誰も湯に入らない「湯」の集い
今日は久しぶりに、
「湯」の集い。
何人いたか分かりませんが、
鎌倉できらくなたてものやが手掛けた仕事の
住人たちを中心とした人たちと
きらくなたてものやの
仲間の職人たちが
四年以上前に改修した
鎌倉の古民家に集合して、
おいしい楽しい時間を
過ごしました。
最初は泊まり込みで
ここから近い「食堂ぺいす」を作る職人たちのために
「お風呂入っていきなよ」と始まった「湯」ですが、
それから数年後には
まるでずっと旅していたきょうだいたちが
久しぶりに一つ屋根の下に集まるような
大家族のような楽しい場になり、
今となっては
酒と話が楽しくて、
誰も風呂に入ろうとしない
「湯屋」でございます(笑)。
いずれにしても
形のあるものづくりは
それそのものが
楽しいだけではなく、
その物語を共有することによって
人と人とをつなげてくれる力を
持っているということ、
そしてそこから楽しみ合い、
助け合う関係が生まれるということを
改めて思いました。
間もなくこの「湯」に
家族が一人増えるため、
次に大々的な「湯」を開くのは
しばらく先になりそうですが、
また別の場で「湯」が
開かれるのではないかと思います。
最近人を引き寄せる
「木のお風呂」率が高いですし(笑)、
「湯」の場の拡散も楽しみです。