子ども机にヒノキは合う
鎌倉よ邸にて。
本棚を改造した机が
できあがりました。
元々は茶色のペンキが塗ってあった、
重厚感のある本棚でしたが、
2/3がヒノキの板に包まれて、
子ども部屋らしい、
明るい印象の机になりました。
色合いもさることながら、
使い込むほど味が出るし、
適度に硬い木なので字を書きやすく、
子どもの机向きだと思います。
しかも神奈川県産というおまけつき。
今度机の板のふるさとを訪ねてみてください。
改造後。
改造前。
鎌倉よ邸にて。
本棚を改造した机が
できあがりました。
元々は茶色のペンキが塗ってあった、
重厚感のある本棚でしたが、
2/3がヒノキの板に包まれて、
子ども部屋らしい、
明るい印象の机になりました。
色合いもさることながら、
使い込むほど味が出るし、
適度に硬い木なので字を書きやすく、
子どもの机向きだと思います。
しかも神奈川県産というおまけつき。
今度机の板のふるさとを訪ねてみてください。
改造後。
改造前。
今日から七里ガ浜で
本格的に改修工事が始まりました。
居間の床壁天井、
全て取り払っての改修工事ですが、
お住まいになりながら
工事を進めるので、
居間を経由しなければ
たどり着かない洗面所とお風呂まで
仮の通路を作りました。
足場板とブルーシートに包まれた幅約尺6寸の
現場感満載(笑)の通路ですが、
なんだか水族館を連想させるような感じで
なかなかよいのです。
今日は鎌倉某所の作業場の中で
泥をこねました。
ゆくゆくは
子どもたちが集まる場所となるため、
いつにもましてたくさんの
子どもたちが
入れ代わり立ち代わりここに来ては
泥の箱の中に入りました。
今までの傾向として、
小学生までの子たちは
泥の箱の中を怖がって
あんまり入りたがらないのですが、
とくに幼稚園児くらいの子たちが
足元から頭のてっぺんまで
泥んこになりながらはしゃいでいたのが
印象的でした。
それにしても
こういうたてものの作り方は、
節目節目がおまつりのようで、
しかも用途が用途だけに
文字どおりまちじゅうの人たちが
大人も子どもも集まって、
しかもこの場所に関わる人たちだけではなく、
近所に住む過去のきらくな建主さんや、
昔からのお友だちなども集まって、
本当に楽しいひとときでした。
確かに
環境に負荷が少ないとか、
地産地消とか、
伝統技術の継承とか、
そんなお題目も大事かもしれませんが、
自分はこうして身近な場所で
ご縁がつながって、
みんなの手で何かを
作っていきたいんだなあ、
楽しい楽しいおまつりを
作っていきたいんだなあと、
思いました。
自分はまさにこういうかたちで
ものを作っていきたい、
それを体現した日でした。
女子大生が現れたとたん、
うれしそうにはしゃぐ小学生の少年たち。
君たち、本当に分かりやすいです(笑)。
でも分かります(笑)。
今週から鎌倉某所で
仲間の大工の藤間さんが
改修工事に先立って
解体に取り掛かりました。
ていねいな仕事を是とする
きらくなたてものやの大工の中でも、
とりわけていねいで有名な藤間さん。
今朝現場に着いて、
驚きました。
解体で出た
処分すべき廃材が
まるで芸術のように
整然と並んでいて、
なんだか処分するのが
はばかられるほどでした。
薪となりそうな材も、
ほぼ同じ長さに切り揃えて、
美しくまとめられていました。
だいぶ前、とある仲間の職人が
「藤間さんの現場はとくに身が引き締まる」
と言っておりましたが、
まさにそのとおりで、
この様子を見たら、
パスを受けた職人たちは
自分もちゃんとせなあかん、
自分もより美しく仕事しようと、
背すじが伸びざるを得ません。
藤間さんの現場は
正直時間がかかる傾向にありますが、
こうした意識の連鎖で、
図面で意図していること以上の
美しい現場、美しいたてものに
仕立てられていき、
人々の心を
つかんでいくのです。
神田え邸にて。
今週初めのことですが、
南側に掛けていた足場が払われ、
だいぶすっきりしたおかげで、
大都会トーキョーの夜に
きらくな網戸のよこしま(笑)な影が
映えていました。
それにしても東京の夜空は、
ぼんやりと明るいです。
神田え邸にて。
現在タイル屋の小澤さんが
連日現場に詰めています。
土間の下地をこしらえた後は、
ずっとお風呂に座り込んで、
タイルを貼る作業を進めています。
いつもだいたい
夜遅くまでキリのいいところまで
仕事をしていくのですが、
今日も遅くまで
いる様子でした。
それなのに、
これまで体調を崩したという話は
あまり聞いたことがありません。
極限まで自分を律する精神が
貼り上がるタイルに
反映されているのだと思います。
鎌倉よ邸にて。
今日は外部の建具が入りました。
小屋の両脇には、
引き込みのガラス戸と、
いつもの「きらくな網戸」。
夕暮れが早く、
夜景を拝むことができましたが、
格子から漏れる影が
とても美しかったです。
そしてたてものの正面には、
横に細長い引き違い窓。
ここから空や庭を眺めるので、
建具の存在感を小さくするために
框の見付幅を極限まで細くしようと、
建具屋さんに挑んでいただきました。
子どもたちの夏休みが終わって
なんだか雨が続くな、
と思っていましたが、
9月に入って雨の降らない日は
ほんの数日だったそうです。
ひょっとすると梅雨時よりも
雨の降る日が多いかもしれません。
夏の熱を冷ますには
ちょうどよかったかもしれませんが、
代わりに身体の熱を上げ過ぎないように
気をつけなければなりませんね。
さて今回のご案内は、
久しぶりの鎌倉エネルギーカフェのご案内です、
今回の講師は、
鎌倉エネルギーカフェを共に企画し、
会場となる「カジュアートスペース」の主でもある、
たなか牧子さん。
牧子さんは、
日々染織家として活動されておりますが、
芸術家という側面の一方で、
暮らしの基本三要素の一つ、
「衣」を自らの手で
作り続けているということになります。
その延長として、
他の暮らしの分野も
同じように手仕事で作ろうと試み、
その結果として、
エネルギー・パフォーマンスの高い暮らしを
実践されています。
今回はそんな暮らしぶりについてお話をいただき、
皆さんが楽しく省エネな暮らしを実践できる
ヒントになればと思います。
なお牧子さんは、
昨年11月に「鎌倉染色彩時記」という本を
出版されました。
この本は、
この植物を煮出せばこの色が出る、
という内容に留まらず、
植物にまつわる物語も秀逸で、
そのあたりに生えている
草木に対しての見方を
より豊かなものにしてくれ、
近所の里山が
資源の宝庫に感じてしまいます。
こうして何気ない身近な環境に、
実はタカラモノがたくさん潜んでいると
気づかせてくれる視点は、
エネルギーの話に
直結すると考えています。
この本の内容についても、
ぜひ触れていただきたいですね!
それでは皆様、
実は牧子さんの話をじっくり聴く機会は
そうそうありません。
この日大勢で
カジュアートスペースに
集おうではありませんか。
■2016-17第3回鎌倉エネルギーカフェ
「暮らしのエネルギー・パフォーマンスを手仕事でUP!」
講師:たなか 牧子(染織家)
日時:2016年10月09日(日)15~18時
場所:カジュアートスペース(鎌倉市二階堂57-1)
会費:1,000円
定員:20名(先着順)
持物:筆記用具、持ち寄りおやつ(可能な範囲でかまいません。)
【お問い合わせ・お申し込み】
きらくなたてものや 日高
E-mail tamotsu.hidaka@kirakunat.com
TEL 080-5467-8701
・・・・・・・・・・
※今期の鎌倉エネルギーカフェの予定
■第4回:カジュの庭でエネルギーカフェ!
日時:16.11.03(日)10:00~15:00
場所:カジュアートスペース
■第5回:薪ストーブを囲みながら学ぶ、誰でもできる!独立型太陽光発電
日時:16.12.03(土)13:00~17:30
場所:藤沢ひ邸
講師:早川 寿保(独立型太陽光発電 伝道師)
■第6回:エネルギーが編む市民と行政の輪
日時:17.01.29(日)15:00~18:00
場所:カジュアートスペース
講師:澁谷 毅(鎌倉市環境政策課)
■第7回:でんきないとかふぇ~電気がなくても楽しいヨ~
日時:17.02.11(月・祝)15:00~18:00
場所:カジュアートスペース
講師:佐野 武・大野 右子(ステラマリン)