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2015年11月26日

今日はにわか薪屋

カテゴリー: 今日のできごと


今日は「薪屋」。

現場で出た木っ端を
鎌倉周辺で
薪ストーブをお持ちの建主さんたちに
配って回りました。

本来おカネを出して
処分するものなのかもしれませんが、

これのおかげで
建主さんたちと
会話する機会につながり、

またこれが
お礼のミカンやリンゴなどに
取って代わります。
(ごちそうさまです!)

どんなに小さく切り刻んでも
どこまでも使える
本物の木の面白さです。

ところで今日の薪屋は、
夕方以降始動しました。

日が暮れた後の
それぞれの家の
あたたかな夜景を見るのが
大好きです。

2015年11月25日

改修の仕事は未来を見れる

カテゴリー: 鎌倉稲村お邸


鎌倉稲村お邸にて。

解体工事が終わり、
昨日から現場には
大工が乗り込み、
諸々の木工事の
準備を始めています。

この家は築30年以上
経っていますが、

これまでの改修の仕事の経験上、
こういう家はよく水廻り、

とくに浴室周辺の
傷みが激しかったり
するものですが、

フタを空けてみれば、
ほぼ無傷の状態。

浴室のために背を高くした
コンクリートの基礎のおかげだと思います。

浴室を造作で作る場合、
やはり高基礎を作ったほうがよいという
証明になりました。

改修の仕事は、
未来の私たちの姿を
垣間見ることができるので、
勉強になることが多いです。

2015年11月24日

自転車で回る芸術のある暮らし

カテゴリー: 今日のできごと

今日は自転車で
鎌倉の現場廻り。

その道すがら、
二つの展示会に立ち寄りました。

一つ目うかがったのは、
下馬のTUGUMIで行われている
たなか 牧子さんの
出版記念の展示会。

本を拝見しましたが、
読み応えがあるだけではなく、
目で見てもたいへん楽しい本です。

二、三年ほど前に牧子さんから
染めの見本を見せてもらった時、

これは本にしたら
植物の見方が重層的になるし
絶対にオモシロイ!
と直感的に思いましたが

、期待を遥かに上回る本でした。

ひとえに牧子さん
の素材と文章の魅力、
そして寺島 純子さんの
まとめる力の賜物です。

またこのご縁の出発点が
山根湯ってのもオモシロイ。

次にうかがったのは、
長谷のGREENROOM GALLERYで行われている、
自分のいとこの彫金作家かとう まほさんの展示会。

久しぶりに彼女の作品を見ましたが、
ますます充実してそうで何よりです。
血のつながりのある者の活躍は、
ホンマにうれしい!!

何の因果か

カテゴリー: 鎌倉台て邸


昨日まで高知で行われた木の家ネットの総会で
牧野植物園と牧野富太郎記念館を見学しましたが、

孤を描いた空間が
自ずと先に足を運びたい
気持ちを高め、

またダイナミックなのに
その曲線のおかげか
環境に溶け込む感じがして、
さすが見事な空間でした。

そしてその翌日、
何の因果か
その設計者のご自宅の真横で
古民家改修工事が
本格的に始まりました。

ご本人がいらっしゃれば
「行ってきましたよー」と
声を掛けたかったです(笑)。

工事はまず
解体工事から。

今週末にはこの家の半分近くが
骨だけの状態になる予定です。

2015年11月23日

仲間と高知へ

カテゴリー: 今日のできごと


この三連休は、
職人がつくる木の家ネット
総会参加のため、
高知へ行ってまいりました。

同志との再会や新たな出会いの場として、

また各地の素敵な建物や取り組みを見て
いつも刺激を受けるので、
毎年楽しみにしていますが、

今回も地元幹事さんのご尽力で
存分に楽しませていただきました。

しかも高知は、
料理と酒がおいしい!!

気候と同じ、
人もあたたかい!!

また高知は、
とくに左官技術が卓越していて
海鼠壁や水切瓦の家々を
そこらじゅうで見ることができ、
まちなみもたいへん興味深い地域でした。

そうしたまちやいえを
伝統的な技術を持ち合わせた
職人たちと見学するのは
本当に勉強になるし楽しいです。

またこの総会がスバラシイ!と思うのは、
延べ90名近くいたのかな、
全国各地から
とにかくたくさんの方が
参加されていました。

なお今回は、
きらくなたてものやの仲間の中で
最近木の家ネットの会員になった
水道屋とタイル屋も
一緒に行きました。

仲間とは
夜顔を合わせて
酒を飲んだりすることはありますが、

三日間行動を共にするというのは
初めてのことだったので、
いろいろな話をすることができたし、
改めて仲を深めることができました。

とても楽しかったので、
他の職種のきらくなたてものやの仲間たちも
徐々に木の家ネットに引き入れることを
画策していきたいと思います。

2015年11月17日

手のひらで愛を語る

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

ずっと紹介しそびれてしまいましたが、

先日2階妻面の壁に、
家族全員の手形を押した
一期一会、唯一無二の壁が
できあがりました。

壁に手のひらを押し当てた瞬間が、
未来永劫家に刻まれ、

言葉よりも饒舌に
いつまでもこの家の物語を
語ってくれることと思います。

そしてこの家は
この手当てのおかげで
ずっとずっと愛され続けて
長生きしてくれそうな
気がします。

2015年11月16日

晩秋の晴れわたる空の日に

カテゴリー: 鎌倉稲村お邸


晩秋の晴れわたる空の日、

今日から
鎌倉の稲村ガ崎の丘の上にて、
改修工事が始まりました。

今回は海辺のまちに似合う
豊かな中庭のある
‘オシャレ’な家とのご縁です。

数ヵ月の間に
更に心地よい空間に
仕立てていこうと思います。

二つのエネルギーカフェのご案内

カテゴリー: エネルギーカフェ


昨夕は、
友人であり、
きらくなたてものやの
建主さんでもある二人の
結婚の儀式が
鶴岡八幡宮の舞殿で
執り行われるというので、
見学しに行ってまいりました。

その日は午前中まで雨。
午後は曇りの予報だったと思うのですが、
なんと夕陽の美しい夕方、

しかも雨のおかげで
大気の塵を洗い流し、
実に清々しいお天気の下で
荘厳な儀式が行われ、

雨が降るから、
空気が澄むんだ、
ということを
実感しました。

さて今回のご案内は、
まずは二つのエネルギーカフェ。

一つ目は、
季節ごとに茅ヶ崎で行う
茅ヶ崎エネルギーカフェです。

今回も目の前で採れる季節の野菜で、
ソーラークッカーや
ロケットストーブなど
自然の恵みのエネルギーを駆使して
精進料理を作ります。

二つ目は、
その翌日に鎌倉で行う
鎌倉エネルギーカフェです。

今回のテーマは、
「火のある暮らし〜薪ストーブと石窯の話〜」。

鎌倉で薪ストーブを販売する
ノーザンライトストーブの鈴木重則さんと

鎌倉の稲村ガ崎で
小さな単位で自給を楽しむ場作りを始めた
みんなの稲村プロジェクトの鎌田宗博さんをお招きし、

私たち人間にとって最も古く
最もなじみの深いエネルギー、
‘火’について学ぶ予定です。

どちらも大勢で楽しく
エネルギーについて学びたいと思いますので、
ぜひ皆さまお越しください。

なおお越しいただける方は、
お手数ですがお名前、人数をお書き添えのうえ、
私宛にご連絡をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■2015年秋の茅ヶ崎エネルギーカフェ
日時:2015年11月28日(土)10〜14時
場所:リベンデル(茅ヶ崎市矢畑183)
会費:1,500円(資料費、飲食費込)
(RIVENDEL会員1,000円)
定員:20名(先着順)
雨天中止(当日7時までに判断のうえ連絡いたします。)

■2015年第4回鎌倉エネルギーカフェ
火のある暮らし〜薪ストーブと石窯の話〜
講師:鈴木重則(ノーザンライトストーブ)
   鎌田宗博(みんなの稲村プロジェクト)
日時:2015年11月29日(土)15〜18時
場所:カジュアートスペース(鎌倉市二階堂57-1)
会費:1,000円
定員:20名(先着順)

■お問い合わせ・お申し込み
きらくなたてものや 日高
E-mail tamotsu.hidaka@kirakunat.com
TEL 080-5467-8701

床の格子が光を造形する

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

ここでもロフトの光る床。

夏の暑い日、
暑い空気を上に逃がす装置として
始めたロフトの格子床は、

上に下に漏れる光を
美しく造形するという
役目も果たしています。

二組の寿を祝う

カテゴリー: 今日のできごと


昨日は山根湯で
二組の寿のお祝い。

そこでここは鎌倉なので、
鎌倉彫の品をお贈りしました。

一つは仲間の大工宛に、
お送り先の名前にちなんで
赤く塗られたお椀と、
黒褐色のお揃いのお椀。

もう一つは友人でもあり、
また先日手がけた
古民家改修現場の建主さん宛に、
宇宙の絵のような
同心円状の木目のタモのお皿。

彼女の家で
円を抜いた土の壁を作ったことが
思い出深いこともあり、
何となく縁を感じて
一目でこれと決めました。

しかしこちらは、
写真撮るの忘れた…

とにもかくにも、
おめでとうございます。

そしてこうして
おいしい食べ物を持ち寄りながら、

歴代の建主さん、
これからの建主さん、
鎌倉の友人たち、
仲間の職人たちが
いろいろと入り混じる場の中で
めでたいお祝いをできることが
うれしいです。