2017年7月5日
今日は小田原でドロコネ隊。
左官、大工の他に、
フリースクールに通う子ども6名+引率の大人1名が
お手伝いに来てくれました。
お天気は、
汗だくになるということも
なかったのですが、
真夏に限りなく近い気温。
どろんこになって
身体を洗うために水を浴びた時は
‘ちょ~きもちいい!’
お天気でした。
どろをこねるのに
初夏がいちばんいい季節かもしれませんね。
作業内容は、
いつものとおり、
粘土に水を入れて
ドロドロにしたところに、
細かく切った藁を入れて
混ぜるだけ。
実に単純でたいへんな作業ですが、
泥のプールに入ってはきゃー、
切り藁を振りまいてはきゃー、
こうしてにぎやかな子どもたちと行うと
楽しい作業に生まれ変わりました。
ところで今回使った粘土は、
建主さんが昔、
田んぼとして使っていた
すぐ近くの場所から
持ってきました。
‘そのへんにあるもの’で作れるというのが
この工法の実におもしろいところだと思います。
これから作るたてものも、
ある意味では‘そのへんにあるもの’に
手を加えるための場所になる予定です。
手間と愛情で
‘そのへんにあるもの’が
どのように生まれ変わるか、
今からとても楽しみです。
まずは藁を細かく切る作業。
並行して、
土の中から根っこや石などを
取り除く作業。
目につく根っこなどを除去した後は、
土をほぐす作業。
ここ農家さんで
トラクターをお持ちなのでフル活用。
やっぱ機械っていいなあー(笑)。
その後何度となく、
根っこを取る、ほぐす、を
繰り返しました。
根っこが目立たなくなったら
水を入れてドロドロに。
こちらもユンボで混ぜ、
そのあとはみんなの足で混ぜ、
の繰り返し。
最初はなかなか混ざりませんが、
時間が経つとペースト状になってきます。
そのあと
これでもかというくらい切り藁を投入して、
よくかき混ぜました。
!
お昼ごはんを食べて
藁の周りで昼寝をしていたら、
こどもたちが寄ってきて
藁でくるんでくれました。
おちおち昼寝も
できません(笑)。
子どもたちを泥まみれにしてやろうと、
久しぶりに、率先して泥にダイブ。
何人か後に続いていました。
空を飛ぶって
気持ちがいいです(笑)。
皆さんのおかげで楽しかったです。
ありがとうございました