもたち。

現場で出た木っ端で遊ぶ
子どもたち。

おやつはスイカ!
今日もスイカのおいしい日でした。

2015年6月11日

今年も地元の中学校で「文化の種蒔き」

カテゴリー: 今日のできごと


今日は地元の中学校に伺って、
「ふれあい体験活動」という名のもと、
課外授業を行わせていただきました。

中学校から声をかけていただくようになってから、
恐らく7、8年経っていると思いますが、
例年20名前後のところ、
今年はなんと38名とほぼ倍増!

中学校の先生にお聞きすると、
今年は生徒数が増えた一方で、
他に講師をされていた方々が
ご高齢で辞退されたなどで
講座数がかなり減り、
それで一講座あたりの人数が
増えてしまったそうです。

こうした機会は、
こちらから子どもたちに教えるだけではなく、
逆に子どもたちから元気をもらえるので、
担い手がもっと増えるといいなと思います。

私自身、
なかなか昔ながらの木の建築に触れる機会がない中、
毎年「文化の種蒔き」と思って取り組んでいますが、
子どもたちの興味津々な目に未来を感じて、
本当に元気をいただいております。

さて今回お話しした内容は、
森と木の話、
そしていつもの
継手・仕口模型を活用して
伝統的な建築技術の話。

その後は、これも毎年恒例、
材木屋さんから四寸角の廃材をいただいて
ノコギリで切り落とすという作業体験。

いつも切り落とした角材を
記念に持って帰ってもらうのですが、
今年はインパクトを持ち込んで随所に穴を開け、
ペン立てに仕立てることにしました。

ノコギリさばきは、
作業に入る前に使い方のコツを
教えるようになってから
だいぶ上手になってきましたが、

インパクトを持つのは
ほとんどの子が初めてだったようで、
「おもしれぇ」というつぶやきも
聞こえてきました。

建築の世界は正直ますます厳しくなりますが、
こうした機会を通じておもしろさを感じてもらい、
何人かでもこの世界に飛び込んで来てもらえれば
なおうれしいです。

さあ秋の部は、これも恒例、
光る泥団子を作ってもらう予定です。

すりこむ

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

夕方、タイルの打ち合わせがてら、
建主さんと一緒に
杉の床板に蜜蝋ワックスを
塗りました。

作業が終わって、
写真撮りましたが、
よく分かりませんね(笑)。

ま、でも、
見た目はそれほど変わらなくても
蜜蝋ワックスがけは、
柿渋塗りと同様、
床板にワックスだけではなく、
色々な想いを擦り込む作業。

また、
こうして一緒に単純作業をしている時の
たわいもない会話が、
とても楽しかったりするので、

笑い声とともに、
いい「氣」が擦り込まれたような気がします。