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2015年5月21日

藤沢ひ邸の竹小舞かき隊(5回目)

カテゴリー: 藤沢ひ邸


今日は午後から
藤沢ひ邸の竹小舞かき隊。

平日でしたが、平日だけに、
現場から見えるほどの距離の場所に
お住まいのお母さんたちが
集まってくれました。

ありがとうございます。

建主さんのママ友つながりとはいえ、
一般的に工事現場のご近所さんは
ご迷惑をおかけする立場なので
頭を下げることが多いと思うのですが、

現場で作業のやり方を教え、
あれしてこれして、と指示し、
世間話をしながら同じ場所にいることが
とても不思議な感じがしました。

しかしこれぞ
集落同士で助け合う
かつての「結」そのもの。

手を動かすという行いは、
自ずと人と人とを
結びつけるのかもしれません。

その意味でも
家づくりはまちづくり。

とくに伝統的な工法は、
その有効な手段と思うことが
よくあります。

2015年5月16日

山崎お邸のカキシブ隊(1回目)

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


今日は鎌倉山崎お邸の
カキシブ隊でしたが、
あいにくの雨。

雨が強い日は、
柿渋を塗った材木たちを
外に干せないため、
延期することもあるのですが、

今日は幸い、
材木屋さんの小屋の中が
他の現場が建前直後ということで
だいぶすっきりしていたので、
小屋の中で作業することができました。

また今日は雨にもかかわらず、
建主さんの職場の同僚や、
中学生のDくんが来てくれて、
土台や梁など、
たくさんの材木を
塗ることができました。

次回は…、明日!

雨の中、
カエルを見つけて、
水たまりで遊ぶ子どもたち。

2015年5月14日

発電日和に

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

今朝板金屋のおじさんと
太陽電池の設置の方法について打ち合わせ。

今日なんかは
本当に発電日和でしたね。

おおよそ方針が固まり、
来週には設置予定です。

半独立電源の家に向けて大詰め、
もうすぐ太陽の恵みで
灯りを照らすことになります。

据えたら出てきた

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

今朝、お茶用の炉を
取り付けました。

そのあと隣の間の
床下地にかかろうと思って
床を解体し始めたら、

なんとなんと、
昔々の石でできた炉が
出てきました。

これを使うという手もありましたが、
石をほぼ正確に据えるのは
実にたいへんなことなので、

これはこの敷地に茶室を作るという
将来の夢にとっておきます。

今日据えた炉の受け。

お隣の間から出てきた炉。

2015年5月13日

茅ヶ崎エネルギーカフェ〜涼を考える〜のご案内

カテゴリー: エネルギーカフェ


それにしても今日は、
空の色が美しい
いいお天気ですね。

昨晩の嵐が春の名残も吹き飛ばして、
「初夏」の名にふさわしい陽気です。

ということは、
暑い暑い夏の日々も間近。

その心の準備も兼ねて、
来週末開催予定の
茅ヶ崎エネルギーカフェに
お越しになってはいかがでしょうか。

と申しますのも
今度の茅ヶ崎エネルギーカフェのテーマは、
「涼を考える」。

安易に空調機器に頼らず、
暑い日々を暮らしの工夫で涼しく過ごす術を
みんなで考えつつ、

いつものようにみんなで
会場のリベンデルで採れたものを使って
料理を楽しもうと思います。

今回は「あるもの野菜の精進大豆キーマカレー」
にしようと企み中!

なお、ご参加いただける方は、
人数確認のため、
お手数ですが下記記載の連絡先まで
お申し込みをお願いいたします。

■2014-15茅ヶ崎エネルギーカフェ(第4回)開催要領
・テーマ:涼を考える
・日時:2014年5月23日(土) 10:00-14:00
・場所:リベンデル(茅ヶ崎市矢畑183)
http://rivendel.web.fc2.com/
・会費:1,500円(資料費、飲食費込)
(RIVENDEL会員1,000円) 
・定員:20名(先着順)

■お問い合わせ・お申し込み
きらくなたてものや 日高
E-mail tamotsu.hidaka@kirakunat.com
TEL 080-5467-8701

2015年5月12日

2015初夏のカキシブ隊のご案内

カテゴリー: 告知・連絡


4/20にピスカリアで開催したイベントを皮切りに、
この3週間は立て続けに
イベントやワークショップを開催し、
おかげさまで充実した楽しい日々を
過ごすことができました。

しかしそれと引き換えに、
気が抜けたのか、
あるいは季節の変わり目だからか、
昨日からカゼをひいてしまいました。

いずれにせよカゼは
「身体の掃除」と前向きに捉えていますので、
暫くの間走り続けてきた分、
しっかりと身体を休めたいと思います。

…と申し上げつつ、
早速ワークショップのご案内です(笑)。

今回ご案内するのは、
今週末と来週末に開催する
初夏のカキシブ隊です。

カキシブ隊とは、
木を組むために刻んだ材木たちに、
柿渋を塗る作業。

柿渋は飴色の落ち着いた色合いを出すだけではなく、
木を保護してくれる働きがあります。

そして何よりも、
柿渋を塗るという行為は、
一本一本の材木たちに
柿渋とともに愛情を摺り込む作業。

自分たちも木の加工に参加した気持ちになって、
建前の時に格別の感慨があります。

そんな作業に、
たくさんの方々にお越しいただけると
とてもうれしいです。

なおご参加いただける方は、
道具等の準備のため、
また事務連絡をさせていただくため、
お手数ですが以下の宛先まで
ご返事をお願いいたします。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com
(きらくなたてものや 日高宛)

■初夏のカキシブ隊
・日時
①平成27年5月16日(土) 9:00〜日没まで
②平成27年5月17日(日) 9:00〜日没まで
③平成27年5月24日(日) 9:00〜日没まで
・場所…厚木市飯山
・集合…9:00現地集合(詳細は別途ご案内します。)
・人数…10名程度まで

【連絡事項】
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
(カキシブ隊では、衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
・雨天中止の場合、当日7時までに作業実施を決定のうえ連絡申し上げます。
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、改めて個別にさせていただきます。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

ただ一人

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

群馬藤岡の五十嵐さんが、
屋根に載せる瓦を運びに
現場にやって来ました。

ただ一人瓦を成型し、

ただ一人達磨窯で瓦を焼き、

ただ一人瓦を運ぶ五十嵐さんは、

達磨窯で瓦を焼く
日本でただ一人の人(推定)と
なってしまいました。

ただ一つしかない不揃いの瓦たちが
面になった時に醸し出す美しさは
達磨窯で焼く瓦だからこそ。

そしてその美しさは、
別れ際にしてくださる
五十嵐さんの丁寧なお時儀が
そうさせているんだな、
と思います。

絶滅危惧種の達磨窯。

しかし心がなければ
達磨窯で瓦は焼けない。

達磨窯の復興を
願うばかりです。

2015年5月8日

時空をつなぐ竜

カテゴリー: 鎌倉長谷ゆ邸


鎌倉長谷ゆ邸にて。

新たに天井が張られ、

空間を支える
竜のような梁が
新旧の天を橋渡しするような、

もしくは
壁の向こうへと
吸い込まれるような
感じになりました。

2015年5月6日

藤沢ひ邸の竹小舞かき隊(4回目)

カテゴリー: 藤沢ひ邸


今日は大型連休の最終日。

今日もたくさんの人たちが
手伝いに来てくれました。

休みの日に
作業のお手伝いという
選択をしてくださり、
本当にありがとうございます。

とくに今日は、
大人の数と同じくらいの人数の
子どもたちがいて
賑やかでした。

最初は現場の中で
遊んでいましたが、

そのうち竹で刀を作ったり、
弓を作ったりして、

お隣の現在空地になっている場所で
子どもたち同士で遊び始めました。

こうした子どもたちの歓声や泣き声をBGMに
大人たちはたまに面倒を見つつ、
手を動かし続けました。

子どもたちは、
実際に作業せずとも
大人たちが楽しそうにかつ真剣に
作業している背中を見て
何かを感じるものがあっただろうし、

大人たちも、
ハラハラしつつも
子どもたちの声で
元気が出ただろうし、

なんかいいなあ、こういう情景。

そんなこんなで
今日も仕事が進み、

早くも1階で作業可能な壁を全て
終わらせることができました。

あとはぼちぼち
平日に仕事を進めることになりそうですが、

ここまで来れば
目処が立ちそうです。