神田の‘きらくな’外観
神田え邸にて。
外壁の板張りが
ほぼ完了し、
大都会東京のど真ん中でも、
‘きらくな’外観(笑)が
現れました。
今朝は大仏の近くで仕事。
少し待ち時間があったので、
ハイキングコースの階段を昇り、
大仏切通しを歩いてみました。
最近は平らなグランドを走るばっかりで、
こうした山道を歩くのは久しぶりでしたが、
なかなかいい負荷の運動でした。
また数百年の間、
ここでたくさんの人が
行き来したのかと、
思いを馳せながら、
緑に覆われ、
蝉の鳴き声ばかりで
人は誰もいない
土の道を歩くのは、
とても気持ちよかったです。
鎌倉の夏は、
海、という印象がありますが、
山もなかなか。
いや一日で
海、山、両方楽しもうと思ったら、
楽しむことができるのが
鎌倉の楽しいところの
一つだと思いました。
とはいえ最近、
海も泳ぎに行ってないな(笑)。
内装が自然素材で作られている
某集合住宅の室内で、
硝子の間仕切り壁を作りました。
透明硝子と
タペストリ調硝子を
組み合わせたら、
なんだか懐かしい
感じになりました。
懐かしいと感じるのは
何となくなのですが、
何でなのか考えてみたところ、
昔の駅舎の窓口を
思い起こすからでしょうか。
ところで取り付けた建具は、
十年来使っていなかった建具の再生です。
その建具の鏡板に鏡を貼り付けて、
奥行の深さを感じる場所となりました。
横浜す邸にて。
今日は夕方から、
五十嵐さんが達磨窯で焼いた
瓦の屋根に昇って、
井戸水を散水する装置を
取り付けました。
少し前の改修工事で、
屋根の素材はカラーベストだったのですが、
散水装置を取り付けたところ、
夏場とても効果があったとのことで、
だとすれば水を吸う
五十嵐さんの燻し瓦だったらなおのこと
気化熱による冷却効果は
あるだろうという話を
何かの折にしたことを
横浜す邸の建主さんが
覚えてくださっていて、
それで今回本格的に
取り付けることにしました。
どのように散水用ホースを付けようか
屋根屋さんと相談しながら考えてみたのですが、
棟に載せる瓦は、
銅線で括り付けるので、
それを使って
簡易的に取り付ければいいのではないか
と思ってやってみたところ、
うまく行きました。
せっかく取り付けたので、
てっぺんに取り付けたために
それほど目立たないこともあり、
一年中このままでも
いいかもしれませんが、
簡易的に取り付けられるということは、
簡易的に取り外すこともできます。
またこの装置に使う水は、井戸水。
揚水するための動力は必要ですが、
「あるもの使った省エネクーラー」として
この夏活躍してくれそうです。
昨日の選挙の結果が
明らかになりました。
今回も自分が投票した候補者は
落選してしまいました。
しかし今取り組んでいる伝統工法の仕事も含めて
「少数派」にいることに慣れてしまっているのか(笑)、
悔しいのはその日までで、
一晩寝ればこれまでどおり
制度や仕組みに翻弄されることなく、
地域の愛すべき仲間たちとともに、
おいしい、楽しい、安全な暮らしを
作っていくのみです。
「少数派」と言えば、
私は子どもの頃から、
神奈川県に住んでいながら
野球は広島カープファンでした。
もちろん小学生の頃、
クラスに‘同志’はいませんでした。
しかし広島県出身だった
父の影響もあったとはいえ、
子ども心に、
たいして資金力のない一地方球団が、
地道に選手を育て、
信念を持って「金持ちの巨大戦艦」に挑む姿が
とてもかっこよく映りました。
今でもその球団の色は変わりません。
これまではしばらくの間低迷していましたが、
今年はまさかの快進撃。
信じて応援し続ければ、
こういうことがあると
喜びもひとしおです。
この日を夢見る
幸せをかみしめながら、
共感できる人たちを
応援し続けていきたいと思います。
神田え邸にて。
現場の屋上に昇ると、
何だかいつもより見通しがきくな、
と思っていたら、
目の前のビルの解体が
すっかり進んでおりました。
おかげで
一時的にではありますが、
光と風の入る場所となりました。
やっぱり気持ちいいい。
しばらくこのままに
しておいてほしいです(笑)。
今日は茅ヶ崎エネルギーカフェ。
太陽熱と薪を使い、
夏野菜を精進料理にして、
今日もおいしい楽しい一日でした。
とくに茄子の魔法のようなゼリーは
ビックリしました。
なお、
今日から茅ヶ崎エネルギーカフェは、
RIVENDEL熊澤さんと真剣な協議の末、
「茅ヶ崎おきらく食堂」に
改名することにいたしました。
やることは同じですので
引き続きよろしくお願いいたします。
次回は11/26(土)の予定です。
西川さんのソーラークッキングに
興味津々の参加者。
しかし今日は、
貼れてよかった!
ロケットストーブで、
トマトのスープを製作中。
ロケットストーブで焼いた
マーラーカオ。
今回もロケットストーブが
大活躍でした。
今日のお品書きが
一つのお皿に大集合。
いただきまーす!
鎌倉台て邸にて。
この家の最大の課題は、
家の中に如何に光と風を入れるか、でした。
いつも光と風は、
意識して設計していますが、
とくにこの家は、
改修する前までは
増築した小屋が
影になっていたこともあり、
また目の前の土手が
竹でぼうぼうに覆われていたこともあり、
家の中の1階は、
昼間でも照明がないと、
ちょっとつらい状態でした。
増築した小屋を撤去し、
建主さんが自らの手で
土手の竹を伐ったかいあって、
だいぶ光の環境は改善しましたが、
それでも家の奥まで
光と風を入れようと、
9尺の間の玄関に、
光の入る格子の開き戸と、
防犯しながら夜風を通せる
きらくな網戸を添えた
一本引き戸を仕込みました。
その結果、
二つの異なる格子が
きょうだいのように
隣り合わせとなり、
玄関が表情豊かな
印象となりました。
家の中の灯が漏れる夜景も、
いい感じです。
鎌倉台て邸にて。
キッチンの全貌が
最後の最後で明らかになりました。
この家のキッチンは、
幅が9尺しかない、
限られた場所に作る必要があり、
しかもそこから
家全体を見渡せるようにしたかったので、
シンクとコンロの部分を
平行して分ける、
いわゆる2WAYのキッチンとしました。
そうすると、
食器などを置ける場所が
キッチン内に取れなくなるので、
シンクの上に食器を置ける
吊戸棚を取り付けました。
なおこの吊り戸棚は、
押して開く仕組みなので、
大きな地震の時も
安心です。
それにしてもやはり、
木の箱のキッチンはいいなあ。
ずっとここに
立っていたくなります。