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2015年5月28日

藤沢ひ邸の竹小舞かき隊(6回目)

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

前回に引き続き、
今日も平日ですが、
竹小舞かき隊を結成。

建主さんご家族と、
近所のお友だちが
来てくださいました。

少人数ではありますが、
窓の上下の壁を中心に、
だいぶ進みました。

と申しますのも、
建主さん自ら施工していただく際、
できる範囲でできることを
していただければ
それでよいのですが、

‘ひ’さんご家族の場合、
ダンナさんがとても器用な方で、

私が墨出しして穴を開け、
ダンナさんが間渡し竹の取り付けと
竹を一列だけ編んで、
あとは奥様やお手伝いの方が作業するという
完全分業型で進めているので、
進みが速く感じます。

後で「内職」も
可能ですからね。

これからも平日の作業が
多くなりそうですが、

6月中旬完成目標に
進めていきたいと思います。

これが下地

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

今朝、1階床の荒床となる
板が届きました。

原則としてきらくなたてものやでは、
1階床に断熱材を入れない代わり、
空気層を設けて板を二重に張るのですが、

今回も25㎜厚の板を
土台・大引に対して
朝鮮張りすることになっています。

板が届くやいなや、
大工の藤間さんが
板を張り始めました。

これでだいぶ
竹小舞の作業を進めるうえで
足場がよくなりましたが、

荒床の板にしては
板がとても美しいので、

このまま仕上げでもいいんじゃない、
と冗談も出るほどでした。

しかしこれで、
何かもう住めそうです(笑)。

いや本当に、
竹小舞の間から漏れる夜風が
気持ちよさそうです。

2015年5月26日

泥コネ日和に

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸

今日は泥コネ日和。

身体を動かすには
とっても気持ちのよい日です。

そんな日に、
鎌倉長谷ゆ邸で
壁に土を手に塗るための材料を
建主さんと仕込みました。

この作業は体幹が鍛えられるので、
子どもたちのラグビーの練習に
取り入れたいくらい。

またダイエットしたい人にも
よいという話になり、

ニーズを鑑みて
仕事を余らせておくことにしました(笑)。

ほっとする

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

先週末のことではありますが、
畳と建具が入り、
急速にゲンバからイエへと
変化を遂げました。

玄関へ入るやいなや、
青い畳の先に
スッキリと広がる庭の景色。

ああここまでできたんだと、
少しホッとしました。

と申しますのも、
昨日の日曜日に
ここで集まりがあるというので
この日を目標に
作業を進めていましたが、

ギリギリセーフ、
じゃないけど一応セーフみたいな(笑)、
何とか体裁を整えることができました。

まだ一部屋の仕上げと
外壁が残っているので、
キチンとした完成まで
あともう少しです。

それにしても畳の間は、
ホッとする何かがありますね。

2015年5月25日

典型

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

改修した二間続きの八畳と縁側。

少し昔の
日本の典型的な間取りです。

もてなしとくつろぎ、

心地よさとたくさんの機能、

大きく使えたり小さく使えたり。

日本的に暮らすうえで
様々な要素が凝縮されたこの間取りは、
この日本でやはり
見直してもよいのではないかと思っています。

とりあえず私は、
畳と縁側を交互に、
目一杯ゴロゴロしたい(笑)。

2015年5月24日

山崎お邸のカキシブ隊(3回目)

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


昨日の天気予報では、
今日は確か
雨と言っていたような気がするのですが、

見事予報を裏切って
時折初夏の太陽が
顔を覗かせてくれました。

そんなお天気に恵まれて、
今日は鎌倉山崎お邸の
カキシブ隊、最終回。

塗る量がたくさんあったので、
作業効率のことを考えれば、
今日は晴れて本当によかったです。

また三回とも
建主さんがお友だちを
たくさん連れて来てくれて、
本当に助かりました。

今日も建主さんの
親友の方が来てくださいました。

建主さんと親友との間に流れる
とぎほぐされた幸せそうな時間に触れて、
私もそのおすそ分けを
いただいたような気がしました。

また建主さんと共同作業をしていると、
この家づくりは建主さんだけではなく、
建主さんを取り巻く
たくさんの友だちや仲間の
思いのうえに成り立っているんだなあ
ということを肌で感じることが多く、

これも「結」の醍醐味の
一つだと思います。

とにもかくにも
たくさんの方々の協力を得て、
午後6時過ぎ、
全ての材木たちを
塗りきることができました。

ありがとうございます。

さあ来週末は
建前です。

ご覧のとおり、
今日はよいお天気。

昨日の茅ヶ崎エネルギーカフェで使った
ソーラークッカーをクルマに積んだままだったので、
みんなで飲むお茶用のお湯を沸かしてみました。

午前のお茶の時間にいただいた
建主さんお手製のカステラ。

やさしい味がしました。

午後のおやつの時間にいただいたスイカ。

汗ばむ陽気だったこともあり、
本当においしかった!

日が暮れた頃、
全ての作業が完了しました。

途中まで塗りきれるかな、
と不安だったのですが、
なんとか終わり、
ホッとしました。

この達成感と充実感が
たまりません。

2015年5月23日

あるもの生かして精進カレーを作る

カテゴリー: エネルギーカフェ


今日はリベンデル
茅ヶ崎エネルギーカフェ。

当初は「涼を考える」というテーマで
ワークショップを予定していましたが、

参加者が少人数だったこともあり、
急きょ企画を変更。

リベンデルで収穫できるものを素材に、
自然由来のエネルギーを使って
精進カレーを作ることにしました。

こうした体験も、
エネルギーにつながりますしね。

また半径数十メートルの中で
みんなで素材を探しながら
何かを作ることの
なんと楽しいことか。

私を入れて五人と少人数で、
ゆったりと皆さんと過ごしましたが、
そのかわり濃い濃い4時間でした。

リベンデルの熊沢さんとも話しましたが、
茅ヶ崎エネルギーカフェでは、
基本的に今後はこの路線で行こうと思います。

まずは目の前の畑から、
カラスノエンドウやソラマメなどを収穫。

カレーに合うかどうかは分かりませんが、
とにもかくにもあるもので作ります。

参加者の皆さんで
カラスノエンドウの皮を剥ぎ、
実を採る作業。

実に地道な作業で
これに一時間ほどかかりましたが、

手を動かしている間、
皆さんと色々な話を
することができました。

五人がかりで一時間で
これだけ(笑)。

次はソラマメの作業。
カラスノエンドウの次に行ったので、
楽に感じます。

作業中、太陽でお湯を沸かし、
目の前に生えているミントを摘んで
ミントティーをいただきました。

さあ調理開始。

今回は「おばあちゃんの精進ごはん」の著者の
五月さんもいらっしゃったので、

精進料理に見合う素材を用意しました。

リベンデルのすぐお近くに
お住まいの五月さん。

ソーラークッキング研究家の
西川さんも茅ケ崎にお住まいですね。

こうした人的な資源も、
貴重な地域の財産です。

途中までソーラークッカーを
使っていましたが、
太陽が陰ってきたので、
2台のロケットストーブを使って、
ルーを作り、ごはんを炊きました。

完成間近!

いい香りが漂っています。

あるもの生かした
精進カレー完成!

味もさることながら、
感激もひとしおです。

カラスノエンドウ、ソラマメ、
アシタバ、セリ、

そして太陽と枯枝。

具材もエネルギーも、
半径数十メートル以内のもので
作ったカレーは、
喜びの味がしました。

食後、私が持参した
夏ミカンジャムを提供。

そしたら茅ヶ崎のパン談義になり、
急きょ近所の「五空」に行こう!
という話になって、
みんななかよく自転車で
「五空」に向かいました。

この「思い立ったら」の
行き当たりばったり感が
たまりません(笑)。

それにしても「五空」のパン、
おいしかった!

土台敷完了

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

来週末の建前に向けて、
今日は土台敷きでした。

土台や大引の上に立って、
来週どんな空間になるのかを
想像するのが楽しかったりします。

2015年5月22日

太陽で灯がともる

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

太陽電池と家の電気配線がつながり、
太陽の力で電気を使えるようになりました。

配線の都合で一部工事の続きがありますが、
これで半独立電源の家の一歩を歩き始めました。

照明の光を見て思いました。

独立電源の意義は、
大規模集約型の仕組みからの脱却とか、
原子力発電に依存しない暮らしとか、
そういう面もあるけれど、

こうした身近な場所で
暮らしのエネルギーが産まれることの
感激と感謝の気持ちは
計り知れない、ということを。

お天気の動きにも
さらに敏感になりそうです。

こうした機会をいただき、
建主さん、ありがとうございます。

2015年5月21日

燻し銀の波になる

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

五十嵐さんが達磨窯で焼いた燻し瓦が
屋根の上で並べられました。

曲線を描いた
ただ一枚しかない瓦が
連なった時の美しさは、
まさに海の波。

来る波、行く波、
見る角度によって
表情が全く異なるところも
波に通じるものがあります。

もしかしたら桟瓦は、
海を意識して
土をかたどったのかもしれませんね。